主演・升毅とゲスト出演の鈴木砂羽が久しぶりの共演ながらも息ピッタリの掛け合いを見せる

升毅が伝説の旧車ディーラーにふんして全国各地を回り、国産旧車とその土地の地元グルメを堪能する、チャンネルNECOのオリジナル連続ドラマ「旧車探して、地元めし」。旧車、地元めしに加えて、美女との交流も見どころの本作の第11話(5月18日(土)放送)に、マドンナ役として鈴木砂羽がゲスト出演する。

群馬県を舞台に、クラシックカー好きが集う実在のイベント「ダムサンデークラシック」や、地元で愛される「おっきりこみうどん」をドラマに取り込んでいる。

今回、撮影を終えた升毅、鈴木砂羽の2人にインタビューを行い、共演の感想や撮影での印象的なエピソードなどを聞いた。

――お2人は旧知の仲ということですが、久々のご共演ですか?

升毅「いろんなところですれ違ってはいるんですけれどね、しっかりと共演したのは『婚活刑事』(2015年、日本テレビ系)以来かな。当時のメンバーのグループLINEがあって、たまにそこで交流していたので、長く会っていないという感じがしなかったです。今回は砂羽さんのお名前を聞いた時からずっとワクワクしていました」

鈴木砂羽「本当ですか?『美女』役、大丈夫?と思わなかったですか?」

「全然! また一緒にできるんだって喜びの方が大きくて。台本に目を通して『なるほど、こういう関係ね』ってワクワクが積み重なっていきましたよ」

升毅がドラマ「旧車探して、地元めし」で運転の腕前を披露! 共演の鈴木砂羽が「急勾配の坂でもカーブでもすごくスムーズでお上手」と太鼓判
マドンナ役として鈴木砂羽が出演。升毅ふんする旧車ディーラーを振り回す
マドンナ役として鈴木砂羽が出演。
升毅ふんする旧車ディーラーを振り回す

(C)日活・チャンネルNECO

――今回、鈴木さんは、升さんが演じる伝説の旧車ディーラー・鈴木宗一郎の前に現れる謎の美女役ですね。例によって宗一郎がほのかに好意を感じるが...という展開になりますが、演じられていかがでしたか?

鈴木「『美女』役は、男性側から見ると期待をさせる、ちょっと含みがあるような役なのですが、実はこういう役は私、あまり演じたことがないんです。ストレートにバンバン物を言う役が多くて。だからその辺りを、楽しんで演じました」

――クラシックカーに、美女に、旅に、さらにご当地グルメと、欲張りなテーマのドラマですが、初参加のご感想は?

鈴木「男性が大好きなものばかりがパッケージされている番組ですよね。言い切ってしまうと、ちょっとファンタジー。でもそういうのって、演じる側からすると、すごくやりがいがあるんです。

普段私の周りに旧車はないし、私はマドンナではないんですが、こんなシチュエーションでこんなふうにときめきの出会いがあるっていうのを、いかにファンタスティックに演じてエンターテインメントとしてお届けするか、その楽しさが私たち役者の方にもあると思いました」

升毅がドラマ「旧車探して、地元めし」で運転の腕前を披露! 共演の鈴木砂羽が「急勾配の坂でもカーブでもすごくスムーズでお上手」と太鼓判

(C)日活・チャンネルNECO

――通常ドラマ撮影ではけん引車を使うことも多いですが、本作では升さんが実際に運転されますね。今回はスバル360で、鈴木さんも同乗されたということですが?

鈴木「升さんはやっぱり運転がお上手なんですよね。急勾配の坂でも、カーブとかでもすごくスムーズで、お好きなんだなぁって感動しました。私じゃきっと路肩に突っ込んで崖に落ちます」

「いや、マニュアル車の感覚って、何年乗ってなくても意外と体が覚えているんです。動かすとすぐ『これだ』って思い出してくるんで、どんなタイプのマニュアル車が来ても、僕は結構対応できるみたいです」

――お2人は、ご自身で車へのこだわりは何かありますか? 旧車はお好きでしょうか?

