本作は林達永氏・金光鉉氏が手がけている漫画『フリージング』を題材とした作品で、セクシーな美少女たちのアツい戦いを楽しめる“3D学園バトルロマンスRPG”となっています。
今回インサイドでは、夏の配信に先駆けクローズドβテストを実施しているこちらのタイトルを先行プレイし、その魅力をお届けします!
◆『フリージング』ってどんなお話?
まずは、原作『フリージング』の世界観ついて。
本作は2060年代という近未来を舞台に、突如出没するようになったノヴァという異次元体と人類との戦いを題材にしています。
このノヴァの厄介なところは、タイトルにもなっている「フリージング」という人間の行動を制限する力。
この能力のせいで普通の人間では太刀打ちできないのですが、ノヴァとの戦いで得た聖痕という物質を体内に埋め込み対抗し得る力を持つことができたのが、本作のヒロイン「パンドラ」と呼ばれる少女たち。
そして彼女たちを育成する学園「ゼネティックス」を舞台に、「接触禁止の女王」の異名を持つサテライザー=エル=ブリジットらパンドラの日々を描いているのがこの『フリージング』という作品。
原作は『コミックヴァルキリー』にて現在も連載中で既刊32巻、また過去には2011年と2013年の2度にわたりアニメ化も果たしてる人気作品です。
◆プレイヤーがパンドラとの絆を武器に、数多の困難を乗り越えていく
続いてゲーム内でのストーリーについて。
本作においてプレイヤーは、パンドラの相棒(リミッター)として彼女たちと共に勝利を目指していきます。ストーリーモードでは、原作の主人公でもある少年・アオイ=カズヤの目線から、対ノヴァだけでなく、パンドラ同士の戦いに身を投じていくシーンも数多く盛り込まれています。
原作同様、パンドラ同士の戦いも多々描かれている
RPGゲームなので、戦うキャラクター、つまりこのパンドラたちの育成も重要な要素となるわけですが、ここで注目してほしいのがこちらの「交感」システム。
ここではパンドラとの日常会話を楽しめるのですが、選んだ選択肢によって好感度が変わり、またその好感度の段階に応じてセリフも変化してくるという、恋愛シミュレーション的な要素を多分に含んだゲームとなっています。
会話の選択肢によって好感度の上昇値が変更するさまは、さながら恋愛シミュレーションのよう
パンドラは好感度の上昇と比例して強くなっていくので、自分の推しメンはもちろん、戦闘で使用するパンドラとの交流を深めることがゲーム攻略の鍵のひとつとなってくるでしょう。
また、パンドラとコミュニケーションを取れるだけでなく、キャラクターをタップするとヌルヌルとなめらかな動きを見せてくれます。肉感豊かなこの2Dアニメーションは「肌を見せるだけがセクシーではない」という遊び心も感じることができました。
はい、触りました!
ちなみに、2Dアニメーションはプレイアブルキャラ全員に用意されているもよう。キャラ一人ひとりに対する細かな作り込みから、制作陣の作品に対する愛情が伝わってきますね。
アニメ版から本作に親しんでいる筆者も、メインヒロインのサテライザー=エル=ブリジットだけでなく、個人的に応援している「秩序の守護者」ことイングリッド=バーンシュタインとの交感に鼻息荒く励んでいく所存です!
亡き親友の思いを胸に自分にも他者にも厳しくあり続けようとするイングリッド=バーンシュタイン
ビジュアルも性格も魅力的な美少女が数多く登場するのが本作の大きな特徴なので、プレイした際はぜひ色んなキャラとの交流を深めてみてくださいね。
次のページ:バトルで服が弾け飛ぶ!
◆服が弾け飛ぶ!白熱の3Dアクションバトルをとくとご覧あれ!
ここからはRPGを盛り立てていくバトルシステムの言及を。
まずはバトルに進む前の編成ですが、ここでは最大5人のパンドラをパートナーとして組み込めます。原作では1人のパンドラに対して1人のパートナーが厳守だったので、ここもゲームと原作の大きな違いの一つ。
そして実際のバトルですが、基本的にはパンドラをタップして攻撃を繰り出すというシンプルなものになっています。全パンドラが戦闘中に使用できるスキルを所有しており、ゲージが溜まることでスワイプで発動が可能。ミニキャラの3Dアクションと共に大ダメージを敵に与えられるので、勝利をグッと引き寄せることができますよ。
パンドラのカットインとともに大ダメージ!
進行はターン管理制になっているので、ひとり一回ずつ攻撃を出し終えたら相手のターン、それを耐えれば再びこちらの攻撃という繰り返し。
タップひとつで攻撃ができる、非常にシンプルなゲーム性
バトル要素には欠かせないキャラ間での相性ですが、こちらは「じゃんけん」が採用されています。各キャラひとりずつに割り当てられたグー・チョキ・パーのシンボル、こちらを見れば誰の攻撃が有効かを予備知識なしで判断できます。
そうしてバトルをクリアしていけば、パンドラだけでなくプレイヤーのレベルも上昇。すると、「フリージング特性」というスキルツリーを成長させていくことができます。
こちらでは敵全体に大ダメージを与えられる「バースト」、あるいは敵全体を行動不能状態にできる「フリージング」を習得でき、バトルでも大きな効力を発揮してくれこと間違いなしです!
バースト状態で画面を連打した分、追加ダメージを与えることが可能(画像左)
フリージングは敵も使ってくるので要注意!(画像右)
ここまでストーリー、キャラ、バトルシステムと、本作の魅力をお伝えしてきましたが、そのいずれにも共通しているのがセクシー要素。
と言うのも、いろんな場面でパンドラたちの服が弾け飛ぶんですよ……!
上写真はバトルで大ダメージを与えた時にでるカットインですが、なんとメイン画面のパンドラの頭を連打するだけでも服が破けちゃいます。
パンドラを連続タップしていると、やがて服が弾け飛びます。ユリアちゃんは白色……
原作もセクシー要素が満載ですので、この辺りをしっかり踏襲しているところに『フリージング』らしさを感じますね。特に意味もなくパンドラをタップして、服を弾け飛ばしてしまいそうになります。
以上、今回は『フリージング エクステンション』のプレイレポートをお届けしました。
筆者はアニメを視聴した上で本作を遊んでみたのですが、ストーリーモードではしっかりと原作の世界観を踏襲していたので、初めて作品にふれる方と従来からのファンの両方が楽しめる構成になっていると感じました。
ゲーム性もシンプルかつやり込み要素も豊富とオススメの一作。ただし、電車の中で遊ぶ際には周囲の目にご注意を(笑)。
『フリージング エクステンション』公式サイト:https://fzgex.jp
(C)CREEK & RIVER Co., Ltd.
(C)2011 林達永・金光鉉・アートリムメディア・キルタイムコミュニケーション/フリージング製作委員会