日本の美意識を世界に向けて発信するウオッチブランド「セイコー プレザージュ」から、有田焼の素材が持つ温かな風合いと繊細なダイヤルパターンが特徴のクラフツマンシップ「有田焼『無釉(むゆう)』ダイヤル限定モデル」が登場する。
発売予定日は7月11日(金)。
有田焼の異なる魅力を提案する「無釉」ダイヤル
「セイコー プレザージュ」クラシックシリーズは、日本の伝統的な工芸品や衣服など日常を彩るものに用いられた色彩や、素材、質感などの「用の美」に着想を得て、そのしなやかさを表現したシリーズ。今回発表された「有田焼『無釉』ダイヤル限定モデル」では、日本初の磁器として17世紀初頭に生まれた有田焼の異なる魅力を提案する。

「無釉(むゆう)」とは、ガラス質である「釉薬」を用いない技法のこと。デザイン性の高い新しい表現方法として近年確立されたもので、有田焼の素材である陶石本来のマットで温かみのある風合いを再現するとともに、無釉ならではの切り立った稜線も表現している。

艶のある金色の針とインデックスが印象的
タイムピースの顔となるダイヤルは、古来より縁起のよい吉祥文様として知られ、子孫繁栄や無病息災への願いが込められた菱型文様を現代的にアレンジ。マットな質感を持つ無釉ダイヤルの上で美しく映える、艶のある金色の針とインデックスも印象的だ。

ケースは、セイコーが独自に開発した表面加工技術のステンレススチール(ダイヤシールド)。日常使いの擦り傷や小傷から、時計本来の美しい輝きやきれいな仕上げを守る。
ストラップには、艶のある黒の牛皮革を採用。LWG*の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーで、白のダイヤルを引き立て高級感をさらに高めている。
裏ぶたにはシリアルナンバーも刻印
世界的に希少な無釉ダイヤルは、佐賀県西松浦郡有田町にある創業190年以上の老舗「しん窯」に所属する陶工・橋口博之氏監修のもと、その技術を継承した川口敏明氏と、職人たちの見識や技術が融合したもの。高精度に加工された石膏型による鋳込み工程を経て1300℃の高温で焼成するなど、難易度の高いプロセスのもとで完成されている。
価格は264,000円(税込)。

掲載元:クラシックシリーズ クラフツマンシップ 有田焼「無釉」ダイヤル限定モデル 特設ページ
日本の伝統美を纏ったダイヤルの上で、移りゆく時間を刻む1本。世界に類を見ないタイムピースをその腕に纏わせては。
セイコー プレザージュ クラシックシリーズ クラフツマンシップ 有田焼「無釉」ダイヤル 限定モデル
ケース:ステンレススチール(ダイヤシールド)
ストラップ:牛皮革
ダイヤル:有田焼(無釉)
ガラス:デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
ケースサイズ:外径40.6㎜(りゅうず含まず)、厚さ12.5㎜
特設ページ:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/presage/special/classic_series_unglazed_arita/
公式サイト:https://www.seikowatches.com
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000637.000010826.html
(倉岡明之進)
*LWG(Leather Working Group)とは、持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行う非営利の組織のこと
※記載内容は発表日時点の情報で、予告なしに変更になる場合がある