10月24日(金)から26日(日)まで、日本橋兜町の小規模複合施設「Keshiki」内の多目的スペース「AA(アー)」で「門松千代飾展(KADOMATSU CHIYOKAZARI-EXHIBITION)」が開催される。
造園家・川村博崇氏率いるカワムラガーデンが手がける特別な正月飾り「門松千代飾り」が登場し、日本の迎春文化を現代に映し出す。
日本の正月文化を洗練された新しい美意識で昇華させた特別な門松「門松千代飾り」 photo:ササキシゲル
自然の象徴を結ぶ、気品ある迎春のかたち
「門松千代飾り」は、松・竹・梅・稲穂といった自然の象徴を組み合わせ、長寿や繁栄、気高さ、豊穣といった意味を一つに結び上げた作品だ。
その存在感は、訪れる人々に新年の慶びと日本文化の深みを同時に伝える。伝統の格式を纏いながら現代空間に調和するその姿は、迎春を芸術の域へと高めた新しい正月飾りといえる。
自然への敬意を込めたデザイン
素材はすべて自然由来。飾ることから大地へ還す循環までを含めてデザインされており、生命への敬意と再生の思想が込められている。その姿は単なる装飾にとどまらず、自然と人とのつながりを改めて意識させてくれる存在でもある。
自然の力を引き出すことをテーマに活動を続ける川村博崇氏の哲学が体現されており、庭師ならではの視点で「文化の継承」と「新しい創造」を結び合わせた造形となっている。
日本橋で出会う新しい迎春文化
会場となる「Keshiki-AA」は、日本橋兜町に位置するギャラリースペース。3日間にわたり展示される「門松千代飾り」は、正月文化を改めて見つめ直すきっかけを与えてくれるだろう。
「Keshiki-AA」
伝統と革新が交わるその空間で、新春を迎える美意識に触れてみてはいかがだろうか。
門松千代飾展(KADOMATSU CHIYOKAZARI-EXHIBITION)
開催期間:10月24日(金)~26日(日)
開催時間:10:00~18:00
会場:Keshiki-AA
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5 B1F
アクセス:東京メトロ日比谷線「茅場町駅」より徒歩2分
入場:無料
公式サイト:https://www.kawamuragarden.co.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/naturesrock/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000170256.html
(山之内渉)