【連載:マーケティング用語・施策の基礎解説】

本連載では、国内外問わず通用するマーケティング施策を取り上げ、インバウンド対策にも役立つヒントをお届けします。

近年、飲食店や小売店、サービス業を中心に、業務効率化や人件費削減、顧客満足度向上を実現するセルフオーダーシステムの導入が急速に進んでいます。

スタッフの業務負担を大幅に軽減できるだけでなく、顧客自身がスマートフォンやタブレットを使って好きなタイミングで注文できるため、利便性向上や客単価アップ、売上アップにも直結します。

本記事では、セルフオーダーシステムの基本的な仕組みから、主要な種類(テーブルタブレット型、モバイルオーダー型、券売機型)、導入メリット、そして導入を検討する店舗向けに厳選したおすすめシステムまで、費用対効果や選び方のポイントも踏まえて具体的に紹介します。

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    目次

  • セルフオーダーシステムとは?
  • セルフオーダーシステムの種類
    • テーブルタブレット型
    • モバイルオーダー型
    • 券売機型
  • セルフオーダーシステムの主な機能
  • セルフオーダーシステムのメリット
    • 業務の効率化と人件費の削減
    • 顧客満足度の向上
    • 衛生面の向上
    • 売上の増加
    • データの活用によるマーケティング強化
  • セルフオーダーシステムに関するよくある質問(FAQ)
    • Q1. セルフオーダーシステムの導入費用はどのくらいですか?
    • Q2. 導入することで本当に人件費を削減できますか?
    • Q3. 高齢のお客様でも使えますか?
    • Q4. POSレジとの連携は可能ですか?
  • 飲食店が活用できるテーブルタブレット型セルフオーダーシステム4選
    • 1. メニウくん/大手チェーンでの導入実績あり
    • 2. MAXNAVI neo/食事の経過に合わせておすすめを通知
    • 3. Air menu/食べ放題・4か国語対応
    • 4. スーパースターNAVI/曜日限定メニュー表示機能など
  • 飲食店が活用できるモバイルオーダー型セルフオーダーシステム3選
    • 1.Okage Go 店内版・Okage Go 店外版/テイクアウト対応
    • 2. Putmenu/12か国語に対応
    • 3. ユビレジQRオーダー/個人のスマホから注文
  • 機器の扱いに慣れていない、抵抗感がある客層から不評となる可能性も

セルフオーダーシステムとは?

セルフオーダーシステムとは、飲食店などで顧客自身がスマートフォンや店内の専用端末を利用して注文を行う仕組みを指します。

スタッフによる注文対応を減らすことで、業務の効率化や人件費の削減につながる点が大きな特徴で、現代の飲食業界に欠かせないツールとなりつつあります。

導入にあたっては、店舗の規模や客層、提供するサービス内容に適したシステムを選ぶことが不可欠です。

セルフオーダーシステムの種類

まずは、主要なセルフオーダーシステムの3つの種類とその特徴をご紹介します。

  • テーブルタブレット型
  • モバイルオーダー型
  • 券売機型

テーブルタブレット型

テーブルタブレット型とは、各テーブルに設置された専用タブレットから顧客自身が注文できるシステムです。

直感的な操作が可能なため、子どもから高齢者まで幅広い層にとって使いやすいのが特徴です。また、料理の写真や詳細な説明を掲載できるため、メニューの魅力を視覚的に伝えることもできます。

たとえば、「メニウくん」では、店舗の雰囲気に合わせたメニュー画面のカスタマイズが可能で、フリーレイアウト機能も搭載されています。

さらに、POSレジと連携することで、注文データを自動反映でき、会計作業の効率化にもつながります。

モバイルオーダー型

モバイルオーダー型は、主にテイクアウトの事前予約やデリバリーサービスで採用されているシステムで、客が自身のスマートフォンからメニューを検索して注文するのが基本的なスタイルです。

テイクアウトの場合、店に到着してから注文すると完成までに待ち時間が発生しますが、事前に注文しておけば客は待ち時間なく店舗でスムーズに商品を受け取ることができます。

店側にとっても、作業効率の向上やクーポン券発行などによる販促活動が容易になるというメリットがあります。

さらに近年では、客席にQRコードを設置し、客が自身のスマートフォンでそのQRコードからメニューを読み込み、注文から精算までできるシステムが登場し、イートインの場でもモバイル型の導入が進んでいます。

