箱根の深い自然に抱かれた旅館「金乃竹 塔ノ澤」で、現代アーティスト田中拓馬氏による“15分の肖像画体験”が期間限定で開催される。短い時間で描かれる一枚は旅の記憶を永遠に残す特別な作品となり、宿泊のひとときをアートへと昇華させる。
自然と芸術が響き合う空間で自分自身の存在を新たに見つめ直す、唯一無二の体験が待っているだろう。
芸術の秋にふさわしい特別企画
金乃竹 塔ノ澤は、サービス・空間・環境に線を引かず、自然との調和を大切にした「ノーラインリゾート」を掲げる宿。そのラウンジで行われる肖像画体験は、芸術と滞在を融合させた試みだ。田中拓馬氏は国内外で評価される現代アーティストであり、抽象表現から具象まで幅広い作風を持つ。
短い時間で個性をキャンバスに定着させる技法は、旅人が心に残す一瞬を色彩として形にする。肖像画は人物だけでなくペットや思い出の写真を題材とすることもでき、宿泊者は旅の記憶を作品として持ち帰れる。さらに今回は、田中氏の関連書籍や過去作品の紹介も用意され、制作の背景に触れることでアートとの距離が縮まる仕掛けも整えられている。

箱根で生まれる一期一会の作品
肖像画体験は9月24日(水)~26日(金)、10月12日(日)~13日(月)の2期にわたり開催される。各部は少人数制で、1枚ごとにオーダーメイドの制作が行われる。油彩の筆致が生む独自の深みは、印象派とも異なる生々しい存在感を放ち、描かれた瞬間そのままの空気を閉じ込める。参加者は自らの姿を新たな視点で再発見し、また旅の時間を芸術の一部に変換する体験となるだろう。
館内に流れる静けさや森の気配も作品の一部となり、まさに箱根でしか得られない表現が仕上がる。肖像画に映し出されるのは外見だけでなく、その人が持つ内面の気配までも含めた「存在」であり、旅先で出会う自己像はかけがえのない一期一会となる。

自然と芸術が共鳴する滞在
金乃竹 塔ノ澤はすべての客室に露天風呂を備え、森と川に包まれた非日常を提供してきた。
旅館での時間は、自然・食・文化を一体で味わう機会として再定義されている。11月には次回開催も予定され、訪れるたびに違う作品を残すことができる。旅館が提案するのは、箱根の景観に溶け込みながら心身を解き放ち、さらに芸術を通じて自らの存在を見つめ直す過ごし方だ。

秋の箱根に訪れ、一期一会の肖像画とともに深い記憶を刻む体験は、旅を芸術に昇華させる新しいスタイルとなるだろう。
Mon portrait(モン・ポルトレ)~田中拓馬が描く私の肖像画~
開催期間:9月24日(水)~26日(金)、10月12日(日)~13日(月)
会場:金乃竹 塔ノ澤
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町塔之澤191/ラウンジスペース
開催時間:第1部 14:00~17:00/第2部 20:00~21:30/第3部(翌朝)8:30~12:00
料金:
F3号サイズ (27cm×22cm) 額付き 50,000円(税込)
サムホールサイズ(22.7cm × 15.8cm) 10,000円(税込)
金乃竹 塔ノ澤 公式予約ページ:https://kinnotake-resorts.com/kinnotake-tonosawa/room_d_search/?dt1=&dt2=&days=1&daytrip=0&nodate=1&nump=2&num_room=1&str_order=low
※ペットは会場に同行不可、写真からの制作が可能
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000097935.html
(Fumiya Maki)