ホテルリソル上野のリビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」では、8月1日(金)から31日(日)まで、アーティスト伊藤恭子氏による作品4点の特設展示を開催。国画会会員として活動する伊藤氏が長年取り組む「生きる力」をテーマにした油絵作品を鑑賞できる。

同ホテルの宿泊者はもちろん、宿泊以外の人でもフリーで見学できるというギャラリーで、夏の涼をアートで感じてみては。

「生きる力」がテーマ。ホテルリソル上野のアートギャラリーで伊...の画像はこちら >>

実行力(2014年 キャンバス、油彩 サイズ S30号)

人間の内面的エネルギーを表現した4つの作品

今回の展示では、「実行力」「包容力」「大地の聲」「存在」の4点を展示。いずれも人に宿る力強さや生命の尊さを表現した作品となっている。

「実行力」(2014年)は、「生きる力」シリーズの4連作のうちの1点で、ただ待っているのではなく一つ一つ実行していくことで前に進むことができるという想いを、筆の勢いで躍動感を表現した作品。

また「包容力」(2014年)は、社会の中で相手を思いやること、寄り添うこと、受け入れることの大切さを、大きなU字型の形があたたかく包み込む様子で表現。あえてシンプルな構図にすることで意図の主張を強めている。

「生きる力」がテーマ。ホテルリソル上野のアートギャラリーで伊藤恭子氏作品展が開催

包容力(2014年 キャンバス、油彩 サイズS30号)

「大地の聲」(2024年)は、大地に大きく根を下ろし長い歳月を経てきた大木をモチーフに抽象化し、その生命力をモノトーンとアクセントのバーミリオンで表現した作品だ。

さらに最新作「存在」(2025年)は、ものや人それぞれが持つ存在の意義を抽象表現で表した作品で、作品を目にした人それぞれのとらえ方で鑑賞してほしいという。

「生きる力」がテーマ。ホテルリソル上野のアートギャラリーで伊藤恭子氏作品展が開催

存在(2025年 キャンバス、油彩 サイズ F3号)

宿泊者以外も気軽に立ち寄れるアートスペース

「Resol Gallery Ueno」は、アートと下町の風情が調和する上野という地域に根ざしたホテルづくりの一環として、昨年2月よりスタート。未来の文化を発信する新進気鋭のアーティストと、旅するゲストとの出会いを創出する場として活用されている。

宿泊者は24時間見学できるほか、宿泊者以外でも10時から20時まで気軽に立ち寄ることができる。これまでに油絵や版画など多彩なジャンルの作品を展示し、旅人たちが気軽にアートに触れる場として親しまれている。

ギャラリーでは特設展示と常設展示を隔月で交互に実施。

訪れるたびに新たな発見と成長の機会を提供している。

気軽に立ち寄れるアートスポットとして、小旅行や休日の定番になりそうだ。

「生きる力」がテーマ。ホテルリソル上野のアートギャラリーで伊藤恭子氏作品展が開催

Resol Gallery Ueno 伊藤恭子氏作品 特設展示
会期:8月1日(金)~8月31日(日)
会場:ホテルリソル上野 リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」
所在地:東京都台東区上野7丁目2−9
入場料:無料
公式サイト:https://www.resol-hotel.jp/ueno/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000136681.html

(春緒)

編集部おすすめ