モンスターハンター:ワールド』のみならずシリーズ通して、狩りの重要なファクターとなっている“部位破壊”。その中でも「尻尾の切断」というのは、実質的に剥ぎ取り回数がプラスされるので、優先されることの多い要素となっています。


「尻尾の切断」は、近接武器―特に、大剣・太刀・スラッシュアックス・チャージアックス―にとって、もはや“使命”といっても過言ではありません。近接ハンターたちが、「俺が切るんだ!」と尻尾に群がる光景を見ることも多いでしょう。

今回は、そうして切断された尻尾たちを見ていきましょう。ピックアップするモンスターは11体。断面図までリアルになった尻尾たちをお楽しみください。

◆プケプケ

順当にストーリーを進めた場合、狩猟対象としては一番最初に出会う“尻尾切断”が可能なモンスターです。はじめての尻尾切りはプケプケだった、という方も多いかと思います。中々見る機会はありませんが、尻尾から毒霧を吹き出したりします。切断された尻尾は、見た目は若干気持ち悪い気もしますが、見方によってはカラフルでカワイイと思えるかもしれません。

◆ドドガマル

装備は中々優秀ですが、本人は微妙に影が薄いドドガマルくん。ドスジャグラス・ドスギルオスとともに、ドドド三兄弟の一角を担うモンスターです(その節はお世話になりました)。中型モンスターですが、ドスギルオスと同じく尻尾の切断が可能。
きれいな桃色の尻尾で、形はいかにもトカゲという感じ。断面は妙にみずみずしく、骨が通ってないようにも見えます。

◆ボルボロス

先端の甲殻部分が切れるボルボロス。どことなくエビとか虫っぽい見た目をしています。このままシャコシャコ動き出してもあまり違和感がありません。断面からは、一本の太い骨と強靭そうな筋肉、その周りを囲む硬そうな甲殻を見て取れます。でも肉質的には柔らかめ。泥さえ取ってしまえば切断は容易です。

◆ウラガンキン

同じく獣竜種からコチラもご紹介。ごっつい尻尾を持ってますが、切り落とせるのは先端ちょびっとだけ。金色の突起とタール状部分にくっついた火薬岩から、断面さえ見なければ鉱石の塊のようにも見えます。タール状の粘着物に覆われた尻尾ですが、断面を見てみると結構特徴的な形をしていることがわかります。
筋肉・甲殻もさすがのゴツさです。

◆オドガロン

鱗や毛が見当たらず、まるで筋肉丸出しのようにも見えるオドガロン。全体的に柔らかくしなやかそうな体をしていますが、尻尾の切断可能部位は(肉質は柔らかめですが)まるで石のような見た目をしています。バックジャンプしながら繰り出す尻尾攻撃が威力高めなのもうなずけます(直撃することはあまりありませんが)。断面を見る限り、この部分には骨が通ってないように見えます。

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◆リオレイア亜種&リオレウス亜種

モンハン』での尻尾切りといえばリオ夫婦、そんなイメージがあります。昔はよく、彼らの逆鱗やら紅玉やらを求め、尻尾だけ切って出なければリタイア、というマラソンをしたものです。

今回は、亜種をピックアップしましたが、色以外の見た目は原種とほぼ一緒。サマーソルトで尻尾を多用するレイアは、先端に毒棘が密集した尻尾を持っています。一方、レウスは太い棘が左右に3本ずつ、先端には更に太い棘が生えています。レイアほど尻尾を多用しないレウスですが、十分痛そうな尻尾です。

◆ディアブロス亜種

大蟻塚の荒地に生息する、ディアブロスの亜種(厳密には亜種ではありませんが)。
通常のディアブロスとは違い、甲殻が黒く変色。性格はさらに凶暴になり、攻撃力も高め。確定で気絶させてくる突進も繰り出してくるため、かなりの強敵です。尻尾はハンマーの様な形。これを振り回す攻撃も多用してきます。断面を見ると、甲殻が意外と薄めなことがわかります。しなやかな動きを阻害しないように、でしょうか。

◆バゼルギウス

『MHW』で颯爽と登場した爆弾魔・バゼルギウス。個性的なフォルムをしている飛竜ですが、尻尾も特徴的。色も相まって、半分に割ったサツマイモの様な形をしています。硬そうな鱗に覆われ、断面を見る限り甲殻も厚めなのですが、肉質は柔らかめ。何にせよ、尻尾からも爆鱗をボトボト落とすので、早めに切ってしまいたいところ。


◆ネルギガンテ

メインモンスター・ネルギガンテの尻尾は、本体と同じくトゲトゲ。頭部や両前足、翼と同じく、更に棘が伸びるのですが、切断時には壊れてしまいます。通常時は尻尾を軽く叩きつける程度ですが、体力が減ってくると叩きつけから高威力のなぎ払いにつなげてくることもあります。断面は普通ですが、妙に乾いているように見えます。ちなみに、写真の尻尾は歴戦個体のもの。独特のツヤが入っています。

◆イビルジョー

3月22日、満を持して配信されたイビルジョー。基本的にサイズが大きいので、尻尾の切れ端もそれに見合ったサイズに。しかし、尻尾からの剥ぎ取り回数は2回から1回に減らされてしまいました。見た目は今まで以上に棘がゴツくなり、凶悪になりました。断面を見てみると、太い骨にムキムキ筋肉、それに加え棘の基部もしっかり描き込まれていることがわかります。

プーギーの尻尾
というわけで、11体分の尻尾を見てみました。
こうして改めて観察してみると、モンスターごとの特徴がよく出ているような気がしますね。グラフィックの向上により断面もよりリアルになりました。痛々しいという方もいるかも知れませんが、生肉感がスゴイので、筆者的にはおいしそうとか食べてみたいとか思ってしまうのですが…。ちなみに、今回はかまど焼きシステムで一部モンスターの尻尾を焼けるので(といっても基本出てくるのは“携帯食料”などですが…)、筆者と同じ思いの人はかまど焼きへGO!しましょう。

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