ナポリ出身の国際的クラシックギタリスト、エドアルド・カテマリオ氏が、2013年以来12年ぶりに来日。東京各地で、声楽家たちとの共演によるリサイタル全5公演を開催する。

演奏の舞台となるのは、渋谷・杉並・日暮里・錦糸町の音楽ホール。いずれもソプラノやテノールらと織りなすコラボレーション形式で、国境を越えた響きを届ける。

クラシックギターの名手、12年ぶりの舞台へ──エドアルド・カ...の画像はこちら >>

世界を魅了するクラシックギターの詩人

エドアルド・カテマリオ氏は、数々の国際コンクールでの受賞歴を誇るクラシックギターの名手。なかでも1991年の「アンドレス・セゴヴィア ギターコンクール」優勝は、彼の名を世界に知らしめる契機となった。

ベルリン歌劇場、ウィーン学友協会、英国王立歌劇場など、クラシック界の聖地での公演実績を持つ稀有なギタリストでもある。

ソリストとしての活動に加え、作曲家・指導者としても国際的に活躍。英王立音楽大学からギタリストとしては異例の名誉教授称号も授与されている。

東京5公演、それぞれ異なる共演と選曲

来日公演では、5つの演奏会すべてに異なる歌手やテーマが設けられている。

初日8月21日(木)は渋谷「けやきホール」にて、テノールの嶋田言一氏、ソプラノの真幸操氏らとともに「イタリアの風、フランスの香り」と題したプログラムを披露。

クラシックギターの名手、12年ぶりの舞台へ──エドアルド・カテマリオ氏、来日リサイタルを5公演開催

クラシックギターの名手、12年ぶりの舞台へ──エドアルド・カテマリオ氏、来日リサイタルを5公演開催

その後も、実力派の日本人声楽家と日替わりで共演を重ね、最終公演は9月5日(金)「すみだトリフォニーホール」にて、ソプラノのKEIKO♪氏とともに、名曲の数々を響かせるデュオリサイタルを予定している。

異文化の音が交わる、一期一会のリサイタル

クラシックギターと歌声の繊細な対話が、夏の東京に深い余韻を残す。世界を舞台に活躍する名手と日本人歌手の共演は、ジャンルや国境を超えて心に響くはず。

各公演の詳細やチケット情報は、公式サイトをチェック。五感で味わう音楽の旅へ、足を運んでみては。

エドアルド・カテマリオ 来日公演2025
開催日:8月21日(木)、22日(金)、25日(月)、29日(金)、9月5日(金)
会場:古賀政男音楽博物館けやきホール、杉並公会堂小ホール、日暮里サニーホール コンサートサロン、すみだトリフォニーホール小ホール
料金:全席自由 各公演4,000円~5,000円(税込)

特設 公式サイト:https://www.edoardo-catemario-concerts-in-tokyo-2025.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003080.000013972.html

(山之内渉)

編集部おすすめ