「蜷川さんの“売れろ”が今につながった」 舞台「私を探さないで」を完走した勝地涼が主演の重みを投稿
勝地涼オフィシャルインスタグラム(@ryo.katsuji.official)より

俳優の勝地涼が11月30日、自身のインスタグラムで舞台「私を探さないで」の全公演終了を報告した。キャストとの集合写真を投稿し、22年前の初舞台から現在に至るまでの演劇人生を振り返る長文メッセージを綴った。


勝地は17歳の時に初舞台「シブヤから遠く離れて」で蜷川幸雄演出、岩松了作、小泉今日子主演の作品に出演。今回は22年の時を経て、当時の小泉の年齢になった勝地が岩松演出で小泉と再び共演し、自身が主演を務めた。「22年経ち、あの時の小泉さんの年齢になり岩松さんの演出で小泉さんと共演。しかも自分が主演で立たせてもらえるなんて感慨深かった」と心境を明かした。

特に印象深いのは、故・蜷川幸雄さんから受けた厳しい言葉への言及である。「昔、蜷川さんにお前は後輩に甘んじてると言われた。図星だった」として、主役としての責任を負う立場ではなく「周りにいてうまく立ち回ってる自分」を感じていたことを告白。蜷川さんから「売れろ。売れてちゃんと責任を負え」と言われたエピソードを振り返り、主演で舞台に立つことの厳しさを実感したという。

共演者についても一人ひとりに感謝の言葉を述べた。小泉今日子については「とてつもなく頼りになりました。セリフを交わすのが楽しくて楽しくて」と絶賛し、「17歳の時の俺に言いたい。
頑張ればまた小泉さんと舞台に立てるんだぞと」と感慨深く述べた。

河合優実については舞台経験の少なさゆえの悩みを聞いたことで「何か忘れてた物を思い出しました」とし、富山えり子の「愛くるしい芝居」、篠原悠伸の役作りへの真摯な姿勢、新名基浩との共通言語を持った関係性など、それぞれの魅力と学びを詳細に綴った。

岩松了の演出については「ひとつの言葉で広がりを持つ演出」「愛のある演出」と高く評価し、「この1本の芝居についてだけじゃなく、これからの役者の道筋を導いてくれる」と感謝を表した。

最後に「これからも演劇続けていきます。観てもらえるよう精進します」と今後への決意を示し、演劇への愛と成長への意欲を込めた投稿を締めくくった。

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【参照元】
勝地涼オフィシャルインスタグラム

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