伊勢の里山に春の訪れを告げる花々。その蜜を集めたはちみつ「蜜匠 神都・花々(しんとはなばな)」が、今年も松治郎の舗から届けられる。

四代続く養蜂家が自然と調和しながら育んだ、香り豊かで深みのある百花蜜は、日々の暮らしにささやかな贅沢を添えてくれる逸品だ。

創業1912年の老舗養蜂企業が作る今年のはちみつを紹介しよう。

伊勢の春から届く香りと甘み。松治郎の舗はちみつ「蜜匠 神都・...の画像はこちら >>

自然と感性の結晶。百花蜜「神都・花々」の魅力

三重県伊勢の自然に育まれた「神都・花々」は、クロガネモチや桜、ハゼノキといった里山の花々から採取された百花蜜。その年の気候や開花状況によって香りや味わいが微妙に異なるのが特徴で、まさに自然の一瞬の記録ともいえる一本だ。濃密ながらもやさしい甘さ、花の芳香がふわりと広がる口当たりは、ヨーグルトやトースト、紅茶に添えるだけで日常の食卓を格上げしてくれる。

この百花蜜が他と一線を画す理由は、創業から110年以上の歴史を持つ松治郎の舗の養蜂哲学にある。人と自然、そしてミツバチとの対話を大切にしながら行われる採蜜作業は、まさに職人の感性と経験の融合。自然と呼吸を合わせるように蜜を集めるその手法は、伊勢の地に根ざした伝統と革新の結晶だ。

伊勢の春から届く香りと甘み。松治郎の舗はちみつ「蜜匠 神都・花々」が今年も登場

環境と向き合う、伊勢の養蜂家たち

「神都・花々」の背景には、近年の気候変動と真摯に向き合う養蜂家の姿がある。30度を超える異常高温が花粉の生成に影響を及ぼし、蜜の収穫量が大きく左右されるなか、松治郎の舗は真摯に向き合ってはちみつ製造を続けている。

また、ミツバチが果たす自然界での役割、植物の受粉を助け、農業を支え、生態系を保つという循環を重視する姿勢も注目に値する。ミツバチの活動を守ることは、地球温暖化の防止や食の安定供給にもつながる。

松治郎の舗は、はちみつを通して持続可能な未来を描いているのだ。

伊勢の春から届く香りと甘み。松治郎の舗はちみつ「蜜匠 神都・花々」が今年も登場

春の一番搾り、“新蜜”の楽しみ

季節の恵みを余すことなく届ける松治郎の舗では、春限定の“新蜜”も人気を博している。新蜜とは、花の盛りに採取されたばかりのはちみつで、フレッシュな香りとみずみずしい甘さが特徴。この時期しか味わえない「春の一番搾り」とも言える希少な蜜だ。

2025年も「新蜜れんげ」と「新蜜花々」が登場し、先行予約がスタートしている。採れたての蜜は、通常の熟成蜜とは異なる軽やかさと鮮烈な香りを持ち、食卓に季節の移ろいを感じさせてくれる。数量限定のため、手に入れられるのはごくわずか。伊勢の春をそのまま閉じ込めたかのような一瓶を手にする歓びは、格別の体験となるだろう。

伊勢の春から届く香りと甘み。松治郎の舗はちみつ「蜜匠 神都・花々」が今年も登場

「蜜匠 神都・花々」は、自然の叡智と人の技術が織りなす贅沢な逸品だ。伊勢の風土と四季を感じさせる香り、丁寧に育まれた味わい、そして自然と共に生きるという思想。自然の移ろいとともにある暮らしを、ぜひその一匙から味わってみてほしい。

蜜匠 神都 花々
内容量:180g
価格:1,080円(税込)

新蜜 れんげ
内容量:600g
価格:6,200円(税込)
配送予定:7月中旬

公式サイト:https://www.matsujiro.shop/user_data/newhoney

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000153634.html

(Fumiya Maki)

※無くなり次第販売終了

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