VRアクティビティを体験できる“アニメとゲームに入る場所”「MAZARIA」が7月12日より、池袋・サンシャインシティ(ワールドインポート マートビル 3 階)にてオープン。先立って開催されたプレス向け内覧会で、最新技術を駆使したVRアクティビティを体験したのでご紹介します。


同テーマパークはアニメやゲームのキャラクターたちと現実世界の人間の世界をつなぐ狭間の世界という設定。施設内を4 つのコンセプトエリアに分け、アニメやゲームの中に自身が入り込むような没入感をアクティビティ体験中だけでなく、内装やBGMなど空間全体で演出します。スタッフすらも担当するアクティビティの住人になりきってくれます。

「VRって本当に没入できるものなの?」。そう思っていた時期が筆者にもありました。実際、全てのアクティビティを体験できるパスポート代(大人価格が4,500円 ※11月4日までオープン記念価格4,200円)を払うなら、遊園地に行ったほうが良いのではないかと思っていました。そして、他の記者がアクティビティを体験して興奮の声を上げるのを聞いても半信半疑でした。

実際に現時点ではVRへの期待はあれど、「技術面でエンターテイメントとしては不十分ではないか?」という筆者と同じ思いの人はいるかと思います。それだけ、VRの最新技術がどこまですごいのか知る機会はなかなかないからです。結論から言いますと、「一度体験しないとこの面白さは分からない」でした。

■ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール

VRによる没入感を確かめるならば、ホラーが一番分かりやすいと思って体験したアクティビティ。ゾンビ感染が広がった街から救助隊のヴァネッサと一緒に脱出します。


感染しないためには「触れられないこと」が重要です。ヴァネッサが車を運転し、プレイヤーは協力し合って銃でゾンビを撃退していきます。1人だけでも、友達と一緒でも楽しめます。

用意された車に乗ってゴーグルを付け、リモコン型コントローラーを持った瞬間、360度ゾンビに囲まれる世界へ没入しました。映像と現実の振動がリンクして、まるで本当に車に乗っているかのようで、ゾンビがいつ現れるか分からないリアリティーある演出。突然現れて襲いかかかるゾンビに反射的に仰け反るほどでした。悲鳴を上げるのを必死に抑えてしまいました。

■エヴァンゲリオン VR THE 魂の座:暴走

エヴァンゲリオンを操縦して押し寄せる使徒を撃退するアクティビティ。エントリープラグに乗って「LCLの湯」に浸かって神経接続される演出がファンのテンションを上げてくれます。正規パイロットと連絡がつかない状況下、プレイヤーが抜擢されると言う設定。

「人出不足だから仕方がない」と言う赤木リツコさんに、「無茶言うなぁ」と思いつつも、まるで本当にエヴァンゲリオンを操縦しているかのような体感でした。

ここからは、残念ながら時間が足りずに体験できなかったものの、目玉となるアクティビティを紹介します。
各アクティビティの待ち時間は会場内に設置されているモニターでいつでも確認可能です。

一つ一つの体験が濃密で、現実の遊園地では味わえない無数の世界に入り込める感覚は唯一無二。体験を友人や家族と共有できるのが楽しくて、リピーターが続出しそうな手応えを感じました。

■始まりの部屋
入場する時からアニメとゲームの世界観に入り込める、様々なゲームのキャラクターが四方のスクリーンに浮かび上がって出迎えてくれます。

■アスレチック VRPACMAN CHALLENGE

最新の VR デバイス「Oculus Quest」を使い、 プレイヤーがパックマンになって、ゴーストから逃げながらクッキーを集めてラウンドクリアを目指すアクティビティ。

本作のオフィシャルテーマ曲は、“東洋のテクノ・ゴッド”Ken Ishiiさん描き下ろし楽曲 「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)で音楽面から盛り上げてくれます。

ちなみに、Ken Ishiiさん描き下ろしの、「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)が流れるカルーセルもあります。

■太鼓の達人 VRだドン!

