2017年3月3日に発売された、任天堂の新たなゲームハード「ニンテンドースイッチ」。大画面で楽しめる据え置き機でありながら、携帯して遊ぶこともできるなど、様々なプレイスタイルに対応する幅広さも魅力のひとつです。


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を始めとする魅力的なラインナップもユーザーの心をくすぐり、2017年4月1日~2018年3月31日の期間に1,505万台を販売。また、2018年4月~9月だけでも507万台を売り上げており、その好調ぶりは発売から1年半経った今も変わりません。

そして今月7日には、多くのユーザーが注目する人気作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP)がいよいよ登場します。既にスイッチを購入している方も熱い視線を送っていますが、『スマブラSP』をきっかけにスイッチデビューを果たす人も少なくないことと思います。

『スマブラSP』に合わせて本体を購入すると、同梱版となる「Nintendo Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALセット」でも、39,938円(税込)かかります。各店舗での値引きを考えても、それなりにまとまった額になるのは避けられません。

そこに、液晶を保護するフィルムなどのアクセサリーを足せば、購入の際に必要な金額は更に積み重なることに。もちろん、アクセサリー類は後々買い足すといった選択も悪くありませんが、実は一部のアクセサリーを手軽な価格で手に入れる手段があります。

その手段とは、100円均一ショップを利用すること。さすがに公式ライセンス商品ではないものの、スイッチ向けの商品も扱われています。価格は、もちろん108円(税込)。しっかりとした価格のものと比べると性能的に及ばない面もありますが、価格的な負担が小さいので、気軽に試せるのは大きな魅力のひとつでしょう。


急場凌ぎとして一時的に使うもよし。お試しとして導入するもよし。気に入ったらものが見つかったら、そのまま愛用するのもひとつの手でしょう。そんな、100円ショップで販売されているスイッチ向けアイテム4選を、こちらで紹介させていただきます。

なお、今回取り上げたアイテムは全て、100円ショップ「Can☆Do(キャンドゥ)」にて購入したものです。また、店舗によって取り扱っていない場合もあるので、ご注意ください。

◆「SWITCH クリア保護フィルム」

まずは、携帯ゲーム機やスマートデバイスなどですっかりお馴染みの画面保護フィルムです。スイッチは携帯して遊ぶこともできるため、持ち歩くことを考えると画面を保護しておきたいところ。カバンなどに入れて移動すると、思わぬ傷がつく可能性もあるので、画面保護フィルムの重要性は言うまでもないでしょう。

「キズに強い」「貼り易い」などの特徴が記載されていますが、なんと言っても一般的な保護フィルムと比べてかなりお安いのが嬉しいところ。保護フィルムは買って終わりではなく、自分で貼る必要もありますが、キレイに仕上げるのが意外と難しかったりします。それなりな価格の保護フィルムだと緊張しますが、こちらなら失敗しても108円。
精神的なプレッシャーはかなり少なめです。

使い続けるのもアリですが、もうちょっと高価なフィルムを本命として用意し、このフィルムで貼り方に慣れてから本番に挑むといった活用法もいいかもしれません。108円というお手軽さが、その用途を広げてくれます。

◆「SWITCH スティックカバー」

こちらは、Joy-Conのスティック部分に被せて使用する、シリコン性のゴムカバーです。使われているゴムは、指への引っかかりやすさが適度にあるため、滑りにくくなっています。また、このカバーはかなりの高さがあるので、この方が操作しやすいと感じる方も少なくないでしょう。

他のゲーム機のコントローラーと比べると、Joy-Conのスティック部分は短めになっています。これは携帯性を考慮してのことと思いますが、「もうちょっと高さがあるといいのに」と思っていた方は、このアイテムで補強してみてはいかがでしょうか。

ちょっと難点があるとすれば、操作している時に外れてしまわないよう、ややキツめのサイズになっているので、装着に少し手間取るかもしれません。変に力を入れすぎると、Joy-Conを痛めてしまう可能性もあるので、着ける時はどうか慎重に。

パッケージ派にお勧めしたいアイテムも! グリップ力が段違いになる一品も

◆「ゲームカードケース 7+2」

パッケージ派にとって、ゲームカードの管理は悩みどころ。パッケージにしまって置いておく場合もありますが、ハードとパッケージの保管場所が別々だと、ゲームカードの入れ替えも一苦労です。
また、スイッチを持って外出する時、遊ぶかもしれないカードをパッケージごと持ち歩くのはなかなか大変。ハードに挿しておけるのは1本だけなので、なんとかして複数のカードを手軽に持ち歩きたいものです。

そんな時に役立つのが、「ゲームカードケース 7+2」。スイッチのカードが最大で7枚収納できるだけでなく、microSDカードも2枚収納可能。持ち歩きに便利なのは言うまでもありませんが、家にいる時でも、本体の近くに「ゲームカードケース 7+2」を置いておけば、カードの入れ替えも実にスムーズ。108円なので、複数用意してジャンルごとに分けておくのも良さそうです。

実は3DSの時も、カードをまとめておけるケースをしばらく探していました。この時は幸い、任天堂のポイントサービス「クラブニンテンドー」にて、「ニンテンドー3DSカードケース18」をゲットすることができましたが、クラブニンテンドーは2015年9月に終了。新たなポイントサービスでは、今のところカードを収納できるケースがもらえる気配はなく、困っていたところをこのアイテムに助けられました。

◆個人的には一番嬉しかった!「SWITCH グリップカバー」

前述のスティックカバーは操作性を変えるためのアイテムでしたが、こちらの「SWITCH グリップカバー」は、グリップ力が向上するアイテムです。それぞれのJoy-Conに対応するため、こちらのカバーもふたつで一組。シリコンゴムでJoy-Conを薄く覆いますが、手のひらが当たる部分は大きく盛り上がっており、握ると確かな手応えが返ってきます。


プレイするゲームにもよりますが、Joy-Conを片手でプレイする場合もあります。Joy-Conだと、携帯性を高めるための薄さが仇となり、ついコントローラーを滑らせてしまう時も。ストラップがついているので落ちることはないものの、操作ミスでプレイに影響が出るのは避けたいところです。

この「SWITCH グリップカバー」を着けると握りやすさが向上するので、片手持ちの安心感が全然違います。また、本体にJoy-Conをセットして操作する携帯モードでもグリップ力が向上。さらに、このカバーを着けたまま本体をドッグに格納することもできます。

難点を上げるとすれば、こちらのカバーはJoy-Conにかぶせるような感じなので、きつく締め付ける部分などはありません。そのため、カバー部分に力が入ると、Joy-Conからスルッと抜けてしまうことも。カバーを着けた時も、Joy-Conをしっかりと握っておきましょう。

今回紹介したいずれのアイテムも、同様のものは存在します。そのため、機能面における唯一性はありませんが、いずれも108円なのは大きなアドバンテージと言えるでしょう。『スマブラSP』でスイッチデビューを迎えた方や、クリスマスプレゼントとして本体を買ってもらった人は、まずお手軽価格でアイテムを揃えてみて、そこから買い換えるなり愛用し続けるなり検討してみてはいかがでしょうか。
そして、スイッチライフを末永くお楽しみ下さい。

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