気づけば平成もあと少し。考えてみればこの30年間でゲームもかなり進歩し、新しいゲームがいろいろ遊べるようになりましたよね。
そしてもちろん、ゲームに出てくるキャラクターたちも変わっているのです。

今回は、「任天堂のキャラクターが今と昔でどのように変化したのか」という特集をお届けします。なお、「今」ではなるべく最新作、「昔」では必ずしも初出ではなく“そのキャラクターの印象が特に強い作品”をチョイスしています。

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◆マリオ
昔:『スーパーマリオブラザーズ』 今:『スーパーマリオ オデッセイ』
マリオは『ドンキーコング』で初登場したキャラクターです。制限のあるドット絵でわかりやすくするためにオーバーオールを着ており、今でもそれがトレードマークになっています。

グラフィックがより高品質になった現在でもそれは変わらないものの、『スーパーマリオ オデッセイ』ではいろいろな衣装を着たりできるようになりました。技術の進歩がマリオをおしゃれにしたのです。

◆クッパ
昔:『スーパーマリオブラザーズ』 今:『スーパーマリオ オデッセイ』
マリオのライバルであるクッパは『スーパーマリオブラザーズ』が初登場。昔はより“カメ感”が強く、ハンマーを頭から投げてくるようなヤツでした。しかし最近ではオシャレもしますし、手をうまく使って戦うのも当たり前に。“カメ感”がなくなってよかったですね。

◆ピーチ
昔:『スーパーマリオブラザーズ』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
ピーチ姫も『スーパーマリオブラザーズ』で登場したお姫様です。
しかし昔のピーチ、ファミコンのドット絵なので仕方がないですが、これも見てもあまりカワイイとは思わないかもしれませんね……。今ではすっかりキュートになりました。

◆ルイージ
昔:『スーパーマリオUSA』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
ルイージは最初こそマリオの色違いでしかありませんでしたが、『スーパーマリオブラザーズ2』から性能が差別化され、『スーパーマリオUSA』のころにはすっかり長身・緑色・ジャンプ力が高いという設定が定番になりました。

そこからさらにいろいろなタイトルが展開され、今では“ちょっと頼りない弟”というイメージが完成しました。どちらかといえば、昔より弱々しくなったキャラクターなのかもしれませんね。

◆デイジー
昔:『スーパーマリオランド』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
デイジーは『スーパーマリオランド』のお姫様だったわけですが、正直その後はほとんど出番がなかったのです。しかし『マリオオープンゴルフ』や『マリオテニス』シリーズなどのスピンオフ作品で出演し続け、今では『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のファイターになっています。

昔のデイジーは……、ドット絵だとまったく面影がないですね。もはや完全に別人かも(説明書のイラストなどを見ると昔から容姿はだいたい同じなのですが)。

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◆キノピオ
昔:『スーパーマリオブラザーズ』 今:『進め!キノピオ隊長』
ピーチやデイジーは実物(?)とドット絵がだいぶかけ離れていましたが、キノピオは昔からそこまで変わりないかもしれません。『スーパーマリオUSA』などでプレイアブルキャラクターになり、今では『進め!キノピオ隊長』などで主役を務める立場になりました。

◆カービィ
昔:『星のカービィ』パッケージ 今:『星のカービィ スターアライズ』
「君、本当にあの時のカービィ?」と言いたくなってしまうほど顔が変わったのがカービィです。
最初は顔のパーツが中央に寄りまくっていましたが、今では目も大きくなりすっかりかわいらしく……。もはや別人(別ぽよ)と言いたくなるくらい変わりました。

◆リンク
昔:『ゼルダの伝説』 今:『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』
『ゼルダの伝説』シリーズのリンクは作品によって容姿が変わる(別人であることが多い)ため、単純に昔と今を比較しても仕方がないかもしれません。とはいえ、ドット絵のかわいらしい姿と見比べるとずいぶんカッコよくなりましたよね。

◆ピカチュウ
昔:『ポケットモンスター緑』 今:『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ』
カービィと同じくらい別人(別ポケモン)になったキャラクターといえば、ピカチュウではないでしょうか。昔はずんぐりむっくりなねずみらしかったのですが、今ではだいぶスマート、さらに可愛くなりました。かつては声も電子音だったわけですが、今はゲームも大谷育江さんのボイスに。マスコット系キャラクターほど変化が激しいのかもしれません。

◆サムス
昔:『メトロイド』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
『メトロイド』シリーズの主人公であるサムス・アランは技術の進歩が理解しやすい見た目をしているのではないでしょうか。なんといってもパワードスーツの細部まで表現されているのでめちゃくちゃクール! 音響技術も向上しているので、ビーム音なんかも昔と今ではぜんぜん違いますね。

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◆サムス(中身)
昔:『メトロイド』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
『メトロイド』は素早くクリアするとサムスの中身が見られるというのが特徴のひとつだったわけですが、おそらく今の子供たちが昔のサムスを見せられたらガックリするのではないでしょうか。セクシーなことは確かなものの、顔がドット3つで表現されてますからね……。


しかし今の子供たちは幸福です。なぜなら『大乱闘スマッシュブラザーズ』では最新技術で表現されたゼロスーツ姿のサムスがいるのですから……。

◆ヨッシー
昔:『スーパーマリオワールド』 今:『ヨッシークラフトワールド』
クッパも時代が進むにつれて怪獣から人間に近くなっていきましたが、ヨッシーもそれと同じかもしれません。『スーパーマリオワールド』ではいかにも“単なる乗り物”というデザインでしたが、今では指までしっかり描かれています。さらにマスコットキャラクター寄りなのか、だいぶあざとくなりました。

◆ドンキーコング
昔:『スーパードンキーコング』 今:『ドンキーコング トロピカルフリーズ』
『ドンキーコング』に出てくるドンキーコングは現在のクランキーコング(先代)なので、今のドンキーコングの昔Verは『スーパードンキーコング』に出てくるドンキーコングとなります。ややこしいですね。

それにしても現在のドンキーコングは毛まで丁寧に表現されていて驚きますね。『スーパードンキーコング』のころも3Dグラフィックを採用しており当時としてはかなりの出来栄えだったのですが、並べると驚かされます。

◆アイスクライマー
昔:『アイスクライマー』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
アイスクライマーも進歩した部分が非常にわかりやすくなっています。あたたかそうな衣服がきちんと表現されていますし、ポポとナナの髪型が違うことも明らか。モコモコ感がぜんぜん違いますよね。


◆ネス
昔:『MOTHER2 ギーグの逆襲』 今:『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』
『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公であるネスは、昔と今、どちらも違う雰囲気があっていいですね。ドット絵のころも雰囲気はしっかり伝わってきますし、『スマブラ』のネスはどのように戦っているかものすごく明確でよりカッコいい感じになっています。

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