
フリーアナウンサーの笠井信輔が8日、自身のインスタグラムを更新し、帯状疱疹による緊急入院から2週間を経て退院したことを報告した。
笠井は投稿で「緊急入院から2週間、ようやく退院できました。
担当医師からは「近年、本当に帯状疱疹の患者さんが増えている」との説明を受けたという。笠井の場合、様々な事情が重なって大きな病院での診察が遅れ、重症化してしまったとのこと。その結果、右目が開かなくなり、医師からは「帯状疱疹の合併症としては、極めて珍しい症状」との診断を受けた。
徹底的な入院治療により体調は回復し、心配されていた右手のしびれや麻痺もなくなったものの、まぶたが開かない状態は続いており、回復にはもう少し時間がかかる見込みだという。失明は免れたとして安堵の気持ちを示した。
笠井氏は「片目だからって落ち込みすぎていても良くない。片目だって働けますから、あらたな個性を得たと捉えて進みます!」と前向きな姿勢を示した。5年前のがん体験を振り返り、「引き算の縁と足し算の縁」という考え方で、この状況も「足し算」として捉えていくと述べている。
入院中にキャンセルした仕事関係者への謝罪とともに、SNSでの励ましの言葉や医療スタッフへの感謝の気持ちも表明した。
【関連記事】
坂口志文氏のノーベル賞受賞、制御性T細胞の発見で新たながん治療に期待 がんサバイバーの笠井アナが解説
笠井信輔アナ、帯状疱疹治療で食事制限解除を報告 シュークリームで「生きる価値」を実感
笠井信輔、帯状疱疹による味覚障害を乗り越えペヤング愛を語る
【参照元】
笠井信輔オフィシャルインスタグラム