4月7日(火)からカンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送が始まるTVアニメ『マリッジトキシン』(配信:dアニメストア、DMM TV、Netflix、Prime Video、U-NEXT他)。
"婚活×バトルアクション"という異色の組み合わせで、超一流の殺し屋「毒使い」・下呂ヒカルと、凄腕結婚詐欺師・城崎メイが織りなす物語は、「テンポが良くて中毒性がある」と話題だ。

今回は、主人公・下呂役の石谷春貴と、城崎役の若山詩音にインタビューを実施。作品へ参加が決まった時の率直な気持ちや、役作り、多面的なキャラクターの魅力、そして収録現場での裏話まで―― "マリッジトキシン"の魅力をたっぷり語ってもらった。

――作品に参加が決まったときの率直な気持ちや、最初に台本を読んだときの印象は?

石谷「原作は連載開始当初から読ませていただいていたので、素直に嬉しいなという気持ちでした。今まで、バトルものでちゃんと戦うキャラクターをあまり演じたことがなかったので、『戦える!』と思いましたね。台本を最初に読んだ時は、すごく原作に忠実で、かつ原作の行間をちゃんと埋めるように作られていると感じました。1話からキャラクターがちゃんと見えるようになっていて、テンポも良く『ここから物語が始まっていくんだな』と、僕自身すごく楽しみになりました」

若山「オーディションの段階で原作を読ませていただいていたのですが、結果が来るまでの間にこの作品が大好きになって、すごくハマってしまったんです。なので、決まったとご連絡をいただいた時は飛び上がるほど嬉しかったですね。収録が始まって台本をいただいた時は、1話にこんなに詰め込んじゃうんだ!と驚くくらい展開が早くて。すごくテンポが良くて見応えのある構成になっているなと感じました」

――下呂は"冷酷さと優しさ"、城崎は"強さと繊細さ"という多面性を持つキャラクターですが、演じるうえで意識したことはありますか?

石谷「僕の中では、二つの軸で演じています。一つは、他人とあまり関わってこなかったことで女の子に耐性がない面。もう一つは、プロフェッショナルとして仕事をしてきた、自信がある殺し屋としての姿です。この二つは、本人の中でも全く別のものだと思うんです。

その間に、城崎と話す時の気安い会話などをはさみながら、婚活相手と出会うにつれて下呂くん自身も成長していく部分が大きいので、その成長とともに二つの面が混ざり合って、『どっちも下呂くんなんだ』というところを合致させていけたらと意識して演じています。

それから、アニメならではの表現として、婚活相手だけでなく視聴者の皆さんにも『下呂くんっていいな』と思ってもらえる瞬間が絶対にあると思うんですよね。その瞬間を自分で作らなければいけないのが、客観的に見ないといけない部分なので難しかったりします。でも、アニメで分かりやすく描かれていたり、原作とまた違った"決め"があったりするので、堀(元宣)監督から『もうちょっと決めた感じで演じて』と言われた時に、『ここがかっこよく見えるポイントなんだ』と気づかされることもありますね」

若山「ベースとしてはお淑やかな雰囲気を意識していますが、すごく頭のいい人なので、常に冷静な部分があるのかなと考えています。あとは、振り幅を大きくして、一つの印象にとらわれない、ミステリアスな部分を表現したいなと思っていました。モノローグやツッコミの部分は、少し冷静な方向に振ってみる、ということは意識していますね」

"マリトキ沼"へようこそ! 石谷春貴&若山詩音が語る、異色の"婚活×バトル"がクセになるワケ

――それぞれご自身のキャラクターのバックグラウンドや価値観に共感できる部分、「これは難しい」と感じた部分はありましたか?

