ユニットに個性や成長要素を持たせ、一度倒れた仲間は戻ってこないシビアなゲームバランスが絶妙な緊張感を生み出した『ファイアーエムブレム』シリーズ。シミュレーションRPGの草分け的存在として注目を集め、今なお高い人気を博しています。


そんな名シリーズの最新作『ファイアーエムブレム 風花雪月』が、本日7月26日に発売されました。シリーズ作としては、『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』から数えて約2年3ヶ月ぶり。そして、据え置き機向けのシリーズ作としては、12年ぶりとなります。

久しぶりにTV画面に帰ってきたシリーズ最新作だけに、いち早く購入してプレイしたい、と思う方が多いことでしょう。しかし本作は、通常版やダウンロード版のほかに、様々なアイテムが同梱された「Fodlan Collection(フォドラコレクション)」があります。どれを購入するか、なかなか悩ましい問題です。

そこで今回は、この「Fodlan Collection」の開封レポートを直接お届け。これから『風花雪月』を購入する皆様がどのバージョンにするか、その判断材料のひとつにしてみてください。

「Fodlan Collection」のサイズはなかなか大きめ。一緒に購入したDLCのダウンロードカードが小さく見えます。

「Fodlan Collection」の背面はこのような感じに。

蓋を外すと、サウンドトラックCD(左)とスチールブック(右)が鎮座。
このまま飾っておきたい気持ちにも駆られます。

スチールブックは、背表紙にもイラストが繋がっており、全体的に荘厳な雰囲気を感じます。

思わず息を飲んでしまうような静謐さが、ここに。

スチールブックの内側にも見事なイラストが! 隙のないデザインで、実に尊い・・・

サウンドトラックCDとパッケージを並べてみました。パッケージよりも一回り大きいサントラ。

サントラを開くと、左側に収録曲の一覧が。CDはこのような形で収納されています。

内箱を外すと、その下にはオリジナルアートブックが。

ちなみに箱の側面には、ドット調にデフォルメされたキャラキターたちが並んでいます。可愛い!

このアートブックは、表紙・裏表紙含めて、136pものボリューム。

厚さをパッケージと比較。流石にパッケージよりは薄めですが、それでも相当の厚みです。


そしてアートブックを開くと、早速こんなシーンが! 初っ端から濃厚です。

アートブックは、各キャラクターのイラストやラフ絵、設定の覚え書きなどが大半を占めています。そのほかには、武器のイラストやイメージアートなども収録。
アートブックに直接的なネタバレはなさそうですが、かなり幅広いキャラの資料が収録されているので、じっくり読むのはある程度プレイを進めた後の方がいいかもしれません。サントラは、ゲーム内で初めて聞くもよし、先に音楽の予習を済ませておくのもまたよしでしょう。スチールブックは、思わず眺めてしまう出来映え。パッケージとは別に飾っておくのもアリです。

奇をてらう部分がなく、ひとつひとつのアイテムがしっかりとしている印象を受ける「Fodlan Collection」。価格も上がってしまうので最終的には懐との相談になりますが、買えるチャンスがある内に手に入れておくのもひとつの手です。『風花雪月』をじっくりと遊ぶ予定の方は、「Fodlan Collection」にするかどうか、一考してみてはいかがですか。

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