清酒「久保田」の醸造元である朝日酒造が、2030年で創業200周年を迎えるにあたり、新たな挑戦となる蒸留酒事業に新規参入した。

その新商品となる「KUBOTA GIN」が、「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)2025」でブロンズ賞を受賞。

「世界に通用する、美味しいジン」を目指す、同社の新商品に注目したい。

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里山をイメージした香味が、独自の世界観を宿す

朝日酒造は、日本酒「久保田」のもつ品質へのこだわりや高級感を大切にしながら、多くの人に長く親しんで飲んでもらえるジン作りを目指したという。

自然の癒しをテーマにし、「くつろぎ」と「癒し」をもたらす「里山」をイメージして商品開発が進められ、ジンらしい清々しさと自然の香りを表現。

新潟の里山から世界へ。「久保田」醸造元の朝日酒造が挑む、新境地の蒸留酒「KUBOTA GIN」

まずはジュニパーベリーとコリアンダーシードのジンらしい香りから始まる。そして、杉の葉、クロモジなどの新緑の里山の瑞々しさ、笹の葉やヨモギの土の香りや下草の香りへと変化していく。

16種類のボタニカルをそれぞれ個別に蒸留した上で複数種類の原酒を作り、原酒を最適な配合でブレンドすることで香味を決めている。このひと手間こそが、独自の世界観を香味で表現できる秘訣だ。

新潟の里山から世界へ。「久保田」醸造元の朝日酒造が挑む、新境地の蒸留酒「KUBOTA GIN」

自然の神秘を映す、落ち着いた佇まいのボトルデザイン

ボトルデザインには、水面や木立など、自然の神秘性を表現したパッケージを採用している。水面、木立、森、田んぼ――それぞれの風景が織りなす、曖昧でどこか懐かしい、記憶の断片を思い起こさせるようなデザインだ。

新潟の里山から世界へ。「久保田」醸造元の朝日酒造が挑む、新境地の蒸留酒「KUBOTA GIN」

酒造りへの変わらぬ信念と新たな挑戦

朝日酒造は1830年創業の老舗蔵元である。新潟県長岡市朝日を拠点に、新潟産にこだわった真摯な酒造りを続けている。創業地の地内を流れる清澄な地下水脈の軟水と、地域の農家とともに研究を重ねながら育てている良質な酒米は、徹底した品質管理を行う朝日酒造の酒造りには欠かせない。

また、伝統を守るだけにとどまらず、次世代に向けた挑戦にも積極的だ。蒸留酒事業という新たな取り組みとなった「KUBOTA GIN」は、その先駆けともなる存在。

新潟の里山から世界へ。「久保田」醸造元の朝日酒造が挑む、新境地の蒸留酒「KUBOTA GIN」

蒸留酒という新たな領域にも踏み出したいま、朝日酒造の次なる一手にも注目したい。

KUBOTA GIN
価格:通常ボックス/6,050円、ギフトボックス/6,600円
容量:700ml
アルコール度数:47度
商品詳細ページ:https://www.asahi-shuzo-online.jp/SHOP/N102.html?ec_top_category_bnr

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000028013.html

(IGNITE編集部)

※価格はすべて税込

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