同日最も人気を集めたアクティビティ。プレイする記者たちが「すごい!」と歓声を上げていました。太鼓の達人の世界に入り込んで、目の前に迫ってくる大音符を叩いていきます。

■極限度胸試し 高所恐怖 SHOW

一歩踏み外せば落下する緊張感を味わえるアクティビティ。細い木の板を渡るだけでも必死なのに、猫が反対側からやってくるという極限状況下に置かれます。


■プロジェクションマッピング
来場者が手をかざすと剣が現れる『ドラゴンクエスト』や、映像となって映り込める4人までバトルが可能なパックマンなども用意。

■コラボフードやグッズ
施設の世界観をより楽しめる軽食や、オリジナルグッズを販売する、飲食物販エリアもあり。

次ページ:アクティビティ一覧を紹介!

■アクティビティ一覧

・パックマンゴーラウンド(身長制限105センチ、105センチ未満は中学生以上の付き添いが必要)

FESTIVAL ZONE
みんなでワイワイ楽しむ ZONE。全身を使ってアニメやゲームの世界を体感。

・アスレチック VRPACMAN CHALLENGE(対象年齢13歳以上、120センチ以上の体験者必須)
・巨大風船爆発ルーム パニックキューブ (小学生以上、13歳未満はイヤーマフ装着必須、140cm以上の体験者必須)
・太鼓の達人 VR だドン! (対象年齢7歳以上)
・マリオカート アーケードグランプリ VR (対象年齢13歳以上)

ADVENTURE ZONE
大自然やフィールドの広い空間で楽しむアクティビティに挑戦。

・急滑降体感機 スキーロデオ(対象年齢7歳以上、身長制限140センチ)
・極限度胸試し ハネチャリ(対象年齢7歳以上、身長制限150センチ)
・釣り VR GIJIESTA(対象年齢7歳以上)

・ドラゴンクエスト VR(13歳以上の体験者必須、身長制限120センチ)
・VR-AT シミュレーター 装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎(対象年齢7歳以上、身長制限140センチ)
・冒険川下り VR ラピッドリバー(対象年齢7歳以上)

PANIC ZONE
絶叫必至!さまざまな試練に焦らず冷静に立ち向かえ!

・恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル (対象年齢13歳以上)
・極限度胸試し 高所恐怖 SHOW (対象年齢7歳以上)
・ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール(対象年齢13歳以上)
・ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)(対象年齢13歳以上)

SF ZONE
アニメや映画で憧れたメンバーの一員になれる。

・エヴァンゲリオン VR THE 魂の座:暴走 (対象年齢7歳以上)
・ガンダム VR ダイバ強襲 ガンダムユニコーン VR 激突・ダイバ上空 (対象年齢7歳以上)

・ゴジラ VR (対象年齢7歳以上)

・大量破壊 VR シューティング ギャラガフィーバー (対象年齢7歳以上)

・みんなのGOLF VR(12歳以上)

<施設概要>

店舗名:アニメとゲームに入る場所 MAZARIA
住所:東京都豊島区東池袋 3 丁目-1サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 3 階

※館内中央の階段を使って、MAZARIA とナンジャタウンの行き来が可能です。
※運営状況に応じて、MAZARIA とナンジャタウンは、入場制限をする場合があります。
※ナンジャタウンのアトラクションをご利用の場合は、別途料金が必要です。

一日遊び放題!フリーパスチケットを導入
MAZARIA の世界観を存分に体験できる「MAZARIA パスポート」あり。 施設オープンを記念し、11月4日まで割引価格で販売。

・大人 MAZARIA パスポート(13 歳以上)
4,500 円(オープン記念価格4,200 円)

・子ども MAZARIA パスポート(7 歳~12 歳)
2,900 円(オープン記念価格2,700 円)

・ドラゴンクエスト VR
3,200 円

・アスレチック VRPAC-MAN CHALLENGE
2,000 円(パスポート購入の場合、500 円)

※ドラゴンクエストVR、アスレチックVR PAC-MANCHALLENGEは、パスポートでは体験できません。
別途専用チケットが必要です。

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