券売機型

券売機型は、店頭やカウンターに設置された大型のタッチパネル端末を使って、顧客が自ら注文と決済を完了できるシステムです。

ファストフード店やフードコートなど、スピーディーな対応が求められる業態で広く導入されています。

利用者は、画面に表示されたメニューから商品を選び、そのまま支払いまで済ませるため、スムーズに注文を進めることができます。

たとえば「Relax Order NS」といったシステムでは、入力された注文内容がそのままキッチンに送信され、調理のスピードアップや業務効率化に役立っています。

セルフオーダーシステムの主な機能

セルフオーダーシステムは、単なるメニューの注文機能に留まらず、店舗運営を劇的に改善する多様な便利機能を搭載しています。

例えば、紙のメニューでは新メニューの追加や廃止、価格改定のたびに全てを作り直す手間がかかりましたが、電子媒体であるセルフオーダーシステムなら、メニューの登録・編集がリアルタイムで容易に行えます。

さらに、数量限定メニューや品切れ商品が発生した場合でも、管理画面から瞬時にリアルタイムで品切れ表示ができるため、顧客のオーダー後に「品切れでした」と伝える手間を省き、スムーズな接客が可能です。

その他にも、注文履歴の確認機能、急な用件でスタッフを呼べる店員呼び出し機能、外国人観光客にも対応できる多言語表示(インバウンド対応)機能などがあります。モバイルオーダー型の場合には、事前決済やテーブル会計まで顧客のスマートフォンを通じてキャッシュレスで完結させることができ、会計業務の効率化にも貢献します。

セルフオーダーシステムのメリット

セルフオーダーシステムを取り入れることで、店舗の業務効率化や売上アップといった多くの効果が期待できます。

ここでは、セルフオーダーシステムを導入することで得られる主なメリットについて、具体的に紹介します。

業務の効率化と人件費の削減

セルフオーダーシステムを導入することで、従業員がテーブルを回って注文を取る必要がなくなります。そのため、スタッフの業務負担が軽減され、厨房業務や接客フォローといった他の重要な業務に集中できるでしょう。

また、人手不足の解消や人件費の削減にもつながり、特に少人数運営を目指す店舗にとっては大きなメリットとなります。

顧客満足度の向上

顧客が自分のスマートフォンやテーブルタブレットを使って、好きなタイミングで注文できるため、待ち時間のストレスが大幅に減少します。

さらに、メニューに料理写真や詳細な説明を表示できるため、選びやすくなり、満足度の高い購買体験が可能になります。混雑時にもスムーズに注文できることで、リピーター獲得にもつながります。

衛生面の向上

セルフオーダーシステムは、非接触での注文・決済が可能なため、感染症対策としても有効です。スタッフと顧客との接触機会を減らすことができるため、衛生管理が強化され、来店する顧客にも安心感を与えることができます。

特にコロナ禍以降、衛生面を重視する顧客のニーズに応える手段として注目されています。

売上の増加

セルフオーダーシステムは、追加注文のハードルが低くなるため、自然と客単価のアップが期待できます。たとえば、ドリンクやデザートなどをおすすめメニューとして表示すれば、ついで買いを促すことが可能です。さらに、季節限定メニューやキャンペーン情報を画面上でアピールすることで、販売促進にもつなげることができます。

データの活用によるマーケティング強化

セルフオーダーシステムを活用すれば、注文データを収集・分析できるため、人気メニューの傾向や時間帯ごとの注文数などを把握できます。この情報をもとに、メニュー改定や販促施策を練ることで、効果的なマーケティング活動に活かせるでしょう。

顧客ニーズを可視化し、柔軟な戦略を打ち出せる点も大きな強みです。

セルフオーダーシステムに関するよくある質問(FAQ)

セルフオーダーシステムの導入を検討する上で、疑問に思う点は少なくありません。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。導入前の不安解消にぜひお役立てください。

Q1. セルフオーダーシステムの導入費用はどのくらいですか?

システムの種類や導入規模、機能によって大きく異なりますが、初期費用として数万円~数十万円、月額費用として数千円~数万円が一般的です。無料プランや補助金制度を活用できる場合もありますので、複数のシステムを比較検討し、見積もりを取ることをおすすめします。

Q2. 導入することで本当に人件費を削減できますか?

はい、注文業務にかかる時間を削減できるため、スタッフの人数を最適化したり、他の業務(調理、配膳、接客フォローなど)に集中させたりすることで、結果的に人件費の削減や業務効率の向上につながります。

Q3. 高齢のお客様でも使えますか?

