さまざまな脚本家が名作を生み出してきたNHK連続テレビ小説、通称『朝ドラ』。

2027年度前期の連続テレビ小説『巡(まわ)るスワン』では、お笑いタレントのバカリズムさんが脚本を担当することが発表されて大きな話題となりました。

2027年度前期『朝ドラ』ヒロイン&脚本が決定! 「再来年が待ち遠しい」「見るしかない!」

そこでgrapeでは、40~60代の男女300人にアンケートを実施し、『朝ドラ』の脚本を書いてほしい脚本家について調査しました。

人気脚本家の中から、期待の声が多く集まったのは誰なのでしょうか。

第3位 野島伸司

第3位に選ばれたのは、ドラマ・映画・アニメなど幅広いジャンルの脚本を手掛ける野島伸司さん。

野島さんは、テレビドラマ『君が嘘をついた』(フジテレビ系)で連続ドラマの脚本家デビューをしました。

その後、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)など数々のトレンディドラマを手がけた人気脚本家。

また、企画・原案を担当したテレビドラマ『家なき子』(日本テレビ系)は、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録しました。

社会問題に切り込んだ作品でも注目を集めてきた、野島さん。

『朝ドラ』の脚本を書いてほしいと期待を寄せる人も多いようです。

・『家なき子』の「同情するなら金をくれ!」のセリフは、大流行しましたね!

・衝撃的な作品も多くて心に刺さります。

・大河ドラマや『朝ドラ』の脚本も担当してほしいです!

第2位 倉本聰

第2位には、脚本家・劇作家・演出家として活躍する倉本聰さんが選ばれました。

倉本さんはラジオ局『ニッポン放送』でディレクター・プロデューサーを務めていた時代に、脚本家としてもデビュー。

NHKでは大河ドラマ『勝海舟』の脚本などを手がけました。

1981年に北海道・富良野市を舞台にしたテレビドラマ『北の国から』(フジテレビ系)が大ヒット。

その後、テレビドラマ『優しい時間』(フジテレビ系)、『風のガーデン』(フジテレビ系)と富良野の地に生きる人々を描いた作品を続々と生み出し、『富良野三部作』と呼ばれています。

心温まる人間ドラマを書いてきた倉本さんの作風は、『朝ドラ』にもぴったりかもしれませんね。

・『北の国から』はドラマの中でも最高傑作だと思います。

・心に残る言葉が多くて感動します!

・『北の国から』で富良野は人気観光地になりましたね。

第1位 三谷幸喜

多くの人気脚本家を抑えて第1位に輝いたのは、三谷幸喜さんでした!

三谷さんはテレビドラマや映画などの脚本・監督業のみならず、自身で劇団を主宰し劇作家・演出家としても活動するなどマルチな活躍を見せています。

コメディタッチの作品が多い三谷さんですが、テレビドラマ『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)のようなミステリーも手がけ、幅広いジャンルで名作を世に送り出し続けている脚本家。

NHKでも『新選組!』『真田丸』『鎌倉殿の13人』と大河ドラマを3作手がけ、どの作品も話題となりました。

意外にも『朝ドラ』の脚本を担当したことはない三谷さん。いつかは書いてほしいと思う人が多いのも納得の人気を誇っています。

・三谷さんの脚本は、群像劇が面白いですよね。

・大河ドラマが3作とも好きだったので、『朝ドラ』も見てみたい!

・登場人物がみんな魅力的だと思います!

ちなみに、三谷さんは以前、情報番組『あさイチ』(NHK)に出演した際に「僕、絶対に『朝ドラ』の脚本は無理だと思うんですよ」と発言をしていました。

その理由を「毎回15分で盛り上げなきゃといけない」と明かし、さらに左上に出る時刻表示に「あんな、時間が出るドラマはない」と『朝ドラ』ならではの放送形式が引っ掛かっているようです。

もし、三谷さんが『朝ドラ』の脚本を担当することとなったら、時刻表示が消える事態になるかもしれませんね!

1~10位までの結果は以下の通りです。

【朝ドラの脚本を書いてほしい脚本家は?】1位は人気大河ドラマも手がけるあの人!
『朝ドラの脚本を書いてほしい脚本家』ランキングの画像

1位 三谷幸喜 120票
2位 倉本聰 68票
3位 野島伸司 54票
4位 野木亜紀子 23票
5位 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 11票
6位 坂元裕二 10票
7位 古沢良太 9票
7位 生方美久 9票
9位 江頭美智留 7票
10位 吉田玲子 6票

調査機関:自社調べ/調査方法:アンケートサイト『Freeasy』を利用

テレビドラマや映画、舞台などさまざまな分野で活躍する脚本家の名前が並ぶランキングとなりました。

この中から『朝ドラ』の歴史の新たな1ページを飾る脚本家が現れるかもしれませんね。

[文・構成/grape編集部]

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