国際的なワインコンペ「Decanter World Wine Awards 2025(DWWA2025)」で、北海道ワインのスパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」が金賞を獲得した。

世界最高峰の審査員たちが96点を与えたその味わいは、繊細さと力強さが同居する。

洗練を知る大人にふさわしいこのスパークリングは、深く静かな感動を届けてくれる。

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金賞に輝いた「トラディショナルメソッド北海道 Type C」の矜持

6月18日(水)、英国「Decanter」誌主催の世界最大級ワインコンペ「DWWA」にて、北海道ワイン株式会社の瓶内二次発酵スパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」が金賞を受賞した。

日本のスパークリングワインとしては異例の快挙で、審査員には72名のマスター・オブ・ワイン、22名のマスター・ソムリエが含まれる。出品数は約1万6700点にのぼるなかでの高評価は、国内外での価値を再定義するものだ。

同社はこのほかにも白・赤ワインで計3点の入賞を果たしており、北海道ワイン全体の評価を引き上げる結果となった。

最大級ワインコンペで認められたスパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」

醸造へのこだわり──丁寧な手仕事と5年の歳月

「トラディショナルメソッド北海道 Type C」に用いられるのは、北海道鶴沼のピノ・ブラン種とシャルドネ種、余市のツヴァイゲルト種。

フランス・シャンパーニュ地方の製法にならい、ホールバンチプレスで搾った一番搾り果汁と二番搾り果汁を調合。そこにリザーブワインを40%ブレンドし、味わいに奥行きを加えている。

瓶詰め後は19ヶ月の熟成期間に加え、デゴルジュマン後さらに5年以上の熟成を経る。マロラクティック発酵を行わず、北海道の冷涼な気候が生み出すシャープな酸をそのまま生かすことで、キレのある辛口の仕上がりになっている。

最大級ワインコンペで認められたスパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」

ティスティングでは洋梨やリンゴの瑞々しいアロマ、ブリオッシュの思わせる香ばしさ、きめ細かい泡立ちが評価された。飲み口は清涼感に満ち、ミネラル感を伴った余韻が続く。

洗練された味覚が求める、特別な一本

同ワインは特製デザインBOX入りで、贈答用にも映える仕立てだ。単なる国内ワインの域を超えた完成度は、洗練された食事とともにゆっくりと味わいたい。

たとえば、魚介のカルパッチョや白身魚のポワレ、クリーミーなチーズと合わせると、その真価が際立つ。

静けさの中に確かな主張が宿るこのスパークリングは、経験を重ねた大人の感性に寄り添う一本。手間を惜しまぬ製法と、気候風土を映した繊細な味わい。北海道という地の可能性を、世界に知らしめた証でもある。

最大級ワインコンペで認められたスパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」

掲載元:北海道ワイン公式

選ぶことで人生の質を上げてくれる存在だと実感させてくれる。そんな一本との出会いが、食卓に新しい物語を添えてくれるだろう。

トラディショナルメソッド北海道 Type C
飲み口:白・辛口(Brut)・発泡性
価格:8,800円(税込)
内容量:750ml
アルコール度数:12%
商品詳細ページ:https://www.hokkaidowine.shop/view/item/000000000458

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000140719.html

(Fumiya Maki)

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