どうぶつの森 ポケットキャンプ』(ポケ森)はスマートフォン向けに配信されているということで、これまでの家庭用ゲーム機で遊べた『どうぶつの森』シリーズとは毛色が違います。過去作のファンからは「あれができなくなった!」などと言われることも……。


とはいえ、もちろん『ポケ森』ならではの良い点もあるわけです。そんなわけで今回の特集では、ニンテンドー3DSで発売中のシリーズ最新作『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』(とび森)と、スマートフォン向け『ポケ森』それぞれでできることを比較してみました。どちらかしか遊んだことのない方は、ぜひそれぞれの魅力を確かめてみてください。

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◆『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』の特徴
■くだものを食べられる
『とび森』における特徴を考えてみた時に最初に思いついたのがこれです。「意味がある行為なのか?」と言われると意味はないのですが、その無駄さが良いところなのです。ちなみに、よりレアなおいしいくだものも存在しますよ。

■釣りや虫取りはコレクションのひとつ
『ポケ森』では魚や虫はどうぶつたちにあげる素材ですが、『どうぶつの森』シリーズではコレクションアイテムのひとつです。時期によって釣れる魚も異なりますし、捕まえた虫を家に飾ることも可能。博物館に寄贈すれば魚・虫の豆知識も見られます。

■自由にガーデニングができる
『ポケ森』のガーデニングは極めて限定的ですが、『どうぶつの森』では好きな場所に花を植えて自由に村を飾ることができるうえ、雑草がたまに生えるので気になったらむしりましょう。穴を掘って木を植えることも可能です。いたずらで「おとしあなのタネ」を仕掛けることもできます。


■公共事業を作り出すこともできる
『とび森』からの新機能として、村に露天風呂や電光掲示板などの公共事業を作り出すことができるようになりました。これによって自分の村を好きなようにカスタマイズできます。

■どうぶつたちはランダムで村に来たり去ったりする
『ポケ森』ではキャンパーレベルが上がるたびにどのどうぶつが来るようになるか表示されますが、『どうぶつの森』シリーズはいつ誰が来るか(ある程度のルールがあるとはいえ)ランダムです。そのため、来る者は拒まず、去る者は追わずというプレイスタイルが基本になります。もっとも、どうしても引っ越してほしくない場合は引き止めることができますが。

■どうぶつたちと手紙のやり取りができる
どうぶつたちは手紙が大好き。プレゼントをあげるためでも、なんとなく気が向いた時にも手紙をくれるし、あげることもできます。ちなみに、どうぶつたちが引っ越して行ってしまう時などイベントの際にも手紙が届きますよ。

■どうぶつたちそれぞれの家がある
『ポケ森』では各どうぶつのテント内を見ることはできませんが、『どうぶつの森』シリーズではそれぞれのどうぶつたちの家の中もきちんと用意されています。どうぶつたちは好きな家具を飾っていますし、手紙などでプレゼントを贈るとそれを飾ってくれることも。

■南の島へ行けたり、喫茶店でバイトができる
『とび森』では新たな要素として、南国の虫や魚を捕まえることができるうえミニゲームも遊べる南の島が追加されましたし、お客さんとしてやってくるどうぶつたちにコーヒーを提供する喫茶店のバイトなどが可能になっています。この他にも占いや落とし物イベントなどもあり、とにかく盛りだくさんです。


■家具は作るのではなく、お店で買うかどうぶつからもらう
『どうぶつの森』シリーズにおいて、家具はお店で買うかどうぶつたちからもらうもの。あるいは空中に浮かんでいる風船を撃ち落としてゲットしたり、ミニゲームを遊んで手に入れたりすることも。時には木から家具が降ってくるなんてことも……? ちなみに、一度手に入れた家具は注文して取り寄せることができます(非売品以外)。

■タンスにアイテムがしまえる
『どうぶつの森』シリーズにもアイテムの所持制限はありますが、棚やタンスにアイテムをしまうことができます。他には手紙に添付して郵便局に預けるなんて方法も。もちろん床にも置けますが、見た目がちょっと気になるかも。

■マイデザインが存在する
自分で自由にドット絵を打ってデザインを作るマイデザインというものがあります。これで服や帽子を作ってもよし、家具に反映させてもよし、村に貼って歩道にするもよし。使いみちはいろいろです。作ったマイデザインは公開できるので、他の人に使ってもらうこともできます。

