自宅から通いやすいサウナを楽しむのもいいが、たまには旅行の合間にサウナ施設を訪れてみてはいかがだろう。いつもと違った体験になり、特別な時間を過ごせるに違いない。

この記事では、旅行の合間に立ち寄れる、日帰りで楽しむサウナ施設を紹介する。貸切利用ができる施設も紹介しているため、家族や仲間とプライベートな時間を過ごしたい人は参考にしてみては。

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目次
<和歌山>大海原の絶景を望みながらの外気浴が叶うサウナ
<宮城>自然を活かす。離島にオープンした島サウナ
<福島>自家源泉100%のかけ流し温泉とサウナを堪能
<北海道>歴史と観光のまち・小樽らしさがつまったサウナ施設
<群馬>滞在型アウトドアレジャー施設でサウナやグルメを楽しむ

<和歌山>大海原の絶景を望みながらの外気浴が叶うサウナ

昨年12月にオープン1周年を迎えたグランピング施設「In the Outdoor白浜志原海岸」内にある「Sauna Aalto(サウナ・アアルト)」は、日帰り利用も可能な本格フィンランドサウナ施設だ。

フィンランドの伝統的なサウナを模した丸太小屋内を国産の薪ストーブで熱した石で温め、“心地よさ”と“ととのい”を追求した。

【まとめ】旅行の合間に立ち寄れる!日帰りで楽しむサウナ施設5選。貸切利用可能な施設も紹介

ログハウスには、紀州材を使用。好きなタイミングでサウナストーンにアロマ水をかけ、ロウリュも堪能できる。

自然の木の香りやアロマの香りに癒され、カラダの内側からのリラックス効果も感じられることだろう。

【まとめ】旅行の合間に立ち寄れる!日帰りで楽しむサウナ施設5選。貸切利用可能な施設も紹介

冷却装置チラーを導入している水風呂は、水深130cmのオーダーメイド製。水温は14~17度に保たれ、最適な水温にキープ。水風呂でととのったあとは、目の前に国立公園「志原海岸」の絶景が広がり、全身で自然を感じる特別な外気浴が叶うことだろう。

オプションで楽しめる“サ飯”にも注目だ。

Sauna Aalto
所在地: 和歌山県西牟婁郡白浜町日置1875
公式サイト:https://intheoutdoor.co.jp/sauna/

<宮城>自然を活かす。
離島にオープンした島サウナ

昨年12月、宮城県女川町の離島である出島にオープンした自然循環型サウナ「JUURI SAUNA(ユーリサウナ)」がオープン。

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出島は人口92人*という小さな島だが、同施設がオープンしたのと同時に本州とつなぐ出島大橋が開通。これにより、本州からもアクセスしやすくなった。

同施設は、島にある放置林の間伐材を建材やストーブの薪として使用しており、島の自然環境を活かした運営が特徴だ。薪を燃やした後の灰を森に撒くことで土壌の改善や、枯れた沢へ水が戻ることなどを目指す取り組みも行っている。

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サウナにはフィンランドのナルヴィ社製の伝統的なサウナストーブを採用。大型の蓄熱式サウナストーブにより、まるで本場フィンランドのスモークサウナのような本格的な蒸気浴体験も叶う。

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森と海の恵みを活かす島サウナで、大自然を体感しながら“ととのい”の時間を過ごしてみては。

JUURI SAUNA
所在地:宮城県牡鹿郡女川町出島字別当浜2-33
公式サイト:https://juurisauna.com/
*リリース配信時

<福島>自家源泉100%のかけ流し温泉とサウナを堪能

「やすらぎの宿 郡山三穂田温泉」は、定員4名で利用できる本場フィンランド発祥のロウリュ式サウナ施設を新設した。

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同施設は、自家源泉100%のかけ流し温泉とサウナの両方が楽しめる2時間プランを導入してリニューアル。オープンしたサウナ施設には、サウナの本場フィンランドで創業したブランド、HARVIA(ハルビア)を導入し、本格的なロウリュサウナ体験が可能に。