直感的な操作が可能なタブレット型や、QRコードを読み込むだけで操作できるモバイルオーダー型など、比較的シンプルな操作性のシステムが増えています。また、導入時にはスタッフによるサポート体制の確保や、操作説明の工夫が重要です。

Q4. POSレジとの連携は可能ですか?

多くのセルフオーダーシステムは、既存のPOSレジや主要なPOSシステムとの連携が可能です。連携することで、注文データが自動でレジに反映され、会計処理がスムーズになり、データの集計・分析も容易になります。

飲食店が活用できるテーブルタブレット型セルフオーダーシステム4選

このようにセルフオーダーシステムは、衛生対策だけではなく、経営効率の向上や人件費の削減という観点からも導入効果が高いシステムです。

そこで現在提供されているセルフオーダーシステムの中から、まずは4つのテーブルタブレット型セルフオーダーシステムとその特徴を紹介します。

※各システムの導入実績や機能に関する数値情報は、公開時点のデータに基づいています。最新の詳しい情報は、必ず各システムの公式サイトをご確認ください

1. メニウくん/大手チェーンでの導入実績あり

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシス...の画像はこちら >>
▲メニウくん:公式サイト(【メニウくん】セルフオーダーシステム、テーブルオーダータッチパネル業界シェアNo.1)

メニウくんは公式サイトによると、4,000店舗、130,000台の導入実績を誇るシステムです。ケンタッキー・フライド・チキン、牛角など大手有名チェーン店に導入されています。

メニウくんは、客のスマートフォン利用とテーブル設置型のタブレットの併用が可能です。業界唯一となる「フリーレイアウト画面」を採用しており、自店の特徴に合わせて客に売り込みたいメニューの写真を大きく掲載してアピールするといった操作も容易に行えます。

さらに飲食店のテーブルでは、水がかかるといった過酷な条件で使用されるため故障の多発が懸念されますが、端末やシステムのトラブルには24時間365日対応し、万が一破損してもパーツごとの交換が可能なためコストが抑えられるなど、アフターケアに対して徹底した配慮がなされています。

そのほかに子連れ客用に端末から子ども向けコンテンツの配信が可能であったり、多言語対応、アンケート機能など、飲食店のニーズに特化した便利な機能が搭載されています。

2. MAXNAVI neo/食事の経過に合わせておすすめを通知

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
MAXNAVI neo公式サイト
▲MAXNAVI neo:公式サイト(タッチパネル・セルフオーダーシステムなら特許取得の端末MAXNAVI neo)

セルフオーダーシステムでありながら、まるでスタッフが客と会話するように、客に対してさまざまなアプローチをしてくれる機能が特徴のシステムです。

客が注文したときに「もう一品いかがですか?」とリコメンドする機能のほか、特許機能である、食事の経過時間に合わせた案内があります。30分後に推奨メニュー、60分後に〆のご飯、90分後にはデザートメニューなどのおすすめが通知される「プッシュ通知」があります。

同じく特許を取得した独自機能で、着席してすぐ出てくるメニューをさがす客向けの「ファーストオーダーウィザード」といった機能が搭載されており、できるだけ客単価を上げたい店舗にとって心強い機能が充実しています。

3. Air menu/食べ放題・4か国語対応

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
Air menu公式サイト
▲Air menu:公式サイト(iPadテーブル(セルフ)オーダーシステム『Airmenu』エアーメニュー)

タブレット型テーブルオーダーシステムで、高性能でありながら低価格で、コストパフォーマンスの高さが自慢のシステムです。

焼肉、居酒屋、中華など業種の違いを問わず2,000店舗以上に導入実績があるシステムですが、その人気の秘密となっているのが飲み放題、食べ放題のオーダーにも対応している点です。

さらに4か国語で対応可能で、現在国内の飲食業界で導入されていることが多い主なPOSシステムとの連動も可能なため、導入にあたり無駄なコストが発生しません。

また日本では割り勘需要が高いのが特徴ですが、割り勘表示を出すことも可能など、客にとっても便利な機能が搭載されている点も特徴のひとつとなっています。

4. スーパースターNAVI/曜日限定メニュー表示機能など

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
スーパースターNAVI公式サイト
▲スーパースターNAVI:公式サイト(株式会社スターランド)

