大阪・関西万博が開幕し、世界中から注目が集まるなか、「スイス パビリオン」にも世界的家具メーカー・ヴィトラの名作たちが彩りを添えている。
パビリオン内の「ハイジ カフェ」やVIPルームに並ぶのは、イサム・ノグチやヴァーナー・パントンらによる、時代を超えて愛されるデザインたち。
「スイス パビリオン」内、万博の景観を楽しめる「ハイジ カフェ」
スイスらしい軽やかさを体現する「スイス パビリオン」
スイス・バーゼルを拠点とするマヌエル・ヘルツ建築事務所が手がけた「スイス パビリオン」は、超軽量の膜素材で構成された球体建築。従来の1%以下という重量で、「スイスパビリオン史上最も軽い」建築物を実現した。
生命・地球・人間拡張がテーマの「スイス パビリオン」
パビリオン内のインテリアには、ヴィトラの家具が数多く採用されている。サステナビリティを重視しながら、空間に命を吹き込むデザイン ── その理念は、ヴィトラのものづくりとも呼応している。
世界的デザインが並ぶ「ハイジ カフェ」
屋上に位置する「ハイジ カフェ」では、万博の景観を一望しながら、スイスと日本のフュージョン料理やスイスワインが楽しめる。
この空間を彩るのは、ヴァーナー・パントンの「パントン チェア」、イサム・ノグチの「ダイニング テーブル」、ジャスパー・モリソンの「ハル RE」シリーズなど。
パントン チェア
ダイニング テーブル
卓上には、ヴィトラ デザイン ミュージアムの「ミニチュア コレクション」もあしらわれ、細部に至るまでデザインの息吹を感じられる。
一般非公開のVIPルームにも、ヴィトラの世界観
自然の豊かさをテーマに設えられたVIPルーム(一般非公開)には、より洗練されたヴィトラの家具が並ぶ。
「スイス パビリオン」のVIP ルーム (一般非公開)
エドワード・バーバー&ジェイ・オズガビーによる「ミカド」、イサム・ノグチの「フリーフォーム ソファ」、ヴァーナー・パントンの「ヴィジョナ スツール」、ジャン・プルーヴェの「ゲリドン バ」── どれもが、空間と調和しながら確かな個性を放っている。
デザインの力を、万博の地で体感する
ヴィトラは、家具を単なる道具ではなく、文化や未来へのメッセージを届ける存在と捉えてきた。
大阪・関西万博のスイス パビリオンは、そんなヴィトラの哲学を、スイスの精神とともに体感できる貴重な場となるだろう。
ヴィトラの拠点「ヴィトラ キャンパス」
軽やかさ、環境への配慮、そして時代を超える創造性 ── すべてが融合したこの空間で、デザインがもたらす新たなインスピレーションに出会いたい。
「スイス パビリオン」紹介ページ:https://store.vitra.co.jp/collections/swiss-pavilion
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000041480.html
(山之内渉)