「日本の伝統工芸を未来へ紡ぐ」をミッションにシルバーアクセサリー等を企画販売するe-moer(イーモア)社と伝統工芸「東京銀器」の銀師(しろがねし)・上川宗光氏がタッグを組み、オーダースーツ専門店「DAVID LAYER」初のオリジナルのカフスボタンを企画・製作した。

6月7日(土)・6月8日(日)に同ブランドの代官山で開催される受注会に、足を運びたい。

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スーツ市場の変化に合わせたカフスを展開

コロナ以降、消費型スーツの市場が低迷を続けている中で、オーダースーツ市場は回復傾向にあり、平均価格も上昇している。昨今のスーツは“一点もの”志向が強く、カフスも同様に“質が良く、一生使えるもの”を選ぶ消費者が増えている。

e-moer社が手がけるアクセサリーブランド「JOEKR(ジョーカー)」はこの市場の変化を捉え、品質・価格両面で勝負できる伝統工芸のシルバーカフスを、感度の高いスーツユーザー層に届ける販路戦略を構築。その第一弾として、今回の「DAVID LAYER」との協業が実現した。

オーダースーツは、納品までに2週間から1か月以上の期間がかかるものが殆ど。一方で、この受注生産モデルが銀師の創作サイクルと相性が良く、オーダースーツ業界とタッグを組むことで、「伝統工芸アクセサリー」といった新しい価値を創出できると同社は考えた。

伝統工芸をスーツに光らせる。「DAVID LAYER」初のオリジナルカフスが受注会にて登場

完全予約制の実力派テーラー「DAVID LAYER」と連携

滋賀に本社を構える「DAVID LAYER」は、完全予約制のオーダースーツ専門店。独自の型紙開発と丁寧なヒアリングを強みに、15,000種類以上の生地・裏地・ボタンから好みに合わせてカスタマイズできるのが特徴だ。同店はなんと年に数百着以上を仕立てており、業界屈指のテーラーショップとなっている。

あるプロ野球監督が就任会見で着用した高い襟の白シャツが話題となり、その際に着用していたワインレッドのスーツが細部にまで行き届いた装いだったことから、仕立てを担った同店の名にも注目が集まることに。今回、e-moer社が制作を担当した同店初となるオリジナルカフスは、袖口に宿るこだわりをさらに際立たせる。伝統工芸との相性も良く、美意識の高い経営者層やエグゼクティブ層からの支持が期待される。

今回提供される2種類のカフスは黒メッキではなく、伝統的な「燻し加工」によって素材の表情を活かし、同店の店内の壁紙からインスピレーションを得た完全オリジナルデザインに仕上げられた。

伝統工芸をスーツに光らせる。「DAVID LAYER」初のオリジナルカフスが受注会にて登場

オリジナルカフスの受注会を開催

同イベントでは、客の要望に耳を傾けながら製品のこだわりを伝える対話型の接客が実施される。

銀師の技術と歴史を背景に持つ完成品の魅力を、e-moer社の代表である金本晃司朗氏自らが案内。

完全予約制となっているため、予約をしてから同店に足を運びたい。

伝統工芸をスーツに光らせる。「DAVID LAYER」初のオリジナルカフスが受注会にて登場

日本の伝統工芸をシャツの袖に光らせられる、魅力的なカフスボタン。今のところ同アイテムは受注会でのみ手に入るため、忘れずにチェックしておこう。

「DAVID LAYER」オリジナルカフス受注会
日程:6月7日(土)~6月8日(日)
時間:10:00~19:00(完全予約制)
会場:DAVID LAYER代官山
所在地:東京都渋谷区代官山町18-6 ACN代官山ビル1F
カフス価格:53,900円(税込)
公式サイト:https://david-layer.tokyo/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000143897.html

(kyoko.)

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