スーパースターNAVIは公式サイトによると、焼肉店、居酒屋、ファミリーレストラン、カフェなど、幅広い業態の全国の飲食施設へ導入されています。現在の導入実績店舗数は1,500店舗超です。

専用端末だけではなく、iPad、Androidの両方に対応しており、シンプルな画面構成やシステムにすることで操作性がよく、店舗でのデータ更新なども容易です。

オプション機能が充実しており、日替わりランチなどを取り扱う店に嬉しい曜日限定メニュー表示機能、時間や期間限定メニューの表示、品切れ、オーダーストップ機能などが搭載されています。

飲食店が活用できるモバイルオーダー型セルフオーダーシステム3選

次に、新型コロナウイルスの影響などにより対応する飲食店が増えているテイクアウトやデリバリーサービス導入の際に便利な、モバイルオーダー型セルフオーダーシステムのおすすめの3つのサービスを紹介します。

1.Okage Go 店内版・Okage Go 店外版/テイクアウト対応

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
Okage Go 店外版公式サイト
▲Okage Go 店外版:公式サイト(セルフオーダー&モバイルオーダー&モバイルPOS | Okageシリーズ/店外モバイルオーダー テイクアウト商品を事前注文・事前決済)

「Okage Go 店内版」は店内の顧客からのオーダーを受け付けるサービスです。また「Okage Go 店外版」は外部からのテイクアウト注文に対応できます。

専用アプリ不要で、顧客は座席ごとに発行されたQRコードを読み取り、料理を注文します。

システム導入に際しては、飲食店側はオーダー受注用の「Okageデシャップディスプレイ」用のタブレットを用意することで注文の一括管理が行えます。

2. Putmenu/12か国語に対応

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
Putmenu 公式サイト
▲Putmenu:公式サイト(Putmenu(プットメニュー) | 来店者のスマートフォンで12言語の注文と支払い)

多くのモバイル型セルフオーダーシステムが多言語に対応していますが、その多くが4か国語程度にあるのに対し、「Putmenu」は12か国語の対応しているのが特徴です。

そしてフードコートなどでは、料理の完成を知らせる携帯型のブザーが普及していますが、「Putmenu」では料理が完成すると客が注文を行なった端末に直接通知が届きため、客は自分のスマートフォンだけで注文、支払い、メニュー完成の通知など、全ての工程をスタッフと接することなく完結させることができます。

こうした機能は店舗側にとっても、従来のオペレーションの流れを変えることなく注文やレジ業務の大幅な負担の軽減を図ることができ、人的接触機会を減らして感染予防になると共に、業務スリム化で人件費の削減につなげることも可能です。

3. ユビレジQRオーダー/個人のスマホから注文

セルフオーダーシステムとは?導入メリット・種類・おすすめシステムを徹底解説
ユビレジQRオーダー公式サイト
▲ユビレジQRオーダー:公式サイト(QRオーダー&決済 | ユビレジ - カンタン操作で高性能iPad用POSレジアプリ)

「ユビレジQRオーダー」は、客が自身のスマートフォンでテーブルの上などに置かれたQRコードを読みとるとメニューが表示され、そこからオーダー、そして精算までを完結できるモバイル型セルフオーダーシステムです。

顧客は好きなタイミングでメニューの読み込み、発注ができるため、混み合っている時間帯の店内で、注文をしようにもなかなか手の空いているスタッフが見つからないといったストレスから解放されます。

そして店側にとっても、注文は直接厨房のプリンタに伝票出力されるため、伝達ミスといったトラブルで食品ロスが発生するのを防ぐことができます。さらに卓上の専用端末が不要なので、機器のメンテナンスコストや修理・買い替えコストが削減できる点も同システムの特徴となっています。

機器の扱いに慣れていない、抵抗感がある客層から不評となる可能性も

新型コロナウイルスによる影響で、飲食店においてもできる限り人と人との接触を避けることが求められる時代になりました。

さらに以前から飲食業界では長らく人手不足にあえいでおり、ロボットの導入やセルフオーダーシステムは、顧客、店側両方にとってまさにwin-winになるといえます。

しかしその一方で、高齢者はこうした端末の操作に不慣れな人が少なくありません。さらに高齢者の中には、注文をやりとりする間に交わすスタッフとの会話を楽しみに来店しているケースもあります。

システム導入に際しては、利便性や効率性ばかりに着目するのではなく、こうしたシステムの導入をネガティブにとらえる顧客もいることを理解し、こうした客層への配慮も必要となるでしょう。

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