ICCA(国際会議協会は)、2024年に全世界で開催された国際会議の統計を発表しました。
日本の国際会議件数は前年に続き世界7位で、アジア太平洋地域では2位以下を大きく引き離して1位となっています。
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- 2024年の国際会議件数、コロナ前の約76%まで回復
- 日本は世界7位 アジア太平洋地域では1位
- 都市別で東京は16位
目次
2024年の国際会議件数、コロナ前の約76%まで回復
ICCAから発表される国際会議の統計では、以下の選定基準を満たした会議が集計されています。
統計によれば、2024年における世界の国際会議件数は1万1,099件となり、コロナ前2019年(1万4,606件)の約76%まで回復しました。
日本は世界7位 アジア太平洋地域では1位
2024年における、国際会議の開催件数トップ10については以下の通りです。
日本の2024年の国際会議件数は、2023年の363件から18%増の428件に伸長し、前年に続き世界7位となっています。前年からの増加率は日本が世界上位10か国の中で最も高くなっており、6位のフランス(432件)にあと4件に迫っているほか、トップ5の国々との差も縮まっています。
さらにアジア太平洋地域では、中国(249件)、韓国(243件)、オーストラリア(227件)を大きく引き離して、前年に引き続き1位となりました。
アジア主要国・地域(日本、中国、韓国、オーストラリア、台湾)に占める日本の割合は33.4%となっています。
関連記事:2023年に日本で開催された国際会議、前年比2.5倍の1,376件(JNTO国際会議統計)
都市別で東京は16位
都市別の開催件数については、1位はウィーンの154件で、東京は97件で16位となりました。
アジア太平洋地域における都市別の開催件数においては、1位は144件のシンガポールで、東京は4位となりました。
また5回以上開催した上位80位までに、東京や京都(11位・49件)を含む国内の16都市がランクインしています。なかでも北九州、つくば、広島、金沢などは前年より開催件数を大きく伸ばしました。
そのほかにも、1件以上開催した都市は国内で60以上にのぼるとしています。
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<参照>日本政府観光局(JNTO):ICCAより2024年の国際会議統計が発表
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