京都市内でクラフトビールを製造する「京都醸造」は、ビール製造開始から今年で10年を迎えることを記念し、大型野外イベント「なみなみと」を開催。
5月10日(土)に、国内外の醸造所21社が出店し、屋外でビールが楽しめる参加無料のイベントで、東本願寺前市民緑地「お東さん広場」にて行う。
開放的な空の下、さまざまなクラフトビールと出会ってみては。
ベルギーのスタイルとアメリカのホップが出会う
「京都醸造」は、アメリカ・カナダ・ウェールズと、国籍が異なる3人の外国人が京都市南区の地で創業したクラフトビールを製造する醸造所だ。
長い歴史を持つ伝統的なベルギービールと、アメリカのモダンなホップをかけ合わせたビールを主力に、一貫して無濾過非殺菌による製法にこだわり、独自のビール造りに取り組んできた。
酵母由来の果実味を伴うような深い味わいや鮮度を感じさせる飲み口を強みに、京都のみならず、全国のビールファンへフレッシュな商品を提供している。
21のブルワリーと、イベントオリジナルのビール
イベント名「なみなみと」には、同醸造所が創業して以来、厚く支えてもらった“なみなみ”ならない感謝の気持ちを“なみなみ”と注がれたビールで表したものだ。
開放的で心地の良い初夏を感じさせる空の下で、心ゆくまでビールを楽しんでもらいたいという想いが込められている。

イベントを盛りあげる21のブルワリー
出店する国内外21のブルワリーは、同醸造所の10年間の歩みの中で、さまざまな形で関わってきた“先輩”ブルワリーや、ビール造りを通して意気投合し、志を共にしてきた醸造家仲間たちだ。
松山の「DD4D Brewing」や静岡の「West Coast Brewing」、富山の「KOBO Brewery」など、普段はなかなか一堂に会すことのないスペシャルなメンバーで、イベントを盛り上げる。

特別記念で醸造した、2種類のクラフトビール
同イベントでは、「京都醸造」による2つの特別記念醸造ビール「なみなみと」と「歴史」も登場。
「なみなみと」は、ニュージーランドホップのフレッシュさとインパクトを全面的に押し出した5.5%の二次発酵ピルスナーだ。ホップのトロピカルと柑橘系の爽やかで味わい深いフレーバーと、自然発泡のきめ細かい泡が至極心地よく、いつまででも延々と飲んでいたくなる仕上がりとなっている。
「歴史」は、創業当時からの親友であるカナダの醸造所「Godspeed Brewery」のルーク氏と一緒に造った、歴史に残るようなユニークなアニバーサリーエール。オレンジピールの柑橘香とオークのウッドチップが生むバニラのような芳香が漂う、ちょっと大人な雰囲気が楽しめる一杯だ。

2種ともに「京都醸造」のブースで販売されると同時に、それぞれの缶入り商品をイベントオリジナルTシャツやグッズなどとともに、特設ブースで数量限定で販売する。

5月のうららかな空の下、ビール片手に京都ならではのクラフトビール時間を満喫しよう。
なみなみと
日程:5月10日(土)
場所:東本願寺前市民緑地「お東さん広場」
所在地:京都府京都市下京区常葉町他
開催時間:12:00~18:00
入場料:無料 ※飲食代別
前売券:3,800円(5枚セット+オリジナルカップ)
当日券:800円(1枚)、3,800円(5枚セット)ほか
特設ページ:https://kyotobrewing.com/pages/kbc10th-naminamito
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000144808.html
(田原昌)
※雨天決行、荒天中止