ウールカーペットの老舗・堀田カーペットが、ブランドを「HOTTACARPET」に一本化し、6月18日(水)に新たなスタートを切った。
職人技と上質な素材に裏打ちされた製品を軸に、“カーペットのある暮らし=CARPET LIFE”を再提案。
想いを“暮らし”に織り込むリブランディング
1962年の創業以来、「カーペットを日本の文化に」という想いを掲げてきた堀田カーペット。
今回のリブランディングでは、既存のラグ・タイル・ロール製品を「HOTTACARPET」に一本化し、プロダクト体系をよりシンプルに、わかりやすく整理した。
アートディレクターに池田充宏氏を迎え、ウェブサイトや販促物を含む全タッチポイントを刷新。ブランド全体で“空間と調和する存在”としてのカーペットの美しさを伝えていくという。
素材と技術を活かした、新たなラインナップ
今回発表された「HOTTACARPET」の新作では、外部デザイナー・柳原照弘氏と初の協業となる「WFR15-100」。カットとループをランダムに配したテキスタイル的デザインで、職人技と現代的感性が融合している。
ラグシリーズからは、縁取りが印象的な「Frame」と、表情豊かなチップシャー加工が施された「British Colour Tipshearing」も登場。いずれも英国産ウールを用い、触感と色彩の豊かさが日常をさりげなく彩ってくれる。
音とアニメーションで描く、新しい「CARPET LIFE」
今回のローンチにあわせ、暮らしの中にある“カーペットの心地よさ”を音と映像で伝える特別コンテンツも公開された。
音楽はharuka nakamura氏、アニメーションは九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」の六代目、上出惠悟氏が手がけ、それぞれが暮らしの中に溶け込む“温度”を表現している。
毛足の揺らぎ、光を受ける織り目、静けさに寄り添う音色──カーペットの魅力を、体験として感じられるコンテンツに仕上がっている。
「カーペットのある暮らし」を、文化に
リブランディングは単なる見た目の刷新ではなく、「CARPET LIFE」をより多くの人の暮らしに届けるための第一歩だ。
生活に寄り添いながら、日本の住文化に根ざしたものづくりを続ける同社の姿勢は、これからも変わらず、人と暮らしをつなぐ価値を紡ぎ続けていくだろう。
HOTTACARPET公式サイト:https://hdc.co.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000097364.html
(山之内渉)