デジタル画面に長時間向き合う中で無意識に呼吸を止めてしまう「スクリーン無呼吸症候群」に陥っている現代人は多い。呼吸の浅さや速さは、自律神経の乱れや睡眠の質、集中力などに影響を与える恐れもある。

こうした呼吸の乱れにデザインとテクノロジーで立ち向かうのが、9月よりクラウドファンディング開始予定の新しい呼吸デバイス「シンコキュウ」だ。

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深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」

運動共感|動きと一緒に呼吸を整える新しい習慣形成

シンコキュウは、深呼吸を自然に促し、習慣化するための卓上デバイス。ゆっくりとした上下の動きと穏やかなサウンドによって、ユーザーを深い呼吸へと誘うように設計されている。

人間には、目にした動きを真似てしまう「運動共感」という性質があるが、シンコキュウはその習性を利用。ゆったりと上下に動くことで、「上に上がるときは吸う、下に下がるときは吐く」と、さりげなく人の深呼吸を誘う。

呼吸法の知見がなくても、シンコキュウの動きを真似るだけで、適切なリズムで深呼吸を行える。深呼吸が習慣化されることで、睡眠の質の向上やストレス軽減、集中力の持続につながるという。

同製品には「集中モード」と「リラックスモード」という2つのモードが用意されており、呼吸のペースや光の色を変えることも可能。オンとオフの切り替えの難しい在宅ワークでも、呼吸によって生活の場面転換を行うことができる。

深呼吸を習慣化|睡眠の質や集中力が向上する新デバイス「シンコキュウ」がクラファンへ

「集中モード」と「リラックスモード」の2種類の呼吸モードで動くシンコキュウ

習慣化を叶える「存在」として溶け込む自然な設計

「ユーザーが本当に呼吸を習慣にできるかどうか」という視点を重視し、「毎回ユーザーが起動して操作する」といった従来のプロダクトの前提を手放した同製品。

シンコキュウは、まるで空気のようにそっとそばにいて、必要なときに自然と呼吸を促してくれる“存在”に。日々の暮らしに自然なかたちに溶け込む設計も魅力だ。

深呼吸を習慣化|睡眠の質や集中力が向上する新デバイス「シンコキュウ」がクラファンへ

プロダクトの上下運動により、「吸う」「吐く」の適切なタイミングを教えてくれる

深呼吸によって睡眠の質が向上、疲労感が軽減

呼吸は、睡眠においても非常に重要な要素だ。

慶應義塾大学における実証実験において、シンコキュウを使って就寝前でなく日中に一分間の深呼吸を定期的に行うことで、睡眠の質や、日中の記憶力や集中力など、睡眠に関する複数のメリットが得られることがわかった。

実験では、20名のリモートワーカーが週3日以上、デスクワーク中にシンコキュウを使用。

20分から1時間ごとの呼吸リマインドに合わせて深呼吸をし、4週間の導入前後で、睡眠NRSスコア、PSQIピッツバーグ睡眠質問表に回答。睡眠の質は上がり、日々の疲労感が軽減されたという結果となった。

睡眠の質を上げて、日々のパフォーマンスや気分を向上させたい人にもうってつけだ。

深呼吸を習慣化|睡眠の質や集中力が向上する新デバイス「シンコキュウ」がクラファンへ

ユーザーテストを元に追加されたシンコキュウの新機能「寝落ちモード」

9月より開始予定のクラウドファンディングで数量限定の先行予約を希望する場合は、シンコキュウ公式LINEに登録のうえ、ローンチ直後の案内を受け取りたい。

また、現在シンコキュウは日本科学未来館にて開催中の企画展「ツカレからの脱出 ~疲れとやすみのサイエンス」に出展されている。気になる人は、一足先にチェックしてみてはいかがだろう。

インテリアに自然と溶け込みながら呼吸を整えてくれる同製品。呼吸で叶える豊かな暮らしを、この機会に体験してほしい。

公式サイト:https://shinkokyu.jp/
シンコキュウ公式LINE:https://page.line.me/963ltcnt?oat_content=url&openQrModal=true
ツカレからの脱出 ~疲れとやすみのサイエンス詳細ページ:https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202507164019.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000130436.html

(みくと)

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