リリース開始から約二年が経過した大人気スマホRPGFate/Grand Order』。リリース開始から今まで、イベント含めて多くの特異点を突破してきた主人公は基本的にはマスターと呼ばれていまが、中には別の呼び方をするサーヴァントも存在。
そこで今回は、主人公が「マスター」以外にどんな呼ばれ方をしているのかを紹介したいと思います。

■先輩

マシュが主人公と初めて出会った時の呼ばれ方です。その時は、主人公のことを今まで出会ってきた人の中で一番人間らしいと思ったことから先輩と呼びました。そこから先もマスター呼びと先輩呼びを言い分けて使用しています。また、BBもこの呼び方ですがカタカナ表記で「センパイ」になります。BBちゃんの立ち絵とあいまって、小馬鹿にしてる感がにじみ出ていますね。

■キャラクターネーム

ロマニのようなカルデア職員やレイシフト先での契約を結んでいないサーヴァント達は、プレイヤーが設定したキャラクターネームで呼んできます。メインストーリーを読んでいると一番見るのがこの呼ばれ方です。デフォルトネームの場合は「藤丸立花」と呼ばれます。

■子イヌ・子ジカ・マネージャー

エリザベートが主人公を呼ぶ時は、動物になぞらえています。ハロウィンイベントやメインストーリーで出番が多いため、必然的にこの呼び方を見ることも多いです。また、アイドルを目指すエリちゃんは召喚時に主人公のことをマネージャー呼びしています。
カルデアのトップアイドルの座を掴む日は来るのでしょうか。

■想い人・旦那様・旦那はん

清姫が主人公のことを呼ぶ時に使った言葉。ちなみに読み方は「マスター」。ルビでもそう表示されていますね。たまにルビが振られていないことがあるため、その時は「だんなさま」と呼んでいるのかもしれません。ちなみに酒呑童子もたまに主人公のことを「旦那はん」と呼びます。京都風のはんなりした呼び方にグッときますね。

■マーちゃん

2017年のハロウィンイベントにて実装された引きこもり系サーヴァントの刑部姫が主人公を呼ぶ時に使いました。マスターの言い方を可愛くした感じの呼び方で、初対面であっても一気に距離感が縮まる気がしますね。

■そなた

信長や茶々が主人公を呼ぶ時に使用しました。上の地位の人物が下の地位の人物に話しかける時に使われる呼び方でもあります。さすがカルデアの日本サーヴァントの中でもトップレベルの地位を持っている二人なだけはあります。


■主・主殿・主君・お館様

契約をしているサーヴァント達の中でも、日本に由来するサーヴァントの多くがこの呼び方を使ってきます。昔は忠誠を誓った相手や、仕事を依頼された相手のことをお館様や主殿と呼んでいたので、その時のなごりが出ているのかもしれません。

■大将

金時や新宿のアサシンが主人公を呼ぶ時に使います。多くのサーヴァントを従えているという点でもこの呼び方はしっくり来ます。金時は頼光に仕えていたため、この呼び方に慣れているのでしょう。

■司令官

ナイチンゲール婦長が主人公呼ぶ時に使います。大将呼びのように多くのサーヴァントに指示を出していることと、ナイチンゲール婦長が軍関係者だったことからこの呼び方をしていると思われます。婦長の指揮官呼びは、ボイスで聞くことができます。

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■オタク

ロビンフッドが主人公や他のサーヴァントを呼ぶ時に使います。ノリが軽いロビンフッドならではの呼び方です。冷静にツッコミができるロビンフッドは、ギャグシーンへの登場が多いですね。ほとんどが巻き込まれてひどい目にあっていますが。


■トナカイ

クリスマスイベントで主人公がトナカイ役を演じた際に、サンタオルタやジャンヌオルタリリィから「トナカイ」と呼ばれていました。ジャンヌオルタリリィの場合は主人公が年上の人なので「トナカイさん」でした。今年のクリスマスでもまたトナカイ呼びするサーヴァントが増えるのでしょうか。

■黒騎士くん

謎のヒロインX〔オルタ〕の体験クエストにて、主人公が高性能ロボット「ヴォロイド“K6-X4”」に意識を飛ばされていた時にXオルタから「黒騎士くん」と呼ばれていました。この黒騎士くんは、礼装としても登場。どんな見た目か気になる人はぜひ入手してみてください。

■見知らぬアルブレヒト

期間限定イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」にて、最後の一撃を放とうとする刹那にメルトリリスが口にしたセリフ。これは「ジゼル」というバレエ作品に関係しており、アルブレヒトを主人公に見立てたセリフです。主人公のことを思い出して別れを告げるこのセリフには、少しの切なさを感じます。

■ご主人・ご主人(仮)・ご主人様

タマモキャットが主人公を呼ぶ時に使います。サーヴァント契約を結んでいる時はご主人と呼んできますが、ハロウィンイベントでエリザベートなど他の主に仕えていたときはご主人(仮)と呼び方が変わります。そしてアルトリア〔水着オルタ〕は、様がついた「ご主人様」呼びをしてきます。
さすが家事ができるメイドサーヴァントたちです。

■共犯者

ある特異点に現れた巌窟王エドモン・ダンテスが口にした言葉です。イベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて悪夢の七日間を生き抜いて脱獄という罪を共に犯した主人公への呼び方です。共犯者である主人公を助けるためにエドモンが現れた時には大興奮でした。あの笑い声が聞こえた時には、つい口元がにやけてしまいます。

■おかあさん

ジャック・ザ・リッパーが主人公を呼ぶ時に使います。主人公の性別に関係なく「おかあさん」です。これは、ジャックに「おとうさん」という概念が存在していないからであり、自分に優しくしてくれる人こそが「おかあさん」なのです。

■雑種

英雄王ギルガメッシュが主人公や他のサーヴァントを呼ぶ時に使います。聞き慣れた有名なセリフですね。絆レベルを上げると雑種呼びでなくなる所もギルガメッシュの良いところです。マスターとして認めてくれたということなのでしょうか。


■ぐだ男・ぐた子

Fateファンからの愛称として呼ばれています。『Fate/Grand Order(ふぇいと ぐらんどおーだー)』や公式サポート漫画の「ぐだぐだオーダー」から「ぐだ」が来ていると言われており、男主人公の場合は「ぐだ男」、女主人公の場合は「ぐた子」。二人合わせて「ぐだーず」とも呼ばれています。

今回紹介できたのは、上記の18種類です。二年で膨大な文章量となった『FGO』のストーリーには、筆者が見逃している呼び方がある可能性も高いのもまた事実。皆さんも一度ストーリーを振り返ってみて、この記事に載っていない新たな呼び方をぜひ見つけてみてください。
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