486段もの階段を下る「日本一のモグラ駅」と呼ばれる、群馬県みなかみ町のJR土合駅。
その地下ホームで貯蔵熟成させたクラフトビールが楽しめる、年に一度のイベント「もぐらビアキャンプ」が、10月4日(土)に開催される。
同ビアフェスでは、さまざまなブルワリーが出店。自然に囲まれた会場で、のんびりとビールを楽しみたい。
地下にあるホームで熟成した「モグラ熟成ビール」
群馬県みなかみ町の無人駅であるJR上越線の土合駅は、下りホームが上越線のトンネル内にあり、駅舎から標高差約70m、486段もの階段を下るため「日本一のモグラ駅」と呼ばれている。
そんな同駅の地下ホームで熟成したクラフトビールが、「モグラ熟成ビール」だ。

地下ホーム内の気温は年間を通して15℃前後と貯蔵に適した環境であることから、2021年からホーム内の既存スペースを活用して、さまざまなブルワリーがクラフトビールを貯蔵する取り組みが始まった。
発酵を終えたビールを、地下ホーム内の一定の気温で穏やかに熟成させることで、味や香りの調和がすすみ、深い味わいが楽しめる。


熟成された味わいを楽しむ秋のクラフトビールフェス
JR上越線土合駅を活用した「DOAIVILLAGE」は、みなかみ町でクラフトビール醸造を行う「OCTONE BREWING」と協力し、地下ホームで貯蔵熟成させたクラフトビールが楽しめるイベント「もぐらビアキャンプ」を今年も開催する。
駅舎内外を活用した「DOAIVILLAGE」
フェスの会場となる「DOAIVILLAGE」は、JR上越線土合駅の駅舎内外を活用し、宿泊施設やカフェ、野外サウナ施設を運営している。
年明けの大雪被害で営業を休止していたが、8月からリニューアルオープン。同フェスがリニューアル後初めての公開イベントだ。
普段は宿泊予約者以外は入場できない場内が、この日限りは大勢でゆっくりと楽しむことができる。

各ブルワリーの熟成ビールが楽しめる
同フェスの出店ブルワリーは、群馬県から「片品ブリューイング」「Bryü」「OCTONE BREWING」、東京都から「クランクビール」「Let’s Beer Works」、埼玉県から「しょうがのむし」「ぬとりブルーイング」「GROW BREW HOUSE」、そして静岡県の「フジヤマハンターズビール」を予定している。
各ブルワリーから、地下熟成を経たビールがどのように変化したのかという話を聞きながら、全種類のビールをゆっくり楽しんでみよう。

地下深く、無人駅を利用した「モグラ熟成ビール」とはどのようなものか、楽しみなビアフェスだ。
もぐらビアキャンプ
開催日時:10月4日(土)12:00~19:00
会場:JR上越線「土合駅」 DOAIVILLAGE
所在地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽
参加方法:前売り入場券、当日券
前売り入場券:1,500円(イベントオリジナルグラス付)、700円(イベントステッカー付)
チケット販売サイト:https://t.livepocket.jp/e/mbc2025
DOAIVILLAGE公式サイト:https://villageinc.jp/doaivillage/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000144588.html
(田原昌)
※画像は全てイメージ
※イベント内容は情勢や当日の天候等により予告なく変更または中止となる場合あり
※出店事業者は予告なく変更となる場合あり
※土合駅では交通系ICカードは利用不可