現代アートから古美術まで、日本を代表する美術商120店が一堂に会する「東美アートフェア2025」が、東京・新橋の東京美術倶楽部で開催される。今年も厳選された名品が並ぶ販売会に加え、専門家によるギャラリーツアーや茶席など、感性を磨く特別な体験が用意されている。

作品に直接触れ、語らい、購入できるこのフェアは、美の時間旅行となるだろう。

東京 新橋|心に響く逸品との出会いを。一期一会の美が集う「東...の画像はこちら >>

一点ものの輝きに出会う。120店の美術商が揃う空間

東京美術倶楽部の4フロアを舞台に展開される東美アートフェア2025には、120店もの美術商が集結。板谷波山、北大路魯山人、川喜田半泥子といった20世紀を代表する陶芸家の作品をはじめ、現代作家の釘町彰や横溝美由紀の作品も登場する。

仏教美術や書画、刀剣、漆芸、さらには中国・朝鮮陶磁など、出品ジャンルは多岐にわたり、美術館とは異なる“買える”展示が魅力だ。

東京 新橋|心に響く逸品との出会いを。一期一会の美が集う「東美アートフェア2025」10月開催

北大路魯山人<雲錦 鉢>

展示される作品はすべて、各分野の目利きによって選び抜かれた逸品ばかり。市場にめったに出回らないものも多く、その場での出会いがまさに運命となる。美術商たちとの対話を通じて、作品の背景や技術、美意識をじっくり味わえるのも、このフェアならではの醍醐味といえるだろう。

東京 新橋|心に響く逸品との出会いを。一期一会の美が集う「東美アートフェア2025」10月開催

英 一蝶 <菊慈童図>

五感で味わう“美術”特別な体験も用意

美術品を見るだけでは終わらないのが、このアートフェアの深みだ。会期中には、専門家によるギャラリーツアーが開催され、解説付きで会場を巡ることができる。また、館内の茶室「済美庵」では、本格的な呈茶も体験可能。静謐な空間で茶を味わいながら、美と向き合う時間は、日常から切り離された極上のひとときとなる。

東京 新橋|心に響く逸品との出会いを。一期一会の美が集う「東美アートフェア2025」10月開催

こうした丁寧な演出が、美術を知識や資産ではなく、“時間を贅沢に味わうための文化”として提供している点が、このフェアの真価だ。

まさに、大人にふさわしい五感で嗜む芸術体験と言える。

10月に開かれる、年に一度の特別な出会い

「東美アートフェア2025」は、10月17日(金)から19日(日)までの3日間開催。会場は港区新橋にある東京美術倶楽部だ。100年以上の歴史を誇るこの施設は、近代的なホールと日本庭園を備え、美の感性を研ぎ澄ますにふさわしい格式ある空間が広がっている。

展示の多くは“一点物”であり、その出会いはまさに一度きり。名品と出会う覚悟を持って、この特別な3日間を過ごしてみてほしい。

東美アートフェア2025
開催日時:10月17日(金)10:00~19:00
     10月18日(土)10:00~18:00
     10月19日(日)10:00~17:00
会 場:東京美術倶楽部
所在地:東京都港区新橋6-19-15
公式サイト:https://toobi.co.jp/artfair
チケットサイト:https://toobi-artfair.square.site/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000108545.html

(Fumiya Maki)

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