東京・丸の内に誕生した「B bar Marunouchi」は、歴史と格式あるクリスタルブランド「バカラ」の世界観を空間ごと味わえる特別な場所。細部に至るまで美意識が貫かれたこのバーでは、ただ一杯を愉しむ以上の体験が待っている。

大人の時間が静かに流れる深く甘美な世界に、酔いしれてはいかがだろうか。

東京 丸の内|バカラが彩る極上の空間でグラスを傾けて。「B ...の画像はこちら >>

バカラが生み出す“深みある夜”の空間

「B bar Marunouchi」は、2003年に誕生したB barのデザインを踏襲しつつ、現代の美意識を纏い、新たな空間へと生まれ変わった。内装を手掛けたのは、大型商業施設やホテル、オフィスなどのインテリアデザイン、施工などを手がけるGARDE社。設計思想の中核には「バカラの世界に酔いしれる」というコンセプトがある。

深く沈み込むような静けさに包まれた空間。そのなかでバカラの象徴である赤がアクセントとして浮かび上がる。壁一面に並ぶグラスの中にひとつだけ潜む赤いグラス、重厚なソファに織り込まれた深紅のニュアンス。この“赤”は、空間に確かな温度と情熱をもたらしている。

また、格調高い岩谷堂箪笥や、旧店舗から受け継がれた無垢材のカウンターなどの日本的要素が、温かみと時の重みを添えている。現代と伝統、和と洋。その融合が、時間をかけてゆっくりと深まっていくような安堵感を演出しているのだ。

東京 丸の内|バカラが彩る極上の空間でグラスを傾けて。「B bar Marunouchi」ニューオープン

“魅せる美学”で五感を刺激

魅せることへの徹底したこだわりもこの空間の大きな魅力だ。燭台「ツァリーヌ」をはじめ、バカラのグラスやシャンデリアが視線の先々に配置され、来訪者をさりげなく惹きつける。マジックミラーの壁面を用いた仕掛けは、外からの視線を遮りながらも美しく光を透過させ、空間に奥行きをもたらす。

エントランスに足を踏み入れた瞬間から、訪れた者の感覚は少しずつ変容していく。細部にまで施された美学は、あくまで自然体でありながら、ふとした瞬間にその設えの妙を感じさせる。視覚・触覚・聴覚のすべてが、静かに研ぎ澄まされていく感覚を味わえるだろう。

さらに、通路やレストルームにも心を配った演出が施されている。壁に飾られた額装写真は、バカラの発祥地であるフランス・バカラ村の工房や職人の姿を映し出しており、訪れる者にブランドの背景と手仕事の尊さをそっと語りかけてくる。

バカラの世界で静かにグラスを傾けて

「B bar Marunouchi」には、3つのプライベート空間が設けられている。少人数での静かな語らいや、大切な人との特別な時間にふさわしい設計だ。最奥の個室には、まるで宙に浮かぶようなウォールランプが灯り、非現実の中に身を置いているような感覚を呼び起こす。

ここでは、200種を超えるバカラグラスから提供されるお酒を嗜むことができる。グラスの形状、重み、手触りまでもが“味”として記憶に刻まれていくような一杯だ。

東京 丸の内|バカラが彩る極上の空間でグラスを傾けて。「B bar Marunouchi」ニューオープン

日々の喧騒を離れ、ただ静かにグラスを傾けるひととき。その背後には、何世代にもわたり培われてきた職人の技と、空間を構成する一つひとつの意匠がある。

それを知ることもまた、成熟した大人の愉しみなのだ。

B bar Marunouchi
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビルB1F
営業時間:月~土 16:00~2:00(日曜・祝日は休業日)
公式サイト:https://stores.baccarat.com/jp/b-bar-marunouchi

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000099560.html

(Fumiya Maki)

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