40年ぶりの来日公演。国立カナダナショナル管弦楽団が東京・三重・大阪を巡る特別ツアーを開催
画像（4枚）

北米屈指の名門オーケストラ、国立カナダナショナル管弦楽団が40年ぶりに来日する。

EXPO2025大阪・関西万博の開催に伴う文化交流の一環として、カナダ政府の公式派遣により日本ツアーが実現。

東京・三重・大阪の3都市を巡り、ラフマニノフやベートーヴェンの名曲を含む多彩なプログラムで音楽ファンを魅了する。

40年ぶりの来日公演。国立カナダナショナル管弦楽団が東京・三...の画像はこちら >>

北米の名門、40年ぶりの来日ツアー

カナダの首都オタワを拠点とする国立カナダナショナル管弦楽団は、国立芸術センターの専属オーケストラとして活動を続けてきた名門団体。

ピンカス・ズーカーマン氏との録音でクラシックファンに親しまれてきた同団を、現在はロイヤル・フィルで首席副指揮者を務めるアレクサンダー・シェリー氏が音楽監督としてリード。日本ではNHK交響楽団でも活躍するヴァイオリニストの川崎洋介氏がコンサートマスターとして指揮者との信頼関係を支える。

これまで音楽祭などを通じて日本との交流を重ねてきた彼らが、ついにフルスケールで日本の舞台に立つ。

豪華ソリストと描く、時を超えるプログラム

同ツアーには、ドイツ出身の実力派ピアニスト、オルガ・シェプス氏がソリストとして参加。叙情的かつ繊細なタッチでヨーロッパ中の聴衆を魅了してきた彼女が、日本では久々のオーケストラ共演を果たす。

演奏曲目には、ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』やベートーヴェン『交響曲第5番《運命》』といった王道に加え、日系カナダ人作曲家ケイコ・ドゥヴォー氏による現代作品『水中で聴く（Listening Underwater）』を取り上げ、今この瞬間のクラシックを体現する構成となっている。

クラシックの現在地を、最前列で

各都市の名門ホールで披露される洗練された響きは、音楽ファンにとって聴き逃せないものだろう。文化を超えて響き合う音の瞬間を、ぜひその耳で味わってみてはいかがだろうか。

国立カナダナショナル管弦楽団 日本公演
東京公演
日時：6月3日（火）19:00開演（18:15開場）
会場：サントリーホール 大ホール
詳細：http://www.concert.co.jp/concert/detail/2427/

三重公演
日時：6月5日（木）19:00開演（18:30開場）
会場：三重県文化会館 大ホール
詳細：https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/52407

大阪公演
日時：6月7日（土）14:00開演
会場：ザ・シンフォニーホール
詳細：https://www.symphonyhall.jp/event/2024126954/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000130986.html

（山之内渉）

編集部おすすめ