国土交通省 中国運輸局は5月19日、岡山県全域における都市型ハイヤーの営業を認めました。都市型ハイヤーの営業区域が県単位で指定されるのは、全国で初めてです。
これによって、インバウンドをはじめとする観光客の利便性向上や富裕層の取り込みが期待されています。
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- 岡山県全域で都市型ハイヤーが運行可能に 訪日客の需要取り込みへ
目次
岡山県全域で都市型ハイヤーが運行可能に 訪日客の需要取り込みへ
都市型ハイヤーとは、事前予約制で運用されるハイヤーのうち、以下の2つの運行形態によるものを指します。2014年に制度化され、主に外国人の観光やビジネス利用などが想定されています。
- 1日を超える期間を単位として、専属で常時運送を提供する契約に基づいた運行
- 2時間以上の時間単位で契約される運行
岡山県タクシー協会による、大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭2025などの大型イベントやクルーズ船寄港に伴う観光需要を都市型ハイヤーによって取り込みたいという要望を受け、中国運輸局が検討を進めた結果、県全域が営業区域として指定されました。
これまで都市型ハイヤー事業は、主に市町村単位を営業区域としており、より広い県単位の営業区域指定は全国で初めてです。
今後、事業者の申請を中国運輸局が認可した場合は、岡山県全域で都市型ハイヤーの運行が可能となります。
岡山県全域で運行可能となったことにより、富裕層の取り込みによる地域経済の活性化や、インバウンドをはじめとした観光客の移動の利便性向上が期待されています。
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国土交通省 中国運輸局:岡山県全域で都市型ハイヤーの運行が可能となります
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