神奈川・鎌倉のカヤック社は9月に、鎌倉・御成町にて地域密着型のコミュニティサウナを目指す「御成桑拿(おなりさうな)」を開業する。同サウナは鎌倉に縁のあるショップと連携した飲食の提供や地域イベントの開催を予定しており、人々の新たな交流の場となることが期待される。

街の活性化に貢献しながら、心身ともにゆったりとととのいたい。

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サウナを中心にコミュニティを育成する

同施設を開業するカヤック社は、地域ならではの豊かさを実現する考え方として「地域資本主義」を提唱している。

「地域資本主義」とは、利益など「経済的資本」に加えて、自然や文化といった「地域環境資本」、人と人とのつながりやコミュニティといった「地域社会資本」を含めた3つを地域の資本と捉え、企業や自治体がこれら3つの資本を育み、地域と共にに成長することを重視する考え方だ。

その考えのもと、同社はこれまで、鎌倉で働く人が利用できる「まちの社員食堂」や、豊島屋と共同運営する企業主導型保育施設「まちの保育園」など、地域コミュニティの活性化につながる事業を複数展開してきた。

地域密着型のコミュニティサウナを目指す「御成桑拿」。2025年秋、鎌倉に誕生

まちの社員食堂

一方、同施設の企画・運営を担当するグリーニングは、鎌倉を拠点に建築・不動産の企画やプロデュースを手がけ、これまで、「GARDEN HOUSE Kamakura」や「BIRD HOTEL – GARDEN HOUSE-」など、地域に根ざした施設の運営をおこなってきた。

今回、両社が協働し、サウナを起点に地域内外の人々がつながる場として「御成桑拿」を開業する。

同施設のコンセプトは、「まちと人が“ととのう”サウナ」。サウナで心身をととのえるだけでなく、地域内外の人々が自然と交流し、新たなつながりが生まれる場を目指していく。

同施設を通じて、鎌倉の更なる賑わいを創出し、コミュニティづくりに貢献することで、人もまちもより豊かで活気あるものになるだろう。

地域密着型のコミュニティサウナを目指す「御成桑拿」。2025年秋、鎌倉に誕生

「科学」の視点から設計されたサウナ室

同施設のサウナ室は、「Saunner of the Year 2024」を受賞したアカデミックサウナレーベル「madsaunist」が監修。「科学」の視点からサウナとスチームを研究する同レーベルによって、呼吸がしやすく、居心地の良いサウナ室が設計されている。

内外装は、自他ともにサウナ愛好家として知られる谷尻誠氏と吉田愛氏の両氏が率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が担当。鎌倉の伝統的な風景に調和しながらも、現代的で洗練された空間に仕上がっている。

地域密着型のコミュニティサウナを目指す「御成桑拿」。2025年秋、鎌倉に誕生

サウナ初心者からコアなサウナーまで、心地よく“ととのう”体験ができる同施設で、これまでにないサウナ体験をしてみては。

御成桑拿
開業時期:9月予定
所在地:神奈川県鎌倉市御成町10−24
公式サイト:https://onari-sauna.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000815.000014685.html

(kyoko.)

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