創業180年の老舗酒蔵が、日本酒の新たな可能性に気付き挑戦を始めたブランド「VINTAGIENCE(ヴィンテージエンス)」。このたび、最低20年以上の超長期熟成を経た新しいプレミアムライン「紫閃 SHISEN」「琥空 KOKU」「翁 OKINA」の3つを発表した。
ほかに類を見ない、“熟成”の世界に魅了されたい。
時が磨いた老舗の超長期熟成日本酒「VINTAGIENCE」
三重県伊賀市にある森本仙右衛門商店は、江戸時代からの“日本酒の熟成文化”を大切に、2~3年熟成した「黒松翁」を販売する独自のスタイルを貫き支持を得てきた。そして、全蔵に冷房設備を導入し低温熟成の基盤を構築したり、醸造学を学んだ当主が玄米ワインの実験に成功したりといった経緯を経て、超長期熟成日本酒ブランド「VINTAGIENCE」を誕生させた。
硬度3.0の超軟水、豊かな旨みを持つ伊賀産米、アミノ酸を極限まで排除する革新的7段仕込みという唯一無二の製法を採用。さらに、「時間を制御する」科学的手法も取り入れている。
前半の低温熟成で酒質を分子レベルで安定させ、後半の常温熟成で味わいの最終調整を行う二段階システムにより、「熟成のピーク」をコントロール。これにより20年以上経過しても香りの複雑性と多層的に展開する深みを増し続ける「生きた酒」が生まれるのだ。

森本仙右衛門商店

各タンクそれぞれ異なる熟成期間を設定し、温度管理
熟成を極めた3種類の個性異なるプレミアムライン
プレミアムラインを紹介しよう。
29年という稀有な熟成期間に育まれた「紫閃(SHISEN)1996」は、高品質の山田錦大吟醸を使用した。スパイシーでパンチのあるエントリーとヘーゼルナッツのような旨みと上品な甘みで、喉から鼻に抜ける甘い余韻が特徴だ。


紫閃(SHISEN)1996/内容量 700ml・アルコール分 18度
「琥空(KOKU)1995」は、伊賀産米100%使用。甘く薫り高い熟成ナッツの香りが特徴だ。


琥空(KOKU)1995/内容量 700ml・アルコール分 19度以上20度未満
25年熟成の「翁(OKINA)2000」は、食品が凍る直前の「氷温域」で21年間という極めて精密な超低温熟成を経て、独自の透明感と複雑さを両立した。みずみずしい梨とカマンベールチーズが織りなすような、上品で甘いニュアンス。飲み進めるほどに香りと味が進化する。


翁(OKINA)2000/内容量 720ml・アルコール分 17度
それぞれが至高の香りと味わいを持ち、ボトルのデザインも洗練の極み。時間が磨き上げた一本を眺めながら、グラスを傾けるスペシャルなひとときに酔ってみたい。
VINTAGIENCE
公式サイト:https://vintagience.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000132147.html
(ERIKO T)