伝統と革新が調和する日本発の家具ブランド、カリモク家具が送り出す新シリーズ「CANTINETTA(カンティネッタ)」。静けさのなかに確かな個性を宿し、空間と暮らしの質を高めてくれる。
住まいに心地よい余白をもたらす家具、上質なものに囲まれた日常を好む大人の感性にこそ響く、新たな選択肢となるだろう。
洗練された日常に自然と馴染む、穏やかな存在感
カリモク家具が6月4日(水)から順次展開する「CANTINETTA」シリーズは、イタリア在住のデザイナー武内経至氏によって手がけられた新作ダイニングセットだ。「小さな食堂」という名を持つこのシリーズは、和洋の要素が調和する現代の日本の住空間に寄り添い、過度な主張を控えつつ存在感を放つ設計となっている。
原点となったのは、カリモク家具の工場の食堂で今も使われる廃番チェア「CS1105」。太めのシルエットと安心感のある佇まいを継承しつつ、現代の空間に調和するよう再構築されている。チェアは肘付き・肘なしの2種、張座・板座・ペーパーコードの3種から選択可能。テーブルも4サイズに加え、円卓タイプも用意され、空間に応じた多様な組み合わせが可能だ。

また、塗装には木の質感を生かした「コットンナチュラル」と、深みある光沢が印象的な「カンティネッタグリーン」の2色がラインナップ。さまざまなインテリアスタイルと美しく共鳴する設計は、空間を静かに引き立てる。
日々の営みに寄り添う、温もりのある設計思想
CANTINETTAの魅力は、見た目の美しさだけにとどまらない。たとえばチェアの背もたれは、二枚板の角度と位置を細かく検証し、長時間座っても快適に過ごせるよう設計。姿勢を崩しても身体に角が当たらないよう、随所に丸みを持たせた加工が施されている。
脚部やアームには、有機的で柔らかな曲線が採用されており、視覚的にも触感的にも優しい印象を与える。テーブルも、あたかも長年使い込んだかのような滑らかな輪郭を持ち、空間に自然と馴染む佇まいだ。

デザイナー武内経至氏の感性が息づく家具
このシリーズを手がけた武内経至氏は、世界を舞台に活躍するプロダクトデザイナー。ニュージーランド、フランス、イタリアと国際的なキャリアを持ち、多文化的な視点で物事の本質を見極める力に長けている。
彼のデザインには、人とモノ、そして空間の間に静かな対話を生み出す力がある。今回のCANTINETTAでも、流行を追うのではなく、時を重ねるごとに価値を増す家具のあり方が貫かれている。

使うほどに身体になじみ、空間の一部として呼吸を始める。そんな成熟を楽しめる家具は、人生の質にこだわる大人にとって、最良のパートナーになるはずだ。
CANTINETTA Chair
主材:ブナ
価格/サイズ:肘無 69,300円から / W470xD505xH750
肘付 91,300円から / W540xD505xH750
CANTINETTA Table
主材:ブナ
価格/サイズ:W1800 168,300円 / W1800xD900xH710
W1650 154,000円 / W1650xD900xH710
W1500 137,500円 / W1500xD850xH710
W900 115,500円 / W900xD900xH710
円型Φ1100 135,300円 / Φ1100xH710
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000013161.html
(Fumiya Maki)
※価格はすべて税込