関西の奥座敷とも呼ばれる有馬温泉。神戸市にありながら山峡にあり、古来より名湯として多くの観光客が訪れている。

塩分と鉄分を多く含んだ金泉で有名だが、ラジウム泉、炭酸水素塩泉の3種類の温泉が湧出している。

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今回は有馬温泉でもやや変わった趣の「The Lodge」を紹介しよう。

「The Lodge」は古泉閣の敷地内にあるログハウス形式の宿泊施設。チェックイン、チェックアウトは古泉閣のフロントで行う。

「古泉閣 The Lodge」で愉しむいつもとは違う有馬温泉の夜

チェックインが済めばログハウスまではカートに乗って移動だ。有馬温泉というよりも高原リゾートのような小道を通って部屋へ到着。

「古泉閣 The Lodge」で愉しむいつもとは違う有馬温泉の夜

ドアを開けて中に入るとリビング、キッチン、洗面、スーパージャグジーバスがあり、ロフトの上がベッドルームとなっている。山小屋に来たかのような気になるが、やはり温泉地。浴衣に帯、温泉タオルの用意がある。

「古泉閣 The Lodge」で愉しむいつもとは違う有馬温泉の夜
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ロッジの敷地内に9月末まで利用できる大小のプールもあるので、水着を持参するとよい。温泉を利用しているので温かく、小さいジャグジープールに入れば水圧が心地よい。

「古泉閣 The Lodge」で愉しむいつもとは違う有馬温泉の夜
「古泉閣 The Lodge」で愉しむいつもとは違う有馬温泉の夜

温泉は古泉閣の大浴場を利用できる。

浴衣に着替えて古泉閣へ向かうと、八角堂と源泉掛け流しの湯船がある岩風呂の2箇所がある。どちらもバスタオルが備えてあるのが嬉しい。

夕食は敷地内のレストラン「ラ・フォンテーヌ」で洋食ディナー、和食希望なら「精進料理 慶月」で精進懐石がいただける。温泉街にも歩いて行けるので、外食に出かけるのも楽しい。

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有馬玩具博物館や温泉施設「金の湯」、ねねの像が佇むねね橋、ゆけむり広場、立ち飲みのバーなど見所もたくさんある。

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ロッジに戻ると、整備されている道とはいえ街灯の少ないこの暗さにワクワクしないだろうか。

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あとは遊び疲れた体をロフトのベッドに預け、朝までぐっすり眠るだけである。

住所:神戸市北区有馬町1455-1
電話:078-904-0731
サイト:有馬温泉元湯 古泉閣【公式サイト】

(小椚 萌香)

*kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)/シャネル / PIXTA(ピクスタ)

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