2026年3月21日・22日に、VTuberグループ「ぶいすぽっ!」主催のeスポーツイベント「VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE」が東京・有明アリーナにて開催された。競技タイトルは「VALORANT」、「League of Legends(LoL)」、「STREET FIGHTER 6(スト6)」の3種目で、各タイトルの強豪たちをライバルチームとして招き、ぶいすぽっ!選抜チームが彼らに挑戦。
2日間合計でおよそ20時間という大ボリュームの同イベントは、現地での観戦に加えてYouTube・Twitchでの無料放送とSPWNでのPPV配信を実施。YouTubeでは両日ともに最大同時視聴者数が10万人超えを記録するなど大きな盛り上がりを見せた。
■DAY1――苦しさと涙の先に、歓喜の勝ち星!
緒戦となったDAY1のVALORANTは、ぶいすぽっ!チームとして紡木こかげ、花芽なずな、紫宮るな、小森めと、夜乃くろむの5人が出場し、コーチにはcrowとLazが就任。対するライバルチームにはade、らっしゃー、RobiN、MeLton、ありけんという実力者たちが名を連ねた。
試合の序盤は、両チームともに均衡を保ちながらの展開だったが、組織的な戦術で上回るライバルチームが徐々に優勢に。ぶいすぽっ!チームは苦しい展開を強いられ、紫宮るながキルを重ねる見せ場はあったものの、最終的にはライバルチームのスイープを許す結果となった。3試合目には10-13というスコアでぶいすぽっ!チームがライバルチームに肉薄するなど互角に戦った時間帯もあり、観客や視聴者からは「あと一歩」の声も数多く聞こえていた。
続くLoLには橘ひなの、花芽すみれ、猫汰つな、白波らむね、銀城サイネが出場。たぬき忍者、たかやスペシャルがコーチを務めた。対するライバルチームはリーダーのSHAKAを筆頭に、まざー3、ゆふな、Kamito、なぎさっちという顔ぶれだ。
試合が始まると、まずまずの滑り出しを見せたぶいすぽっ!チーム。しかし中盤以降、ライバルチームが鋭い切れ味を見せはじめる。
ここまでVALORANTとLoLで全敗のぶいすぽっ!チーム。DAY1の最終種目・スト6には、如月れん、藍沢エマ、蝶屋はなびの3人が、コーチのKEI.B、ナウマン、あきらとともに登壇。ライバルチームのへしこ、ズズ、ふらんしすこと拳を交えた。今回のルールは、DAY1に3人、DAY2に2人の各チーム5人が出場。BO5(最大5戦の3本先取)で2巡ずつ戦い、2日目終了時点でのセット取得数の多いチームが勝利というものだ。
DAY1の対戦は、藍沢エマ(モダン/ケン)×ズズ(モダン/ブランカ)、蝶屋はなび(モダン/舞)×ふらんしすこ(クラシック/エド)、如月れん(クラシック/JP)×へしこ(クラシック/キャミィ)というカードだ。1巡目は3戦全敗、セット数でも4-9と苦しいスタートを切ったぶいすぽっ!チーム。しかし、2巡目の第1試合、藍沢エマ×ズズの対戦で転機が訪れる。客席からの大声援を背に受けて挑んだ藍沢エマはズズを3-0で撃破し、ぶいすぽっ!チームにとって初の勝ち星を奪取した。続く蝶屋はなびは敗北を喫するも、如月れんがへしこを相手に3-0で完勝。
■DAY2――LoLで奇跡の1勝!宇野昌磨との激闘も
DAY2のVALORANTには、英リサ、一ノ瀬うるは、兎咲ミミ、八雲べに、夢野あかりが出場。ぶいすぽっ!チームのコーチはGONとTORANECOが務め、ライバルチームの善悪菌、SurugaMonkey、ボドカ、SqLA、葉に挑んだ。
ライバルチームが格上ということもあり、スコアでも力量でも差を見せつけられる形でぶいすぽっ!チームは3戦全敗。試合後、リーダーの英リサは悔しさをにじませながらも、練習期間のメンバーの頑張りを思い返しながら「結果も大事だけど、成長した過程も大事にしていきたい」と前向きに語り、会場からは温かい拍手と声援が贈られていた。
DAY2で最大の見せ場となったのがLoLだ。千燈ゆうひ、小雀とと、胡桃のあ、空澄セナ、龍巻ちせの5人が、コーチ陣のしゃるる、yutaponとともに登場。迎え撃つライバルチームはk4sen、ザクレイ、Rainbrain、Zerost、おぼという強力な布陣だ。
1戦目を制したのはライバルチームだったが、続く2戦目でぶいすぽっ!チームが見事な連携で勝利をもぎ取る。リーダー・千燈ゆうひのコールからの逆転劇という見応え十分の一戦で、「VICTORY」の文字が画面に出ると観客席からは大きな歓声が上がり、配信のコメント欄も歓喜の雄叫び一色に染まっていた。最終戦の3戦目を落とし、LoLの総合結果はライバルチームに敗北となったぶいすぽっ!チーム。しかし、試合後に胡桃のあが「真剣にゲームするのが好き。強い相手でも諦めない。
DAY2の最終種目、そしてイベントの大トリとなったのはスト6。ぶいすぽっ!からは神成きゅぴと甘結もかが、コーチのボンちゃん、なるおとともに登場。対するライバルチームは高木、宇野昌磨の2人だ。高木はプロ、宇野昌磨はフィギュアスケートのメダリストとして知られるが、現在はプロスケーターとし並行してゲームの大会やイベントに出場。スト6は、ウメハラ(梅原大吾)をはじめとするプロ選手たちからのコーチを受けて、メキメキと実力を伸ばしている。
対戦カードは、神成きゅぴ(クラシック/ジェイミー)×宇野昌磨(モダン/ C.ヴァイパー)、甘結もか(クラシック/豪鬼)×高木(クラシック/ブランカ)という組み合わせ。この日の1巡目、第1試合を宇野昌磨が接戦の末に制すると、第2試合では甘結もかが差し返して勝利。この2試合のセット数は2-3と3-2で、両チームともに引かない五分の展開となる。しかし、2巡目はライバルチームに押し切られる形となり、ともに0-3でぶいすぽっ!チームが敗北。2日間の獲得セット数は15-23、スト6はライバルチームの勝利となった。
全日程を終えた種目別の最終結果は、ライバルチームの完勝。
強いものが勝ち、弱いものが負ける。だからこそ、勝ったら嬉しいし、負けたら悔しい。
だが、ぶいすぽっ!の魅力はそれだけでない。勝ち負けだけでは語りきれない熱いドラマを、練習から本番の試合までに体現できることこそが最大の魅力であり、彼女たちの輝きの源でもある。ガチバトルの先にあるまばゆい"感動"を、25人のメンバーたちが我々に届けてくれた。そんな気持ちにさせる2日間だった。
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文・editaholic
写真提供・⒞ぶいすぽ ⒞RAGE
放送情報
VSPO! SHOWDOWN 2026 powered by RAGE

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