長野・大町市にあるプレシュアリー社が開発した“置かない”スピーカー「2×4スピーカー」が、「GREEN FUNDING」のクラウドファンディングにて約100万円超となる349%を達成し、話題を呼んでいる。2×4材そのものに音響ユニットを埋め込み、インテリアと調和するデザインと、繊細な日本製モノづくりが高く評価された。

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壁を使いインテリアに溶け込む新感覚スピーカー

今回大幅に目標を達成した「2×4スピーカー」の最大の特徴は、2×4材にスピーカーユニットを組み込み、まるで「置かない」ように見せるフレームレス設計。従来のサウンドバーやスピーカーとは一線を画し、壁に穴を開けずに壁面をそのまま使って設置できるため、賃貸住宅に住んでいる人にも最適だ。

テレビの薄型化に伴う音質の物足りなさを補いながら、空間デザインを損なわないデザイン性が、インテリアにこだわる層や、新たな音響体験を求めるユーザーから特に共感を得ている。

飽くなき挑戦と日本の繊細なものづくりが融合した“置かないスピーカー”「2×4スピーカー」

日本の職人技が息づく繊細な構造美

同スピーカーは天然2×4材がCNC加工で精密に削り出されており、木の反りやゆがみを防ぐ高度な製造技術で構成されている。ユニットの取り付けや音響調整もミリ単位で設計されており、ネジ一本に至るまで妥協を許さない、日本らしいものづくりの真骨頂が反映されている。

裏側からの丁寧な削り出しと、高密度な木材処理により、豊かな音場と美しい景観を同時に実現している点にも注目してほしい。

飽くなき挑戦と日本の繊細なものづくりが融合した“置かないスピーカー”「2×4スピーカー」

開発者の情熱が生んだ音の物語

同製品の開発者である横川博一氏は、「こんなスピーカーが欲しかった」という自身の想いからプロジェクトを始動。開発過程では製造パートナー探しや試作・調整をひとりで担い、多くの困難を乗り越えてきた。

こうした背景と個人的なストーリーには強い共感が集まり、支援者の心をつかんだ。また、目標額300,000円に対し、約1,047,117円という達成率349%という記録が、その熱意を裏付けていることが分かる。

飽くなき挑戦と日本の繊細なものづくりが融合した“置かないスピーカー”「2×4スピーカー」

今夏には支援者への発送が予定され、10月末には一般販売も開始予定の同製品。一般販売ではクラウドファンディングとは異なる価格設定となる予定だが、インテリアと融合する美音体験を求める人々には見逃せない一品といえるだろう。

クラウドファンディングで得た支持と期待を追い風に、今後の展開にも注目したい。

2×4スピーカー詳細ページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/8834

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000066910.html

(kyoko.)

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