日本文化の感性を現代に編み直す香りブランド「MCKK(エムシーケーケー)」が、注目のイベントに出展。お香・ハンドソープなどの香りのプロダクトを展開する。

自然や手仕事に光をあて、失われつつある営みを未来へとつなぐプロダクトを提案する同ブランドが、本格的に動き出す。その詳細を紹介しよう。

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感覚をひらく香りのブランド「MCKK」

心を満たすのは必ずしも合理性ではない。偶然の出会いや曖昧さ、そして人の手から生まれる営みにこそ、豊かさの本質は潜んでいる。香りのブランド「MCKK」は、そんな感覚を現代の暮らしに再び呼び戻すことを使命に掲げる。

テーマは「寄り道の感性」。無駄や不完全のなかにある美しさを見つめ直し、それを香りという形に編み直して届ける。この思想が、プロダクトの一つひとつに鮮やかに息づいている。

日本文化を暮らしに編み直す、香りと体験を生むブランド「MCKK」。その魅力を紐解く

日本文化の営みを現代に編み直す

展開するのは、スクラブ入りハンドウォッシュやお香、和キャンドルなど。いずれも単なる生活用品ではなく、感覚をひらくための「体験」として設計されている。詳しく紹介しよう。

「天然由来成分96.9% 米ぬかエキス配合 スクラブ入りハンドウォッシュ|檜の香り」は、神道における「禊(みそぎ)」、神社の「手水(ちょうず)」から着想を得て作られた。米ぬかエキスや桃の種を使った天然由来成分96.9%の処方に、檜の香りが立ちのぼる。手を洗うその瞬間、心が静かに切り替わるのを感じるだろう。

日本文化を暮らしに編み直す、香りと体験を生むブランド「MCKK」。その魅力を紐解く

「淡路島の職人が仕上げた、天然素材100%のお香」は、日本の「聞香(もんこう)」文化を背景に持つ。香りと所作が重なり、日常のなかで埋もれがちな思考や感情が立ち上がる。煙のゆらぎに身を委ねるとき、自分自身に静かに立ち返る時間を取り戻せるだろう。

日本文化を暮らしに編み直す、香りと体験を生むブランド「MCKK」。その魅力を紐解く

香りをたしなむ、手を洗う、火を灯す――ありふれた所作に意識を向けることで、日常に小さな歓びが生まれるアイテムたちだ。

手に取れる場所 ― KURUTOとNEW ENERGY OSAKA

そんなMCKKの世界観を実際に体感できる場が整いつつある。

ひとつは、大阪・南堀江の複合施設「KURUTO」。8月5日(火)から、MCKKのプロダクトが常設で販売されている。多様なカルチャーが交わる南堀江の街で、日常に寄り添う香りの体験を手に取ることができる。

もうひとつは、9月13日(土)・14日(日)に開催される「NEW ENERGY OSAKA」。ここでは、新作のお香立てが先行販売される予定だ。創造性とエネルギーに満ちた空間で、香りを通じた「文化を未来につなぐ体験」に触れられるだろう。

日本文化を暮らしに編み直す、香りと体験を生むブランド「MCKK」。その魅力を紐解く

日常に小さな寄り道を生み、感覚を目覚めさせるMCKKの試みは、文化を味わう新しい形としてこれから多くの人々に受け入れられていくだろう。

豊かな感性を持つ人にとって、見逃したくないブランドだ。

MCKK
ブランドサイト:https://mckkjp.com/

NEW ENERGY OSAKA
会期:9月13日(土)~14日(日)
開催時間:11時~19時(最終日のみ17時閉場)
会場:クリエイティブセンター大阪(旧名村造船所跡地)
所在地:大阪府大阪市住之江区北加賀屋 4-1-55
公式サイト:https://www.new-energy.ooo/2025osaka/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000167492.html

(Fumiya Maki)

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