「普段使いには、楽な車を選んでしまいますね。この作品に関わるようになってから、もちろん旧車に興味も湧いてはきたのですが、今使っている車を乗り換えるつもりがないので、それを長く使おうと思っています」

鈴木「私は母がマニュアル車に乗っていて、交差点の真ん中で止まられた経験から、自分が乗るのはもっぱら楽で安全装置の付いたオートマチック車です。

でも旧車も、乗らないけど見るのは楽しいなと思いますよ。男性が喜んで運転しているのを見るのも好きです。ボタンひとつのデザインをとってもディテールが楽しくて、とても味わい深いんですよね」

「古くて希少な物は部品がなかったりするけど、マニアはその部品を作っちゃう、という世界なのでね、素人が手を出すのはなかなか勇気が要りますよね。でもこの作品では、メンテナンス済みの動く旧車を運転できる。こんなに楽しいことはない!ですよ」

――撮影で、みどり市に旧車マニアが集うイベント「ダムサンデークラシック」にも参加されましたね。

「お芝居にも参加してくださった、日産チェリーひと筋のオーナーさんは、38年乗り続けてきたとは思えない、ほぼ新車みたいにピッカピカな状態で乗って来ていて、どれだけ愛しているのかが本当に伝わってきましたね」

鈴木「次から次へと目をむくような高級車が入ってきたので圧倒されました。

3億円のランボルギーニとか、写真撮りまくりました(笑)。劇中に出る車も、8,000万円は下らないと言われて、指紋を付けるのもはばかられましたね。歩いていると『一緒に写真撮ってください』ってお声をかけていただけるんですが、車の方がピッカピカなので、なんかモジモジしてしまいました」

「今回はジャガーとセリカに乗せていただいたのが感激ひとしおでしたね。セリカは、今後買う可能性もゼロではないけど、ジャガーに関しては価格的にまずないので(笑)。でも乗ってみたら運転しやすいし安定感があって、さすがにすごいと感動しました」

升毅がドラマ「旧車探して、地元めし」で運転の腕前を披露! 共演の鈴木砂羽が「急勾配の坂でもカーブでもすごくスムーズでお上手」と太鼓判

(C)日活・チャンネルNECO

――群馬県のご当地グルメはいかがでしたか? みどり市の「丸美屋自販コーナー」、また「おっきりこみうどん」も登場しますね。

「僕は自販機でおそばを食べました。

他にもラーメンや、トースト、ハンバーガーなどいっぱい自販機が並んでいて人気のようで、ひっきりなしに人が来ていましたね」

鈴木「私も撮影の合間に同じおそばをいただきました。えび天が乗っていると『当たり』らしいんですが、『ハズレ』のかき揚げで(笑)。他の自販機も唐揚げラーメンとか、ホットサンドとか、いろいろ試したかったですね」

「『おっきりこみうどん』は、僕が食べたものは幅広のモッチモチ麺で、バターでお野菜を炒め、しょうゆ系の優しいおだしでとってもおいしかったです。聞いたら、お店によってうどんの幅や厚さも異なるようで、味付けも皆さんそれぞれ工夫されているとのことなので、他のいろいろなものも食べたくなりましたね」

升毅がドラマ「旧車探して、地元めし」で運転の腕前を披露! 共演の鈴木砂羽が「急勾配の坂でもカーブでもすごくスムーズでお上手」と太鼓判
おっきりこみうどん
おっきりこみうどん

(C)日活・チャンネルNECO

升毅がドラマ「旧車探して、地元めし」で運転の腕前を披露! 共演の鈴木砂羽が「急勾配の坂でもカーブでもすごくスムーズでお上手」と太鼓判
丸美屋自販コーナーのおそば
丸美屋自販コーナーのおそば

(C)日活・チャンネルNECO

取材・文=magbug

放送情報【スカパー!】

旧車探して、地元めし#11
放送日時:5月18日(土)23:25~
チャンネル:映画・チャンネルNECO
※5月25日(土)23:10に#12を放送

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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