世界三大酒類品評会のひとつ「インターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC 2025)」にて、沖縄の忠孝酒造が三銘柄で最高評価を獲得した。「月の蒸溜所」が焼酎部門唯一のダブルゴールドを受賞し、18年甕熟成古酒と14年熟成のバニラ香古酒も金賞を獲得。

熟練の職人技と長期熟成が生み出す味わいが、世界の舞台で堂々と認められた。

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世界を魅了した沖縄の銘酒

イギリス ロンドンで開催される「インターナショナルスピリッツチャレンジ(ISC)」は、ウイスキーやブランデーを含む世界中の蒸留酒が集う、国際的権威を誇るコンペティションだ。数千点を超える出品作が、香り・味わい・バランス・後味など厳格な基準でブラインドテイスティングされる。

2025年、その舞台で沖縄の忠孝酒造は、出品した6銘柄すべてがメダルを獲得するという快挙を成し遂げた。

長期熟成が生む圧倒的存在感

今回金賞に輝いた古酒を紹介しよう。

「忠孝 甕熟成18年古酒」は、甕の中で18年の歳月を経て育まれた500ml・40度の古酒だ。口に含むと、濃密でとろりとした舌触りが広がり、甕熟成によって複雑に絡み合った旨みと甘みがゆっくりと押し寄せる。余韻は深く、杯を置いた後もなお、香りが静かに残る。

世界3大酒類品評会『ISC 2025』で金賞獲得!沖縄 忠孝酒造が造る魅惑の”古酒”

もうひとつの金賞受賞作「忠孝 The Vanilla14年古酒」は、その名前の通り、酵母由来のバニラ香が魅力的な一本。14年の熟成を経た43度の力強さと芳醇な甘い香りが共存し、口中で幾層にも変化する味わいを楽しめる。香りをゆっくりと確かめながら口に運ぶと、濃厚な甘みが広がる。

世界3大酒類品評会『ISC 2025』で金賞獲得!沖縄 忠孝酒造が造る魅惑の”古酒”

贈答品として選べば、その重みと存在感が確かな印象を残し、自宅で愉しめば日常の時間が特別なひとときへと変わる。熟成香を引き立ててるように、ゆっくりと味わいたい。

手にする瞬間から特別な時間が始まる

今回受賞した銘柄は、ただ酒として楽しむだけでなく、その背景にある歴史や技法を感じながら味わう価値がある。

いずれも公式オンラインショップや沖縄県豊見城市の直営店「くぅーすの杜 忠孝蔵」で販売されている。

世界3大酒類品評会『ISC 2025』で金賞獲得!沖縄 忠孝酒造が造る魅惑の”古酒”

掲載元:忠孝酒造公式サイト

忠孝酒造の受賞歴は国内外で数多く、近年は国際大会でも最高金賞を連続受賞しており、その実力は揺るぎない。今回の結果は、沖縄の伝統と革新が融合した証であり、蒸留酒文化の未来を切り拓く一本として記憶されるだろう。

【ゴールド(金賞)】忠孝 甕熟成18年古酒 40度
アルコール分:40%
容量:500ml
販売価格:18,000円(税込)
オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000525

【ゴールド(金賞)】忠孝 The Vanilla14年古酒 43度
アルコール分:43%
容量:500ml
販売価格:12,000円(税込)
オンラインショップ:https://chuko-online.com/view/item/000000000401

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000079957.html

(Fumiya Maki)

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