喧騒から距離を取り、自分だけの静かな空間を求める人に向けて、森林レンタルという新しい選択肢が広がっている。
7月1日(火)から、茨城県龍ヶ崎市に新たに使用可能となる「forenta(フォレンタ)-IBARAKI 龍ヶ崎エリア」は、手つかずの自然がもたらす贅沢な時間を提供する。
自分だけの森を持つという発想から、上質な自然体験へ
フォレンタは、森林空間を1年間単位でレンタルできる全国展開中のサービス。利用者は自分だけの区画を確保し、思い思いに自然と向き合うことができる。今回提供が開始されるのは、都市近郊でありながら、竹林に囲まれた茨城県にある龍ヶ崎エリアだ。
茨城県「龍ヶ崎」エリア
テント泊はもちろん、竹細工やブッシュクラフト、焚き火、自然観察、読書など、多彩な過ごし方ができる。100~300平米の広々とした区画は整備済みのものに加え、自ら開拓できるエリアも用意されている。春にはタケノコ掘りといった季節のアクティビティも楽しめ、一般的なアウトドア施設にはない、暮らしに近い自然体験が味わえる。
年間利用料は税込66,000~88,000円。木々に囲まれた敷地は外からの視線も気にならず、深い静寂と没入感をもたらしてくれる。

“所有しない豊かさ”が環境の未来をつくる
この取り組みの背景には、森林管理という切実な課題がある。竹林は放置されると、周囲の樹木を枯らしてしまい、生物多様性の低下や住宅地への侵食、害獣の温床化などの問題を引き起こす。こうした課題に対し、地域住民・利用者・自然環境のすべてにポジティブな影響を与えることを目指して、フォレンタエリアの運営が始まった。
フォレンタでは、過度な伐採や整地を避け、ありのままの森林を活かす運営方針を採っている。利用者は自然と調和した形で空間を整え、森林のオーナーは適切な管理と収益化の両立を図る。

龍ヶ崎エリアの利用希望者の募集は6月1日(日)まで。合同内覧会は、6月7日(土)・8日(日)に開催される。自分だけの場所、自分だけの時間を持ちたいと願うなら、この機会に一歩を踏み出してみてはどうだろうか。
forenta-IBARAKI 龍ヶ崎エリア
所在地:茨城県龍ヶ崎市八代町2265-1
1区画の広さ:約100~300平米
募集期間:5月2日(金)~6⽉1⽇(日)※応募多数の場合、募集を締め切る可能性あり
合同内覧会:6⽉7⽇(土) 、8⽇(日)※いずれかへの参加必須
利⽤開始:7⽉1⽇(火)※契約締結と入金が確認出来次第、利用可能
公式サイト:https://www.forenta.net/area/ryugasaki
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000140863.html
(Fumiya Maki)