石谷「他の人の料理が食べられないというのは、結構きついだろうなと思います。その代わり、自分の料理の技術はすごく上がっているんでしょうけど。あと、初対面でいきなり『これが俺の切り札』みたいに年収を言うのは、人と関わってこなかった影響なんでしょうね。婚活アドバイザーとしての城崎もお手上げだろうなと(笑)。共感できる部分は、なんだかんだで面倒見がいいところです。裏社会で生きてきた人間だからこそ、表の世界の人たちに対してコンプレックスがあるというか...陰キャが陽キャを見るような感覚は、確かにそうだよな、と思います。自分のやっていることにはある程度自信があるけれど、急に背中を押されると戸惑ったり言葉に詰まってしまう。

その自信のある部分とない部分の落差は、自分にも似ているかもしれません。分からないことは分からないと言える素直さも、すごく共感できますね」

若山「城崎については、難しいと感じることばかりでした。演じている私自身は女性の目線で生きているので、男性から見た視点は分からない部分がたくさんあります。でも、城崎はどちらの目線も持っている人だと思うので、その視点を混ぜ込んでいく作業は、やはりすごく難しいなと感じました」

――逆に、お互いのキャラクターについてはどう感じましたか?

若山「下呂くんは壮絶な人生を歩んできた人だと思うんですけど、そんな中でも基本的には人の命を奪うことを良しとはせず、『殺したくない』という気持ちを持っている。相手に何か事情や良心があると分かれば、すくい上げてあげたいと思うところはすごく共感しますし、下呂くんの魅力的な部分だと思います。そういった面が、この先もっと見えてくるのかなと思っています」

石谷「城崎はいろいろと抱えているものがあると思うんですけど、『やるしかない』となるところが僕自身にも通じるところがあるかなと思っています。城崎はものすごい数の資格を持っているのですが、すごく勉強しないと取れないようなものばかりなんです。それを見て、目的のためなら努力を厭わない人なんだなと。好きなことに関しては僕もそうなので、興味があることに対して楽しんで勉強できたり、目的のために貪欲なところは似ているかもしれません。あんなに有能で、資格をたくさん持っていたら生きるのに困らないだろうなと。あんな風に生きてみたいですね」

"マリトキ沼"へようこそ! 石谷春貴&若山詩音が語る、異色の"婚活×バトル"がクセになるワケ

――ちなみに、その資格の中でこれ持っていたらというのはありますか?

石谷「ファイナンシャルプランナーかな。2級か1級くらいは持っておきたいとは思います。

あとは不動産鑑定士とか。生活に困らないのが一番なので。船舶免許も欲しいです。釣りに行ったり、移動手段として使ったりしたいので。一人で生きていける、生活に困らない資格が欲しいですね(笑)」

――アフレコ現場で印象に残っているエピソードはありますか?

石谷「1話の時点では、ある役のキャストが誰か分からなかったのですが、その方が誰なのかわかった時みんなで『ぴったりだ!』と頷いたことがありました。あと、朝からの現場だったので、スタッフさんが毎回食事を用意してくださったんです。役を作るのに時間がかかる最初の頃は特に、みんなで食事をしながらいろいろ話す時間があって、やっぱり食事って距離が近くなるんだなと思いましたね」

若山「すごく些細なことなんですけど、セリフに漢数字で『二桁』(ふたけた)と書いてあったのを、何の疑いもなく『にけた』だと思っていたんです。収録のテストで『にけた万円』と言ったら、現場がざわついてしまって...(笑)それは本当に恥ずかしかったです。

あと、アフレコスタジオのコーヒーメーカーにコンソメスープがあって、それが信じられないほどしょっぱくて...(笑)。とっても美味しいんですけど、ありえない濃さなんです。それがキャストの中で大バズりして、新しく来た人みんなに『これめっちゃ濃いんですよ』と飲んでもらうのが話のネタになっていました(笑)」

――作中にはさまざまな"使い手"が登場しますが、生き方や能力に憧れるキャラクターはいますか?

