「Gakken」から、世界一おいしい日本酒を決める「SAKE COMPETITION」の公式カタログ最新版『至高の日本酒 SAKE COMPETITION 公式カタログ 2025-2026』が登場。
受賞した銘柄118品のデータや「味わいチャート」「おすすめの飲み方(温度)」を徹底解説。
世界から見た、最高の日本酒の品評会
2024年に日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、大きなニュースになった。
日本酒の品評会である「SAKE COMPETITION 2025」では、従来の「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」の5部門に加え、山廃・生酛・菩提酛と呼ばれる伝統的な製法で仕込まれた日本酒を審査する「モダンナチュラル部門」が新設された。
また、各部門で上位入賞酒に授与される称号も、「GOLD」「SILVER」に続く「BRONZE」が加わっている。
飲み手にとって「一番おいしい酒」を決める
「SAKE COMPETITION」は、「市販酒」「完全ブラインド審査」にこだわり、一般の日本酒好きにとって「一番おいしい酒」を決めるイベントとして国内外から注目を集めている。
飲用性を重視した審査、公平な評価基準、明確なランキング性などが、一般の日本酒愛好家はもちろん、酒造メーカー、酒販売店などの関係者からも絶大な支持を得ている。
2012年にスタートし、2019年には総酒出品点数1919点と、世界一の規模に発展した。コロナ禍で一時期休止されていたが、2023年には4年ぶりに復活を果たし、今年で11回目を迎えた。
1163銘柄から選ばれた118品の日本酒
同カタログでは、今年の「GOLD」「SILVER」を受賞した118銘柄を徹底解説する。味わいチャートを使って、自分好みの味を見つけよう。
また、同カタログは英語表記入りとなっているため、外国からのゲストに日本酒の説明をしたいときにも役立ちそうだ。

受賞蔵や審査員のインタビュー記事を掲載
造り手の熱い思い、今年の日本酒の傾向がよくわかる「受賞蔵インタビュー」や「審査員インタビュー」を掲載。
「純米酒部門」1位の「磯自慢」や、「Super Premium部門」で1位の「極聖 純米大吟醸」など、受賞した蔵ではどう「酒」と向き合っているのか、こだわりが見える熱いインタビューだ。
日本酒の基礎知識をわかりやすく解説
コラムや「これだけは知っておきたい 日本酒の基礎知識」では、日本酒の原材料や分類にまつわる話から、もっと日本酒を楽しむための応用編まで、幅広く解説している。
製造工程からラベルの見方まで、「日本酒通」になるための第一歩を踏み出そう。

近年は異常気象の影響で、日本酒の原料となる米の不作が続き、酒の造り手にとっては頭の痛い問題だ。
しかし、それぞれの酒蔵が知恵と技術を結集させ、今年も数多くの良酒が生まれた。日々進化する日本酒の醸造技術に注目したい。
至高の日本酒 SAKE COMPETITION 公式カタログ 2025-2026
発売日:8月26日(火)
判型:A4判/80ページ
電子版:あり
ISBN:978-4-05-611821-6
定価:1,760円(税込)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4056118213/
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18261112/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008042.000002535.html
(田原昌)