東京都府中市にあるホテルコンチネンタル府中のレストラン「コルト」では、新たにオーストリア産のワイン2種を提供開始した。
府中市とウィーン市ヘルナルス区の文化交流に敬意を込めて選ばれたワインは、伝統と哲学をあわせ持つ希少なボトルばかり。
レストランコルト
ウィーン文化へのオマージュとして選ばれた2種のワイン
レストランコルトで新たに提供されるのは、オーストリアを象徴する2本のワイン。
ひとつは、画家グスタフ・クリムトの名画「接吻」をラベルにまとったスパークリングワイン「キュヴェ・クリムト ゼクト」。
伝統的な製法で造られた泡はきめ細やかで、果実味と奥行きのある味わいが特徴。ボトルデザインも相まって、食卓に華やかさを添えてくれる。
キュヴェ・クリムト ゼクト
もうひとつは、ビオディナミ農法の先駆者「ニコライホーフ」によるワイン「グリューナー・フェルトリーナー 2020」。
白コショウのようなスパイス香と、生き生きとした酸が印象的で、自然の力を引き出す哲学が息づいている。

ニコライホーフ グリューナー・フェルトリーナー 2020
季節に寄り添う、ウィーン料理のラインナップ
コルトでは年間を通じてウィーン料理を提供しており、季節ごとに異なるメニューが登場する。
春は「ラムブラーテン」、夏は「ターフェルシュビッツ」、秋には「ヴィルドブラーテン クランベリーソース」、冬は「ヴィルト グーラッシュ」と、四季に合わせて現地の味を再現。
【春】ラムブラーテン
【夏】ターフェルシュビッツ
新たに加わったワインとともに、ウィーン文化の息遣いを感じる食体験が楽しめる。
府中とウィーンをつなぐ、文化と美のレイヤー
府中市とウィーン市ヘルナルス区は、長年にわたり芸術や伝統を通じた交流を重ねてきた。太鼓やワルツ、学生の相互派遣、そして「ウィーンホール」の名を冠した施設など、両都市のつながりは今も多方面に広がっている。
ホテル館内にも、ウィーン出身の建築家オットー・ワーグナーの作品写真が飾られ、訪れた人を静かに迎える。これらの写真は建築写真家・関谷正昭氏によるもので、文化への敬意が空間の随所に息づいている。
府中の森芸術劇場の1ホール「ウィーンホール」
ウィーンと府中の文化が交差するこの空間で、特別な一杯と静かな余韻を味わってみてはいかがだろうか。
ホテルコンチネンタル府中 レストランコルト
所在地:東京都府中市府中町1-5-1(本館1階)
営業時間:11:00~22:00
ワイン価格:
キュヴェ・クリムト ゼクト:750ml 8,800円(税込)/200ml 3,300円
ニコライホーフ グリューナー・フェルトリーナー 2020:750ml 8,800円(税込)
予約ページ:https://www.tablecheck.com/shops/hotel-continental-colt/reserve
公式サイト:https://www.hotel-continental.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000021266.html
(山之内渉)