■釣り大会やお正月などイベントが盛りだくさん!
村では、手に入れた魚や虫の大きさを競う大会が定期的に開かれます。この他にもイベントは盛りだくさんで、クリスマス・大晦日・夏至・花火大会など実にさまざま。
イベントに応じてしずえが特別な衣装になるのもカワイイです。

■みんなの村を尋ねることができる
『とび森』では3DSを持ち寄って、あるいはインターネット越しにフレンドの村へ遊びに行くことができます。村はそれぞれで地形が違いますし、家具・公共事業・マイデザインの組み合わせでいろいろと違いが現れるのです。もちろん、そこにいるどうぶつたちも違いますし、プレイヤーの性格(人によってはとんでもなく綺麗 or 汚い村だったり……)も反映されていて面白いですよ。

■カブを買うことができる
『どうぶつの森』では日曜日の午前中、カブを売ってくれるカブリバという方が登場します。カブは一週間の間に価格が上下するため、つまり安く買って高く売れば大きく儲かるというもの。うまく一儲けできれば一生ベルに困ることはないでしょう。ただし、カブは一週間で腐ってしまいます。

■amiiboに対応している
『とび森』はアップデートでamiiboに対応しました。amiiboもしくはamiiboカードを使うと、カードのどうぶつを呼び出すことが可能です。住民タイプのどうぶつなら、そのまま自分の村に住まわせることもできます。

■リセットさんがいる
『どうぶつの森』シリーズでお馴染みのキャラクターが「リセットさん」です。
この方は“リセット”をすると説教をしてくるどうぶつなのですが、なぜ怒るのかというと「リセットしないで遊ぶほうが楽しいから」なのです。『ポケ森』にはそもそもリセットという概念がないので、彼の立場はないようですね。

■レベルという概念がない
『どうぶつの森』シリーズはキャンパーレベルというものがありません。森での生活をのんびり楽しみましょう。

◆『どうぶつの森 ポケットキャンプ』の特徴
■リーフチケットでいろいろ楽できる
リーフチケットはたいへん便利です。釣りや虫取りが面倒ならリーフチケットで投網や蜜を使えばいいですし、家具のクラフト時間も一気にゼロにできます。買うのにはリアルマネーが必要なのがネックではありますが、とにかく便利なのです。

■いつでも容姿を変えられる
『とび森』においても髪型を変えることはできるのですが、いくつか条件があったりします。『ポケ森』はオプションからいつでも髪型や顔を変えることができます。お気に入りのものにしてもよし、気分を変えるのにも手軽です。

■欲しい家具を欲しい時に注文できる
『どうぶつの森』シリーズは、例外はあれどどの家具が手に入るかは運によるところが大きいです。しかし『ポケ森』ならば、カタログから好きなものを好きな時に注文することができます。
もちろん、アンロックされていてクラフト材料が足りていればの話ですが。

■お店が常に開いており、どうぶつたちが寝ない
『どうぶつの森』シリーズはお店の営業時間が設定されており、夜中に行くと閉まっていることも。住民たちも夜になれば眠ります。しかし『ポケ森』のどうぶつたちは常に起きているのです。眠くならないのか心配ですが、便利ですね。

■草木の管理をしなくてよい
『ポケ森』はガーデニングが極めて限定的ですが、それは言い換えればあまり草木の世話をしなくていいということ。雑草もずっと同じ場所にあるので、無視して大丈夫です。

■好きなどうぶつだけをキャンプ場に誘うことができる
どうぶつたちを誘致する際に特定の家具などは必要ですが、それさえ満たせばどのどうぶつをキャンプ場に誘うか自由に選べます。現状はまだどうぶつたちの種類が少ないですが、アップデートで次第に増えていくことでしょう。

■どうぶつたちから定期的にお金をもらえる
『ポケ森』では、キャンプ場にいるどうぶつたちが管理人に感謝の気持ちとしてベルやクラフト材料をくれます。定期的にどんどん貢いでくれるので、“どうぶつたちを管理”している気分が盛り上がってくることでしょう。

■基本無料
そう、『ポケ森』最大のメリットはスマートフォンさえ持っていれば基本無料であるということ。
少し遊ぶだけなら課金も不要ですし、待ち時間などに耐えられればリーフチケットを買わずとも遊べます。これは大きな魅力ですね。

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