石谷「鳴子です!自由にリラックスして生きたい。自分を癒す方法を分かっている人ってなかなかいないと思うんですよ。

彼は自分を癒すことで能力も上げることもできる。あと、城崎も、一人で生きていくための努力をちゃんとできる人なので憧れます。使い手はみんな魅力的ですよね。『水使い』の潮も仕事に誇りを持っているし、『水使い』っていろいろできそうじゃないですか。マジックとかやったら、絶対子供が喜ぶだろうなって思います」

若山「私も『水使い』の潮雫さんがすごく好きです。まず美人ですし、勝ち気なタイプでありながら、不利な状況ではうまく収めようとする判断の良さがある。それでいて、ちょっと可愛いところもあって、そのきちんとした部分と人間味のある部分のバランスが取れた生き方がすごく好きです。能力で言うなら...戦いには行きたくないので、『獣使い』の家系に縛られないのであれば、『ハムスター使い』の嵐山さんになりたいです。あんな可愛い動物たちと心を通わせて生きられるなんて幸せですよね」

"マリトキ沼"へようこそ! 石谷春貴&若山詩音が語る、異色の"婚活×バトル"がクセになるワケ

――ご自身が特に魅力を感じたキャラクターや、思わず"きゅんと来た"ポイントがあれば教えてください

石谷「毎回毎回、登場するヒロインが見せる表情がずるいですよね。読むたびに『俺はこの子だ!』って思ってしまいます(笑)。みんなそれぞれタイプが違いますから。でも、自分が落ち込んだ時に隣にいて明るい気分になれるのは、元気で素直な嵐山かなと思います。

『ガハハ』って笑ってくれたら、『まあ、いっか』って思えそう。でも、好きなことの共有も大事だと思うので嬉野もいいし...姫川も頼りがいがあって、でも弱さを見せられるとコロッといっちゃいますよね。女子校にいるモテる先輩みたいなイメージです。みんな魅力的なので、下呂くんは大変だなって思いながら見ています」

若山「やはり下呂くんですね。厳しい訓練を受けて、非人道的な幼少期を送り、裏社会で殺し合いをしてきた中で、それでもなお人を助けたい、誰かと一緒に幸せになりたいという純粋でピュアな部分をたくさん持っている。すごく優しい人だと思いますし、それをすぐに行動に移せる力に魅力を感じます。

あと、キュンポイントはいっぱいあります!まず、腕がいいんですよ。鍛えられている肘から下がかっこよくて。あと、スラッとしていて肩幅も背中も広い。それなのに、ちょっとヘタレなところもあるギャップがいいですね。...ってキュンポイントってそういうことじゃないですよね(笑)」 」

――最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へ、作品の見どころやメッセージをお願いいたします

石谷「この作品はバトルあり、どこかおかしなキャラクターたちがいたりと、本人たちはすごく真面目なんだけど、それが面白い瞬間がたくさんあります。でも彼らは婚活やバトル、世の中の理不尽と必死に戦っているので、共感できるところも笑えるところもある。

バトルもしっかり描かれているので、誰かしらに共感できる瞬間が絶対にあると思います。学生の方はもちろん、社会人の方にも観てほしい作品です。あと、音楽もスタイリッシュでかっこいいので、絵の動きや芝居はもちろん、音楽など細かいところにも注目して楽しんでいただければと思います。ぜひ放送を楽しみにしていてください。よろしくお願いします!」

若山「原作を読んだ時のテンポ感やワクワク感をアニメとして表現するために、たくさんの方々が熱量を込めて作っている作品です。私自身も本当に力を入れて、熱量を込めて演じさせていただいていますので、最後まで見届けていただけたら嬉しいです。原作の一ファンとして、TVアニメ『マリッジトキシン』も最高だと思っているので、一緒にアニメも楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています。よろしくお願いします!」

"マリトキ沼"へようこそ! 石谷春貴&若山詩音が語る、異色の"婚活×バトル"がクセになるワケ

(C)静脈・依田瑞稀/集英社・マリッジトキシン製作委員会

文=HOMINIS編集部

TVアニメ『マリッジトキシン』公式サイト

放送情報

TVアニメ『マリッジトキシン』
放送日時:2026年4月7日(火) 23:00~放送開始
チャンネル:カンテレ・フジテレビ系全国ネット “火アニバル!!”枠
配信:dアニメストア、DMM TV、Netflix、Prime Video、U-NEXT他

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

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