デンマークの家具ブランド「FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)」が、多くの傑作を世に残した家具デザイナー、ポール・ケアホルム(1929~1980年)の全国巡回展を開催中。

6月3日(火)~6月29日(日)には、約25点の名作コレクションが「そごう広島店」の特設会場に集められ、作品にまつわるストーリーとともに紹介される。

FRITZ HANSEN|多くの傑作を世に残したポール・ケア...の画像はこちら >>

そこにあるだけで空間の美しさを引き立てる

1872年にデンマークで創業した同ブランドは、そこにあるだけで空間の美しさを引き立てる、上質でアイコニックな家具を取り揃えている。

とくにアルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルム、ハンス・J・ウェグナーといった先見性あふれるデザイナーとの作品は、時の試練に耐え、生涯にわたって高いクオリティが楽しめるデザインが秀逸だ。

巡回展の主役であるポール・ケアホルムは、数ある建築素材の中でもスチールに強い関心を持ち、スチールは木などの天然素材と同様に、芸術的な敬意に値する素材であると考えていたという。それでは、コレクションの一部を紹介していこう。

時代を超越した不変的なデザインをまとうコレクション

真のデザインクラシック「PK22」

スチール×レザーによる素材そのものの美しさやデザインへのこだわりが表現された代表作は、現代においてもモダンなチェアとして影響力を持ち続けている。

FRITZ HANSEN|多くの傑作を世に残したポール・ケアホルムの巡回展を6月3日より広島で開催

ハンモックチェアと名付けられた「PK24」

有機的に湾曲したデザインをまとうラウンジチェアは、完全にとどまることのない水の流れをイメージ。「ハンモックチェア」という呼び名は、2点の間に身体をつり下げることで機能する特徴を由来とする。

FRITZ HANSEN|多くの傑作を世に残したポール・ケアホルムの巡回展を6月3日より広島で開催

ミニマリズムを体現する「PK61」

素材本来の色合いや表情をありのままに、大理石の美しさとスチールの特徴を最大限に生かした名作テーブル。ミニマムなデザインは、ポール・ケアホルムが工業デザイナーから“家具の建築家”と言われるようになった、進化の象徴でもあるという。

FRITZ HANSEN|多くの傑作を世に残したポール・ケアホルムの巡回展を6月3日より広島で開催

上記アイテムを含む多彩なコレクションは、「FRITZ HANSEN」の公式オンラインストアや全国の正規販売店にて販売中。時代を超越した美しいコレクションを採り入れて、より上質な空気感と時間を演出してみたい。

家具の建築家 ポール・ケアホルム 全国巡回展 in 広島
会期:6月3日(火)~6月29日(日) 各日10:00~19:30 ※最終日は17:00 CLOSE
会場:そごう広島店 2階 特設会場
「FRITZ HANSEN」公式オンラインストア:https://www.fritzhansen.com/ja/inspiration/designers/poul-kjaerholm

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002077.000031382.html

(zlatan)

編集部おすすめ