E3の開催にあわせ、ついに『ファイナルファンタジー7 リメイク(FINAL FANTASY VII REMAKE)』の発売日が2020年3月3日になることが明らかになりました。長い間待っているファンも多いであろうこのゲーム、発売日が発表されただけでも大ニュースですよね。


発表にあわせて公開された映像は以前のものより製品版に近づいているようで、これまで確認できなかった部分がいろいろとわかるようになっています。今回はその中から7つの要素に注目してみましょう。

◆敵キャラはかなり原作準拠っぽい
今回の映像では複数の敵キャラクターを確認できるのですが、そのどれもが原作で見たことのあるやつらになっています。たとえば青い服装と大きな爪が特徴の戦闘員、エネルギーを溜めて射撃を行ってくるファーストレイなど、きちんと再現されていることがわかるのです。

原作ではちょっとレトロな雰囲気があるスイーパーという敵キャラも、リメイクではしっかりカッコよくなっています。原作と敵キャラを比較するだけでもかなり楽しめそう。
ヘルハウスや雪女がどうなるかも気になりますね。

◆空中に浮いている敵と戦う時は大ジャンプ!
FF7』の戦闘では敵キャラとの高低差という概念はほとんどなかったのですが、ここまでリアルになるとモノドライブのような敵は空を飛んでいるのがふつうになります。はたしてクラウドはどう戦うのかと思いきや、大きくジャンプして攻撃しているところが確認できました。

こうなるとバトル中のアクションもかなり派手なものになりそう。巨大な各種ウェポンと戦う時にどんなことになるのか、期待が高まります。

◆バトルはアクションでありつつもATBゲージがある
以前の映像と異なり、今回はバトルで表示されているゲージに名称がついています。
HPとMP、そしてリミット技を出すために必要なLimitはすぐにわかりますが、気になるのはATBというものです。

そもそも『FF7 リメイク』では、通常攻撃などはボタンを押すことで発生させる形になっているため、つまりほとんどアクションゲームに近い形になっているようなのです。しかし一方で原作のゲームシステムの名を持ったATBというゲージもあるわけで……。特殊なコマンドを行う際に使うゲージなどと推測できますが、いずれにせよ続報待ちの気になるポイントです。

◆クラウドはパニッシャーモード、バレットはオーバーチャージがある
コマンドの中には特殊なものがあり、今回の映像ではクラウドに「パニッシャーモード」、バレットには「オーバーチャージ」なるものがあるとわかります。

以前の映像でも特殊なコマンドと思しきものがあり、それの名称がいろいろと変化しているようです。
これも具体的にどんなことになるのかは不明ですが、新要素と考えていいのかもしれません。

◆大きな敵キャラには部位の概念があるらしい
クラウドがガードスコーピオンと戦っている際、横に移動するとターゲット表示も切り替わるというシーンが確認できました。つまりこれは敵キャラに部位の概念があるということですね。

それこそ『FF15』のように部位破壊をすることでバトルを有利に進めることができたり、あるいはアイテムを落とすなんてことになるのかも。バトルシステムはかなり奥深くなっていそうですね。

◆新しく確認できたキャラクターについて
トレーラーの序盤では、プレジデント神羅(ルーファウスの父親)とハイデッカーらしき人物の姿を確認できます。
ガハハと笑うあのハイデッカーも、リメイクでこうして描き直されると非常にカッコいいおじさまという雰囲気になっていますね。

原作となる『FF7』はコミカルなシーンもかなり多く、ハイデッカーも笑える要素を担うひとりです。リメイクでは雰囲気がガラッと変わっているのも注目すべきポイントでしょう。

◆エアリスとクラウドの出会いのシーンが変わる?
今回の映像で最も気になるのは、エアリスがクラウドに助けを求めるシーン。状況から察するに出会いの場面だと思われますが、その後ふたりの周囲に黒い影のようなものが現れるのです。

これはおそらくリメイクで追加されたシーンなのでしょう。
この黒い影は原作に出てきた黒マントの男に似ているため、ジェノバになんらかの関係がある存在なのかもしれません。

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