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混雑せずゆっくりとサウナを楽しめるように、定員は男女各4人までに設定されている。“ととのう”スペースには、リラクゼーションチェアの“ラフマ”が導入され、NASAが提唱する究極のリラックス体勢を実現。

自前のハットやマットの持ち込みは許可されており、ポンチョは1着500円でレンタルが可能だ。

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忙しい日常から離れ、アロマの香り漂うリラックス空間で心も体もリフレッシュできる贅沢な時間を体感してほしい。

やすらぎの宿 郡山三穂田温泉
所在地:福島県郡山市三穂田町駒屋四十坦原16-19
公式サイト:https://www.mihota.jp/

<北海道>歴史と観光のまち・小樽らしさがつまったサウナ施設

「あなたと小樽をつなぐサウナ」がコンセプトのサウナ施設「SAUNA Otaru arch(サウナオタルアーチ)」が、小樽の奥座敷・朝里川温泉郷に昨年9月にオープン。

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館内の至るところに歴史と観光のまち・小樽を感じられるスポットを散りばめている。例えば、小樽の重要文化財をモチーフにしたエントランスだ。ここには、小樽の老舗である「北一硝子」が製作した照明を採用している。

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サウナ施設は、4種のサウナに4種の水風呂を完備。水着着用必須のため、男女での利用も可能だ。

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「色内 -Ironai-」は、温度設定90~95℃で、室内は小樽のレンガ造り倉庫をモチーフに。「オタモイ-Otamoi-」は75~80℃で、室内は小樽の観光名所「青の洞窟」を思わせるようだ。それぞれが特徴の異なる4種のサウナを堪能できる。

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同施設を監修した熱波師 エレガント渡会氏は、「このサウナが小樽に来るきっかけとなり、新たな小樽の楽しみとしてこれから根付いてくれると信じています。」と伝えている。

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同施設を小樽観光の新たな過ごし方として選択肢に入れてみては。

SAUNA Otaru arch
所在地:北海道小樽市新光5-12-25
公式サイト:https://otaru-arch.jp/

<群馬>滞在型アウトドアレジャー施設でサウナやグルメを楽しむ

2023年9月に第1期の全天候型BBQ、カフェをオープンした「サウナの森 水沼ヴィレッジ」に、昨年4月第2期となるサウナ、宿泊施設、飲食店などの施設が新たにオープンした。

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受付棟、パブリックサウナ外観

同施設は、「森と水」をテーマにした“癒しのリゾートヴィレッジ”。ヴィレッジ内はサウナエリアとグルメエリアに分かれており、さまざまな楽しみ方ができる滞在型アウトドアレジャー施設だ。

同施設のサウナは、初心者からサウナ愛好家まで楽しめるよう工夫が凝らされている。宿泊者専用貸切サウナにはエストニアのHUUM社の薪ストーブを使用。フィンランド式サウナでの本格的なロウリュ体験が叶う。

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エストニア「HUUM」社の薪ストーブ

水着着用のうえ男女混合で利用可能なパブリックサウナは、日帰りでも楽しめるサウナとなっている。こちらは国産の薪ストーブを使用しているが、同じく本格的なロウリュが体験可能だ。

すべての水風呂に天然地下水の水風呂が完備され、自然のなかでの外気浴が堪能できる。室内では感じられない開放感があり、“贅沢な癒し”の時間が流れることだろう。

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貸切サウナ外観

豊かな自然に身を置いて、何も考えない時間を過ごしてみては。

サウナの森 水沼ヴィレッジ
所在地:群馬県桐生市黒保根町八木原579-1
公式サイト:https://mizunuma-village.jp/

大自然のなかのサウナでは、忙しい日常では得られないゆっくりとした時間の流れを感じられることだろう。

都会の喧騒から解放された穏やかな安らぎを感じてほしい。

(IGNITE編集部)

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