というわけで今回は、ゲームの悪役、それも任天堂に関連したタイトルに出てくる印象的な彼らを取り上げていきましょう。こうして並べてみると、やはり彼らには独特の魅力があるなあと思えますよ。
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◆悪役でありお父さんでもある「クッパ」
任天堂の悪役といえば、やはりクッパは外せないでしょう。『スーパーマリオブラザーズ』から登場したクッパはピーチ姫をさらうカメの悪人(?)。何度もしつこくマリオの邪魔をしているわけで、まさしく誰でも知っている悪役ですよね。
しかし悪役としてのキャリアが長すぎるせいか、時に彼は悪でなくなったりします。『スーパーマリオRPG』では仲間になりますし、クッパJr.を育てるお父さんとしての側面もありますし、一緒にテニスをしたりパーティーを楽しんだり……。単なる悪役ではないところが大きな魅力なのでしょう。
◆ワガママすぎるカービィのライバル(?)「デデデ大王」
クッパと同じような立場にあるのが『星のカービィ』シリーズに登場するデデデ大王でしょう。もともとは『星のカービィ』で食料を奪う悪役として登場しましたが、気づけばその威厳はどこかへと行ってしまい、いつの間にかカービィのライバル的なポジションに収まりました。
とはいえ、スピンオフタイトルではラスボスの立場になったりしますし、作品によっては敵に操られてカービィの前に立ちはだかることも。
◆『スマブラ』にも出演決定!「キングクルール」
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも参戦することが決定したキングクルールは、『スーパードンキーコング』シリーズの悪役です。こいつは前述のふたりより徹底した悪役で、バナナを盗むわゴリラを誘拐するわのやりたい放題の悪いやつです。
死んだフリをして襲いかかってきたり、ブラストマティック砲というとんでもない兵器を使ってきたり、まさしく悪役らしい悪役という存在でしょう。
◆サムスの宿敵「リドリー」
リドリーもまた『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦することになった悪役です。リドリーは『メトロイド』シリーズでサムスと戦うことになるボスキャラで、ドラゴンのような見た目もかなりインパクトがありますよね。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の参戦ムービーでは、尖った尻尾でマリオやロックマンを一撃で倒しており、こちらに敵意を向けてくる生物としての恐怖があります。宿敵とでも言うべき悪役でしょう。
◆もはや悪役ではないかも?「ワリオ」
確かにワリオはもはや悪役というイメージはないかもしれません。しかし彼がはじめて登場した『スーパーマリオランド2 6つの金貨』では、マリオの城を奪ってむちゃくちゃな世界にした悪いやつだったのです!
しかしワリオのすごいところは、そこからあっという間に軌道修正したところ。続編の『スーパーマリオランド3 ワリオランド』ですぐに主役になりましたし、『メイドインワリオ』シリーズのおかげで「汚いけどなんか憎めないやつ」というポジションに。変わり身の早さで生き残っているキャラですね。
◆本当は悪いやつじゃないんだけど……「たぬきち」
『どうぶつの森』シリーズはとても穏やかなゲームで、あからさまな悪役という存在はいないと言っていいでしょう(つねきちはあれですが……)。そんな中でプレイヤーから目の敵にされているのがたぬきちです。
たぬきちはいくつかのシリーズ作品で、半ば強引にプレイヤーに借金をさせるのです。その影響か印象がとにかく悪くなり、“腹黒で金に汚い、より現実的な悪役”というようなイメージがついてしまいました。もちろん彼がお金に厳しいのはきちんとした理由があるわけで、悪いやつではないのですが……。
◆世界を滅ぼすことが使命「ガノンドロフ」
一口にガノンドロフといってもその姿は時と場合によってさまざまです。人間の姿をしていることもありますし、なんだかよくわからない黒い物体なこともあり、とにかく勇者の前に立ちはだかる魔王や厄災がガノンドロフだと解釈していいでしょう。
ガノンドロフは間違いなく悪役ですが、『ゼルダの伝説 風のタクト』では複雑な心中が描かれますし、とにかくさまざまな作品でいろいろな姿で登場するため、とても味わい深い悪役になっています。
◆ただの寂しがりやのガキ「ポーキー」
『MOTHER2 ギーグの逆襲』と『MOTHER3』に登場するポーキーは、主人公の邪魔をしてくるいけ好かない豚のようなガキです。最初は単なる嫌味な隣人だったわけですが、次第にちょっかいがエスカレートし、とんでもないことになっていきます。
とはいえ彼も悪役になった理由は存分にあり、特に『MOTHER3』ではところどころで彼の気持ちが垣間見えます。しかしながらあまりにも許されざる行為をしすぎており、ポーキーは倒されるべき悪役としてそこに居続けるのです。
◆昔は仲良しだった?「タコワサ将軍」
タコワサ将軍は、『スプラトゥーン』および『スプラトゥーン2』のヒーローモードに登場する悪役。もともとこの世界ではイカとタコが地上を奪い合ってナワバリバトルを繰り広げており、それに敗北したタコは地上奪還を狙っていたのです。
そんなタコを率いるのがタコワサ将軍。DJとしても有名で、ワサビをおろしながらイカたちの前に立ちはだかります。しかし『スプラトゥーン2』ではかつてのように一部のイカとタコが仲良くなっているわけで、今後の彼は悪役ポジションから外れるのかもしれません。
◆なんだかとってもいい感じ!「ロケット団」
「ゲームというよりアニメの悪役では?」と思うかもしれませんが、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ/Let's Go! イーブイ』にもロケット団が登場するので、彼らもゲームの悪役といえるでしょう。
もともとアニメのオリジナルキャラとして登場したムサシとコジロウ、そしてニャースですが、さまざまなエピソードが描かれているだけあって彼らは単なる悪役ではありません。劇場版も併せて見れば、ロケット団に対する好感度はうなぎのぼりになることでしょう。