2006年に102歳で他界したスキーヤー三浦敬三さんをご存じだろうか?  100歳までボケずに戦略的に難関登山を成功させた秘訣が今、ビジネスマンの間で話題になっている。難しい目標を達成させる思考力はビジネスにも共通する。

その秘訣は彼の食事法にあった。

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三浦敬三さんの食事法から若いうちにどんな食生活を送っておけば、目標を達成させる思考力と、しなやかな筋肉が保持できるヒントが得られるかもしれない。

三浦さんは99歳でフランス・モンブラン山系の氷河をスキーで滑走するという偉業を成し遂げている。丈夫な骨と筋肉、そしてブレない思考力を保つための食事内容を自ら研究し、自炊していたそうだ。

■三浦さん流、ブレない思考力と筋肉・骨を丈夫にする食事法4つ

(1)骨を丈夫にするために、ミネラルが豊富なひじきとビタミンDが豊富なしいたけを煮物にする。

(2)筋肉を維持するために、イソフラボンが豊富な大豆摂取を心がけ、「キムチ納豆豆腐」というオリジナルメニューを考案。

(3)持久力を保つために、卵のアミノ酸だけでなく、殻に含まれるカルシウム量の高さに注目し、卵の殻まで食べられる「酢卵」と考案。

(4)ブレない思考力と筋肉作りに、鶏肉のカロリーの低さと必須アミノ酸(メチオニンなど)や脂質のバランスに注目し、鶏の丸煮など、鶏料理を好んで食べた。

上記4つは代表例に過ぎないが、何も特別なものを食べていたわけではなさそうだ。三浦さんのように自炊はできないとしても、コンビニやスーパーでも買えるお惣菜もある。

仕事やプライベートで目標設定をすることは重要だが、体力維持やブレない思考力を持続させる食事法のことまでは入っていない人が多いだろう。もし、目標達成に悩んでいるなら、食事法まで視野に入れて計画を立て直すと難題もクリアできるようになるかもしれない。

(丸田みわ子)

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