訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、おにぎり専門店4ブランド(おむすび権米衛/新潟ゆのたに心亭/おにぎりの桃太郎/ぼんたぼんた)に寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
レポートをくわしく見る(無料)
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)
- 調査結果(抜粋)
- 1店舗あたりの口コミ数が最も多いのは「ぼんたぼんた」、平均評価が最も高いのは「おにぎりの桃太郎」
- キーワード「海苔」のポジティブ率は4ブランド間で差が見られる結果に
- 外国語口コミ比率が最も高いブランドは「おむすび権米衛」、次いで「ぼんたぼんた」
- 「おむすび権米衛」の外国語口コミの7割は英語
- 調査の概要
目次
調査結果(抜粋)
本調査は、おにぎり専門店4ブランドに寄せられた口コミ1,702件を対象に行いました。
- おむすび権米衛(株式会社イワイ):49店舗
- 新潟ゆのたに心亭(株式会社ゆのたに):16店舗
- おにぎりの桃太郎(株式会社おにぎりの桃太郎):16店舗
- ぼんたぼんた(株式会社ティーエッセンス):15店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
レポートをくわしく見る(無料)1店舗あたりの口コミ数が最も多いのは「ぼんたぼんた」、平均評価が最も高いのは「おにぎりの桃太郎」

こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数が最も多いブランドは「ぼんたぼんた」で22.9件、平均評価(★の数)が最も高いブランドは「おにぎりの桃太郎」で★3.97でした。
レポートをくわしく見る(無料)キーワード「海苔」のポジティブ率は4ブランド間で差が見られる結果に

こちらの表では、調査対象4ブランドにおける、「商品」「価格」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「1店舗あたりの使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査しています。
< カテゴリ:海苔 >
キーワード「海苔」のポジティブ率は、4ブランド間で差が見られる結果となりました。ポジティブな口コミでは「風味の良い海苔とご飯の相性が最高」といった声が、ネガティブな口コミでは「海苔が噛み切りにくい」といった声が寄せられていました。
< キーワード:値段・価格 >
「おむすび権米衛」ではキーワード「値段」「価格」のポジティブ率が他ブランドよりも高いスコアとなっています。実際の口コミでも「コンビニおにぎりと同じくらいの値段で、ご飯・具材ともにボリューミーなおにぎりを食べることができる」といった声が多く見られました。
レポートでは他にも、「接客」「施設・設備」「オペレーション」に関するキーワードについて分析しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「おむすび権米衛」、次いで「ぼんたぼんた」

こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しています。
外国語口コミ比率が最も高いブランドは「おむすび権米衛」で7.5%、次いで「ぼんたぼんた」で4.7%でした。
レポートをくわしく見る(無料)「おむすび権米衛」の外国語口コミの7割は英語

こちらのグラフは、調査対象4ブランドの「外国語口コミの言語割合」を示しています。
外国語口コミ比率が他ブランドよりも高い「おむすび権米衛」では、「英語」の割合が最も大きく71.7%、次いで「中国語(繁体字)」が13.3%となっています。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
レポートをくわしく見る(無料)調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2023年9月1日~2025年7月31日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:1,702件
【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略

デジタルとリアルの垣根がなくなりつつある今、小売企業にとって「店舗とECのつながり方」は売上や顧客体験に直結する重要なテーマとなっています。
本セミナーでは、「Googleサービス × 在庫情報」によって来店とオンライン購入を両立させるmovのOMO戦略と、EC上でもリアルな接客を実現するvisumoのビジュアルマーケティング手法を、実例とともに徹底解説。
OMOの取り組みを“戦略で終わらせない”ために、今すぐ使える具体施策・成功パターンをお届けします。
<セミナーのポイント>
- Googleサービスと在庫情報を連携させた“店舗&EC”への送客手法がわかる!
- ECサイトから店舗への送客を生むコンテンツ設計が学べる!
- 店舗とECをスムーズにつなぐ“OMOの成功パターン”が学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/11開催】実例から学ぶ!店舗とECの露出最大化に向けた小売のためのOMO戦略
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
視聴はこちら(無料)
【インバウンド情報まとめ 2025年8月後編】訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に8月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→訪日客、一部で前年割れも「成長軌道」 / ドンキ運営のPPIH、2035年までに免税売上4,000億円を目指す ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年8月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!
→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる